歴代最強シンガー:マーク・ボールズを呼び戻し、特別ツアーを実施した1996年のイングヴェイ・マルムスティーン。その現場を極上体験できる衝撃マスターが2本同時発掘!当店独自ルートで発掘されたイングヴェイの新マスターが3作同時リリースとなりますが、マークが歌う“INSPIRATION Tour”の記録は2本。本作はその第二弾「1996年11月26日ティルブルフ公演(オランダ)」の超絶級オーディエンス録音です。1996年のイングヴェイと言えば、“INSPIRATION Tour”だけでなく、コージー・パウエルとの共演が実現した『THE FENDER 50TH ANNIVERSARY CONCERT』も思い出深いところ。その辺の状況を整理する意味でも、まずは当時のスケジュールを振り返ってショウのポジションを確認しておきましょう。・8月5日ー11日:南米(6公演)・8月16日:オールド・ブリッジ公演・9月14日ー10月7日:北米#1(5公演)《9月20日(日)/10月14日(米)『INSPIRATION』発売》・11月2日ー7日:日本(5公演)・11月10日ー28日:欧州(16公演)←★ココ★・11月29日:ロンドン公演・11月30日:フェンダー50周年コンサート出演・12月4日ー6日:英国(3公演)・12月23日ー26日:アジア(4公演)これが1996年のイングヴェイ・マルムスティーン。アルバム『INSPIRATION』発売後は日本/ヨーロッパを巡ったわけですが、欧州では「北欧→中欧→英国」の順でサーキット。“フェンダー50周年コンサート”は英国ツアーの最中に単発で出演したものでした。それに対し、本作のティルブルフ公演はその前の大陸ヨーロッパ編。同時リリースの『MALMO 1996』は初日公演でしたが、本作は14公演目のコンサートでした。そんなショウで記録された本作は、これまた衝撃の超・極上級。『MALMO 1996』と同じ録音家かどうかは伝わっておりませんが、同じ独自ルートでもたらされた新発掘マスターであり、サウンドも甲乙付けがたい「まるでサウンドボード」タイプです。ただ、その個性は若干異なる。サウンドボードに喩えますと『MALMO 1996』は「卓直結タイプ」といいますか、芯が丸出しで無骨なサウンドでした。それに対し、本作は「FM放送タイプ」とでも言えば良いでしょうか。ダイレクト感や極太感は五分ながら、ごく微量なホール鳴りがアンサンブルをコーティング。クリアさを損なう事は一切ないものの、全体のバランスを整えて1音1音に艶を与えている。これはもう「どちらが上か」ではなく「どういう好みか」の違い。サウンドボードで流出タイプを好むか、放送原盤起こしを求めるかのような感覚なのです。姉妹作と似て非なるのはサウンドの個性だけでなく、ショウの内容も然り。わずか2週間後ではありますが、セットも微妙に変化しているのです。ここで比較しながら整理しておきましょう。オリジナル(9曲)・ライジング・フォース:Icarus' Dream Suite Op.4/Far Beyond the Sun/Black Star・トリロジー:Liar/Queen in Love/You Don't Remember, I'll Never Forget・その他:I'll See the Light Tonight/Never Die(★)/Rising Force カバー(7曲)・リッチー・ブラックモア:Child in Time/Pictures of Home/Gates of Babylon・その他:The Sails of Charon(SCORPIONS)/In the Dead of Night(U.K.)/Red House(ジミ・ヘンドリックス)/Carry On Wayward Son(KANSAS)※注:「★」印は同時リリースの姉妹作『MALMO 1996』で聴けない曲。……と、このようになっています。『MALMO 1996』は日本から帰国直後の一発目だったために来日公演と酷似していましたが、本作ではカバーが減り、「Never Die」がセットインしている。イングヴェイ自身が歌う「Manic Depression」も悪くはないのですが、せっかくマークがいるのですから1曲でも多く彼の歌声が聴きたい。しかも、それが『THE SEVENTH SIGN』の名曲となれば、なおのことです。『THE SEVENTH SIGN』はイングヴェイの作品群でも特に曲が良いことで知られる大名盤ですが、「だからこそマークの歌で聴きたかった」というファンの声も根強い。本作は、そんな夢の一端を超絶級サウンドで叶えてくれるのです。それにしても、揃いも揃ってもの凄い姉妹録音が飛び出してきたものです。卓直結サウンドボードに匹敵する密着感で母国の現場を体感できる『MALMO 1996』と、FM放送ばりに整ったサウンドで「Never Die」まで味わえる本作。まさに甲乙付けがたく、どうせなら両方まるっと味わって頂きたい絶世の美姉妹ライヴアルバムです。「マークが歌う公式ライヴアルバム」はファンの永遠の夢でしたが、これからは本作がその役を務めてくれる。それほどの超名盤。「1996年11月26日ティルブルフ公演(オランダ)」の超絶級オーディエンス録音。極太な芯がゼロ距離感覚で迫り、セパレート感も絶大。極々うっすらとしたホール鳴りがFM放送のようにアンサンブル整えているオフィシャル級の超極上サウンドです。レアなカバーが盛りだくさんな上、日本公演では聴けなかったマーク・ボールズ版「Never Die」まで楽しめる。ファン永遠の夢「マークが歌う公式ライヴアルバム」の代わりを務めてくれる衝撃の新名盤です。 Live at Noorderligt, Tilburg, Netherlands 26th November 1996 ULTIMATE SOUND(from Original Masters)★初登場・超高音質 Disc 1 (57:56) 1. Intro 2. Liar 3. The Sails of Charon 4. Queen in Love 5. In the Dead of Night 6. Child in Time 7. Pictures of Home 8. Keyboard Solo 9. Icarus' Dream Suite Op.4 10. Far Beyond the Sun 11. Guitar Solo 12. Red House Disc 2 (59:06) 1. Guitar Solo incl. Badinerie 2. You Don't Remember, I'll Never Forget 3. Drum Solo 4. Never Die ★ 5. Band Introductions 6. Gates of Babylon 7. I'll See the Light Tonight 8. Black Star 9. Carry On Wayward Son 10. Rising Force Yngwie Malmsteen - Guitar Mark Boals - Vocals Mats Olausson - Keyboards Barry Dunaway - Bass Tommy Aldridge - Drums