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Eric Clapton エリック・クラプトン/Unplugged England,UK 1992 Complete Audience Master

【初公開&レアな「UNPLUGGED」のコンプリート・オーディエンス・レコーディング・マスター!】92年にリリースされ、全米アルバムチャート1位獲得、世界で1,500万枚以上を売上げ、世界中にクラプトンファンを激増させたスタジオライブアルバム「UNPLUGGED」。この作品は、クラプトンが出演したMTVのライブ企画番組から演奏曲を抜粋してCD化されたものでした。オフィシャルリリース後、サウンドボード録音の完全版が流出し、数々のブートレッグが製作されたことはマニアの方はご存知でしょう。オフィシャルリリースでカットされた楽曲を含み、オフィシャルCDの倍以上の時間をかけて収録されたこのライブの完全版にマニアは驚喜したものです。イギリス在住の重鎮テーパーから届いた、そのショーの珍しいステレオ・オーディエンス録音の完全版をリリース致します。「オーディエンス録音?そんなもの、サウンドボードバージョンがあれば無意味じゃない?」と思われるかもしれませんが、それがどうして、どうして、聴いていただくと、サウンドボードとはまた違った趣きがあるのです。92年1月16日にバークシャー州にあるブレイ・スタジオにて収録されたこのショーは、抽選で選ばれた招待客のみ入場、鑑賞を許された特別なものでした。このマスターを録音した猛者は、その中の一人だったというわけです。オーディエンス録音と言いましても、とてもきれいに録音されており、バンドの楽音とボーカルは、サウンドボードかと思えるほど近くて鮮明です。PAが良かったようで、サウンドバランスもとても良好です。そして特筆すべきは、このショーがクラプトンとファンにとって「特別な」ものであったため(その意味は後述します)、通常のコンサートライブなら必ず捉えてしまう煩わしいオーディエンスノイズが皆無だということです。際立つのは曲間の拍手喝采だけです。それだけに、サウンドボードでは希薄だった、オーディエンス側から見たスタジオでの一体感、自分もこのショーを目撃し、体感しているんだというリアリティに満ちているのです。オフィシャル盤やそのサウンドボード・コンプリートバージョンでは味わえなかった、この「リアリティ」こそが本盤の魅力です。「UNPLUGGED」がお好きな方は、どうぞこの機会に味わってみていただければと思います。【クラプトンだけの「特別な」ショーだったUNPLUGGED】MTVが企画して大当たりしたこの番組ですが、その要因は、出演アーティストが普段エレクトリックインストゥルメントで演奏している楽曲をアコースティック(つまりプラグドしない、アンプラグド)で演奏したこと、そしてその際には、これまで取り上げてこなかったレアな楽曲もセットに加えていたことで、視聴者にはとても新鮮に映り、非常に魅力的だったからに他なりません。ニール・ヤング、ポール・マッカートニー、メタリカ、R.E.M.など、錚々たるアーティストたちがこぞって出演し、毎回高視聴率をマークした番組でしたが、なぜ、クラプトンの出演回は特別だったのか?それは彼が出演したタイミングにありました。前年の3月、クラプトンは4歳になる幼い息子を不慮の事故で失い、そのショックから何ヶ月間も表舞台から姿を消しました。イギリスのゴシップ紙は「クラプトンは再びドラッグに溺れたか」「再起不能か」などと書き連ねたものでしたが、クラプトンはアコースティックギターで傷心を癒す楽曲を作り、自分を見失うことはなかったのでした。そして親友ジョージ・ハリスンとの親交の中で、ジョージを主役に立てたジャパンツアーを同年暮れに実施し、表舞台に返り咲きました。しかしながらそれを確認できたのは、世界で日本人だけでした。クラプトンの地元、イギリスのファンにとっては、この「UNPLUGGED」ショーこそが、あの出来事以来初めてクラプトンの復帰を確認できる場だったのです。そしてクラプトン自身にとってもこのショーは、イギリスのファンに今の自分の心境を曲と演奏を通して伝える大切な場でもあったわけです。だから招待されたオーディエンスは、舞い上がることもなく、クラプトンとバンドの演奏一音一音に集中して耳を傾けたのでした。オーディエンスが曲中におしゃべりなどをしなかった理由がお分かりいただけたと思います(くしゃみや咳払いさえありません)。・・・そして、演奏された楽曲も「特別」だったのです。【この時限りの入魂のナンバー!】