全世界のコレクターを震撼させている“CREATURES OF THE NIGHT Tour”の新発掘サウンドボード事件。さらなる超絶サウンドボード・アルバムが2タイトル同時リリース決定です!本作は、2種同時リリースの第二弾。「1983年2月11日パイン・ブラッフ公演」と「3月10日ヒューストン公演」の超強力サウンドボード録音をカップリングした2枚組です。先週の3連発と合わせて合計5作のサウンドボード・アルバムが発掘されたわけですが、これまでの4作はすべて「1公演=2枚組」仕様だったのに対し、本作は短めの「1公演=1枚物」を2つセットしているわけです。では、本作の2公演はどんなポジションにあたるのか。3作と併せ、当時のスケジュールで俯瞰してみましょう。1982年・12月29日:ビスマーク公演(ヴィニー初演)*12月30日『SIOUX CITY 1982 SOUNDBOARD』*12月31日『ROCKFORD 1982 SOUNDBOARD』1983年・1月1日ー13日(北米8公演)*1月14日『TORONTO 1983 SOUNDBOARD』・1月15日ー2月4日(北米14公演)*2月11日:パイン・ブラッフ公演 ←★本作DISC 1★・2月14日ー3月9日(北米12公演)*3月10日:ヒューストン公演 ←★本作DISC 2★・3月12日ー21日(北米6公演)*3月23日『EL PASO 1983 SOUNDBOARD』・3月26日ー4月3日(北米5公演)・6月18日ー25日:南米(南米3公演)※注:「*」印が今回サウンドボードが新発掘されたライヴ。これが今回発掘された6種・5タイトルのサウンドボード録音。本作の2公演は『TORONTO 1983 SOUNDBOARD』と『EL PASO 1983 SOUNDBOARD』の合間を繋ぐようなポジションでした。そんな2公演から発掘された本作は、他4作品と同様に超強力サウンドボード。ミックス卓直結系で無加工な生演奏が芯も丸出しに脳みそに流し込まれるのです。もっとも、その強力サウンドの反面、残念ながら収録面では不完全。ショウ全曲でないばかりか、何曲かカットインで始まったりもする(もちろん、本作ではそうしたカットの違和感もフェイドで整え、左右のステレオ感が崩れるパートも補整。音楽作品として極力自然に楽しめるように仕上げてあります)。そのため、本作は新発掘5タイトルの中でもオマケ的に思われそうなのですが、実のところ貴重度では逆にズバ抜けていたりもする。その意味をご説明する為にも、ここで収録内容もチェックしておきましょう CREATURES OF THE NIGHT(3曲・4テイク)・Creatures of the Night(*)/I Love It Loud(*)/I Still Love You 70年代クラシックス(11曲・17テイク)・KISS:Cold Gin(*)/Firehouse(*)/Black Diamond/Strutter・DESTROYER:Detroit Rock City(*)/God Of Thunder/King Of the Night Time World(★)・その他:Rock And Roll All Nite/Calling Dr. Love(*)/I Want You(*)/Love Gun ※注:「★」印はパイン・ブラッフ録音(Disc 1)だけの曲。「*」印はヒューストン録音(Disc 2)だけの曲。……と、このようになっています。ヒューストン録音(Disc 2)は飛び飛びながらショウの全景が分かるのに対し、パイン・ブラッフ録音(Disc 1)はショウの後半部だけを集中的に記録しています。そして、目玉なのは短いながらもパイン・ブラッフ録音(Disc 1)の方でして、何と「King of the Night Time World」を披露しているのです! KISS全史からすれば準定番曲と思われるかも知れませんが、実は“CREATURES OF THE NIGHT Tour”でこの曲を演奏したのは一度きり……と言いますか、ヴィニー・ヴィンセント時代でただ1回限り。もちろん、他5作でも聴けない激レアな生演奏を脳みそにド直結サウンドで流し込んでくれるのです。2022年になって突如爆発した“CREATURES OF THE NIGHT Tour”のサウンドボード発掘。ほぼフル収録の他4作品と違い、本作はややマニアックかも知れません。しかし、だからこそマニアは絶対不可避の2枚組でもある。歴史上一度きりの「ヴィニーが弾くKing Of the Night Time World」を味わえる唯一無二の超強力サウンドボード・アルバム。「1983年2月11日パイン・ブラッフ公演」と「3月10日ヒューストン公演」の超強力サウンドボード録音をカップリングした2枚組。連発したCREATURES OF THE NIGHT Tourサウンドボードの最終弾です。これまでの他4作品に比べると短いサウンドボードの2公演セットですが、クオリティはまったく劣らずミックス卓直結系のド密着サウンド。歴史上1回限りの「ヴィニーが弾くKing Of the Night Time World」も味わえる唯一無二の超強力サウンドボード・アルバムです。Pine Bluff Convention Center, Pine Bluff, AR, USA 11th February 1983 STEREO SBD★初登場 Sam Houston Coliseum, Houston, TX, USA 10th March 1983 STEREO SBD★初登場 Disc 1(36:07) Live at Pine Bluff Convention Center, Pine Bluff, AR, USA 11th February 1983 1. Love Gun 2. Bass Solo 3. God of Thunder 4. I Still Love You 5. King of the Night Time World★ 6. Black Diamond 7. Strutter 8. Rock and Roll All Nite Disc 2(73:54) Live at Sam Houston Coliseum, Houston, TX, USA 10th March 1983 1. Creatures of the Night 2. Detroit Rock City 3. Cold Gin 4. Calling Dr. Love 5. Firehouse 6. Paul Stanley Guitar Solo 7. I Want You 8. Vinnie Vincent Guitar Solo 9. I Want You (reprise) 10. I Love It Loud 11. Love Gun 12. Bass Solo 13. God of Thunder 14. I Still Love You 15. Black Diamond 16. Strutter 17. Rock and Roll All Nite Paul Stanley - guitar, vocals Gene Simmons - bass, vocals Eric Carr - drums, backing vocals Vinnie Vincent - guitar STEREO SOUNDBOARD RECORDING