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Allman Brothers Band Eat a Peach Original US Mobile Fidelity Sound Lab

人気の“モービル・フィディリティ”のCD復刻シリーズ。その最新弾がリリース決定です。アナログ・マスター専門メーカーの“モービル・フィデリティ・サウンド・ラボ(MFSL)”と言えば、世界のオーディオ・マニア達が絶大な支持を寄せる信頼のブランド。音の匠が情熱の限りを込め、大名盤の数々をマスター・テープからデジタル化していきました。そんなシリーズの中で、本作に収められているのは1988年にリリースされたCD『UDCD 513』。亡きデュアン・オールマンへ捧げられた追悼盤でもあった名作『EAT A PEACH』です。【マスターテープ・サウンドを最重視したモービル・フィディリティ】アナログ作品のCD化が最盛期を迎えた90年代には高音質CDが数多く登場しましたが、その中でもMFSLは別格でした。他の高音質CDは新技術によって圧縮の違和感を減らしたり、素材で読み取りエラーを減らしたりといった「デジタル劣化を抑える」発想のもの。それに対してMFSLのポリシーは「マスターテープに刻まれた音を忠実に再現し、余分なものを足したりしないこと」。磁気テープから音を引き出す段階にも目を向けた独自の“ハーフスピードマスタリング”技術を開発するなど、“アナログ録音された音そのもの”を最重視にしているのです。そんなMFSLは1987年からレコード会社からオリジナルのマスターテープを借り受け、数々の名盤を1本1本緻密にデジタル化。マスターテープの音をCDに移し替えていく“Ultradisc”シリーズをリリースして行きました。現在はSACDやLPの分野にも進出していますが、本作は80年代の黎明期にCD化していたというのもポイント。磁気テープのマスターは経年劣化に弱く、時間が経てば立つほど録音当時の音が失われていく。テープが歪んだり張り付いたりといったケースもありますが、たとえ精密に保管されていたとしても磁気の消失までは防げない。現在では、マスターテープそのものより物理的な溝で記録するLPの方が音が良かった……などという事態も起こりつつあるのです。その点においても“Ultradisc”シリーズは偉業だった。CDの普及期にあった80年代から始められており、高音質を謳う新技術CDの登場よりも早くにマスターテープの音をデジタルに残したのです。【スタジオもライヴもスーパー・ナチュラルな『EAT A PEACH』】そうして“録音から16年”時点のマスター・サウンドを伝えてくれるのが、本作の『EAT A PEACH』。MFSLコレクションでも極初期にあたる1988年に制作されており、まだ「Ultradisc II」ではなく「Ultradisc」シリーズでのデジタル化でした。それほどの初期ということもあって、マスター鮮度は本当に瑞々しい。楽器1つひとつに存在感が感じられ、それこそ弦1本1本や皮の振動まで肌感覚なのです。しかも、その存在感が極めてナチュラル。後年のデジタル・リマスターはラウドネスウォーというほど酷くはないものの、やはり音圧稼ぎの迫力押しサウンドに仕上げられている。ビートも一発一発の打音ピークだけが妙に飛び出していてゴツゴツしていますし、ギターやベースも他の楽器を押しのけるように前へ前へとやたらと主張が激しい。それがパッと聴くと鮮やかにも感じられるのですが、よくよく聴き込むと非常に不自然なのです。分かりやすい所で言えば「Melissa」のイントロ。軽やかにアコギをかき鳴らし、そこにバンドが入っていく。これがデジリマ盤だとカッティングの出音だけが妙に強烈で、まるで力いっぱいガシガシとムキになって弾いているように聞こえてしまうのです。これはライヴでも同じ。例えば「One Way Out」のイントロではエレキのリフとシンバル・ワークが絡み合って軽快な呼吸感を生み出していく。ところが、デジリマ盤ではエレキとドラムが互いを押しのけるようにぶつかり合い、まるで喧嘩です。なんだかデジリマ盤の文句ばかり並べてしまいましたが、これを裏返すと本作の美点になる。デジリマ盤では改変されまくっていたアンサンブルも、本作ではバンドが鳴らしている本来のバランス通り。互いの音を聴き、そこに寄り添って全体を組み上げていく呼吸感。そのアイコンタクトまで感じられるほどナチュラルなのです。そして、肝心なのは鮮やかさも犠牲にはなっていない事。デジリマ盤のように豪快な凸凹でメリハリを演出するのではなく、ただひたすらディテールの解像度を上げることで微細部まで鮮明に描いていく。視覚的に喩えますと、デジルマ盤はクレヨンで塗り潰したようなビビッド感で、本作は度の合ったメガネで世界を見たような鮮明さ。もちろん、どちらがナチュラルで本当の美しさを伝えているのかは自明でしょう。“モービル・フィディリティ”によるCDだからこそ現代まで保持し得た大名盤のマスター・サウンドです。本作の25年後にはMFSLからSACD化も実現しましたが、本作はCDメディアで望みうる最上のサウンドが封じられているのです。今になって現物を手に入れようと思っても、元々が少数限定生産なために困難。その美麗サウンドを1人でも多くの方に触れていただくためのリリース。高音質CDレーベル「モービル・フィディリティ」盤の『イート・ア・ピーチ』がリリース。ライヴ録音もスタジオ録音もマスター・テープそのもののサウンドで甦るCD史上最高盤です。 Taken from the original US Mobile Fidelity Sound Lab CD(UDCD 513) from Mobile Fidelity Sound Lab "Original Master Recording" Collection 1. Ain't Wastin' Time No More 2. Les Brers In A Minor 3. Melissa 4. Mountain Jam 5. One Way Out 6. Trouble No More 7. Stand Back 8. Blue Sky 9. Little Martha

Allman Brothers Band Eat a Peach Original US Mobile Fidelity Sound Lab

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