オフィシャル盤がリリースされた時(MTVで放映された時)、ファンは2つの事に驚きました。一つは、ここで初めて披露された新曲があったことに。もう一つは、Laylaがジャジーな4ビートに劇的にアレンジされていたことに、でした。新曲の中では、その歌詞からして最重要と考えられたのが、Tears In Heavenでした。オーディエンスの全員が、天国の息子に想いを馳せながらも、まだ僕はこっちでしっかり生きていくよというクラプトンの決意を聞いたのです。その演奏は素晴らしいものでしたが、本作を聴いていただければお分かりのとおり、この曲は2回演奏し、セカンドテイクがオフィシャル盤に採用されたのでした。つまりクラプトンなりに、イマイチしっくりこなかった新曲をもう一度録り直していたわけです。一方で、オフィシャル盤でカットされた新曲がCircusとMy Father's Eyesでした。カットされた理由は、98年リリースの「PILGRIM」に収録するため、ここでの収録を見送ったからです。しかし両曲の最初の演奏はここでしか聴けないのです。クラプトンは、息子さんが亡くなる前日に二人だけでサーカスを観に行ったと言います。サーカスの出し物にすごく喜び、はしゃいでいた息子が翌日には突然いなくなってしまった。街を去ったサーカスに、息子はついて行ってしまったのではないか、あれほど大好きになったサーカスに・・・。そんな気持ちを込めたCircus。そしてMy father's Eyesは、ここでは完全にアコースティックで演奏されていましたが、「PILGRIM」ではタフな打ち込みとエレクトリックサウンドに姿を変えていました。両曲がオフィシャル盤「UNPLUGGED」に収録されなかったのはやはり残念というしかありません。しかし本作で聴くことができます。Tears In Heaven、Circus、My Father's EyesとLaylaの終演後の拍手喝采が一際大きいことに気づかれるでしょう。オーディエンスはこのショーの意味をきちんと理解していたのです。そんな一員になれたかのような気持ちになれる「UNPLUGGED」のオーディエンス・レコーディングの完全版。聴いてみる価値はあると思います。Recorded live for MTV's 'Unplugged' at Bray Studio, Berkshire, UK 16th January 1992 TRULY PERFECT SOUND(from Original Masaters)★初登場 Disc 1 (57:15) 1. Signe ♯1 2. Before You Accuse Me 3. Hey Hey 4. Tears In Heaven ♯1 5. Circus 6. Lonely Stranger 7. Nobody Knows You When You're Down And Out 8. Layla 9. Signe ♯2 10. My Father's Eyes 11. Running On Faith ♯1 12. Walking Blues ♯1 13. Alberta Disc 2 (62:50) 1. Band Introduction 2. San Francisco Bay Blues ♯1 3. Malted Milk 4. Signe ♯3 5. Tears In Heaven ♯2 6. My Father's Eyes ♯2 7. Rollin' And Tumblin' 8. Running On Faith ♯2 9. Walking Blues ♯2 10. San Francisco Bay Blues ♯2 11. Malted Milk ♯2 12. Worried Life Blues 13. Old Love Eric Clapton - guitar, vocals Nathan East - bass Andy Fairweather Low - guitar, mandlin Steve Ferrone - drums Ray Cooper - percussion Chuck Leavel - keyboards Tessa Niles - backing vocals katie Kissoon - backing vocals

Eric Clapton エリック・クラプトン/Unplugged England,UK 1992 Complete Audience Master

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