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Eric Clapton エリック・クラプトン/London,UK 5.19.2006 DAT Master

【エリック、ドイル&デレクの三頭ギターバンドのツアー初期決定版!】  クラプトン自身がデレク・アンド・ザ・ドミノスを意識し、最高のバックバンドだと評価した、ドイル・ブラムホール&デレク・トラックスを擁し、リズムセクションにスティーヴ・ジョーダン(現ローリング・ストーンズ!)&ウィリー・ウィークスを迎えた2006年ヒズバンドの極上ステレオオーディエンス音源が登場です!実は本作のマスターも、イギリス在住の重鎮テーパーから提供された、本人録音による秘蔵DATマスターです。このマスターは、2006年5月16日から26日にかけて合計7公演が行われたロイヤル・アルバート・ホール連続公演から、3日目に当たった5月19日公演を極上レベルの超高音質ステレオ・オーディエンス録音で完全収録しています。「GETTING SNAPPY: RAH 3 & 4TH NIGHT 」という既発盤でこの日をリリースしていますが、重鎮テーパーのマスターは、この既発盤と非常に近い位置で収録されたと推察される別音源です。イントロ辺りでは近隣の歓声が酷似していますが、アンコール及び終演後の近隣の話し声から、別音源と判明しました。重鎮テーパーは既発盤録音者と近い好ポジションで録音を敢行していたのでしょう。音質は非常にクリアで、サウンドバランスも問題なく、超高音質と言えるクオリティです。音像的には、楽音はセンターから僅かに左チャンネルに寄っていますが、オーディエンスの歓声拍手はきれいにセンターで分かれていますので、恐らく正面左のPAスピーカーの前辺りのポジションだったかと思われます。既発盤も高音質ですが、ホール鳴りが感じられる質感であったのに対し、本作はかなりタイトな質感で演奏も近くに感じられるのが特徴です。重鎮テーパーのマイクの方が高性能だったのでしょう。因みに既発盤はディスク割りの歓声が10秒間ほどカットされていましたが、本作ではノーカットですし、既発盤ではアンコールの歓声も80秒間ほどカットされていましたが、本作ではノーカットです。2006年ワールドツアー初期の素晴らしいパフォーマンスを素晴らしい音質で捉えた本作にご注目ください。【飽きさせない圧倒的な演奏と魅力的なセットリスト】2004年ツアーからバンドに引き入れたドイル・ブラムホール二世に加え、若手では天才スライドギタリストと呼ばれていたデレク・トラックスをもスカウトしてきたこのバンドによるソリッドで重厚なリズムと、ウォームなエレクトリック・サウンドで演奏される各曲は、過去のどのバンドラインナップとも異なる印象で演奏されていました。その充実の内容に触れる前に、まずはこのショウのポジションと2006年ワールドツアーの全景から振り返ってみましょう。2006年・5月5日-6月10日:ヨーロッパ・ツアー・ファーストレッグ(24公演)←★ココ★・7月7日-8月3日:ヨーロッパ・ツアー・セカンドレッグ(17公演)・8月13日:米オハイオ州コロンバスでのジミー・ヴォーンのステージに飛入り・9月16日-10月23日:アメリカン・ツアー(24公演)・11月11日-12月9日:ジャパン・ツアー(19公演)・12月15日:英サリー州チディングフォードでのゲイリー・ブルッカーの「ノー・スティレット・シューズ」のギグにゲスト参加・12月31日:英サリー州ウォーキングでの「ニュー・イヤーズ・イヴ・ダンス」を主催 この年は、ライブアーティストたるエリック・クラプトンの典型的な一年でした。4月までは休暇だったものの、5月から年末まではツアーに明け暮れる日々。本作はそんな多忙なツアー生活開始の初期を捉えたもの。前年8月30日に、カバーではないオリジナルアルバムとしては7年ぶりとなる「BACK HOME」(全米アルバムチャート13位のヒットを記録)をリリースし、満を持してそのプロモーションツアーを開始したタイミングでした(前年はクリーム再結成がメインの活動でした)。自信作であっただけに、そこからのナンバーをセットインさせるのは当然のこと(DISC1-3.5.8.が該当します)。しかしながら、ツアーが進行するに連れ、新曲はどんどんセットからはずれ、日本に来た時には新曲はゼロとなっていました。これがまたクラプトンらしいところで、アルバムのプロモーションで始めたツアーでも、進めていくうちにどんどん自分のやりたい曲に変更していく。ジャパンツアー終盤が「デレク&ザ・ドミノス・デイ」になったように、当初の趣旨とはまったく異なる展開を見せたツアーでしたが、それだけにこの初期は、ツアー開始に際してクラプトンが熟考して作成したセットリストが反映された、2006年ツアー初期の代表音源と言ってもよいものなのです。つまりこの初期は、アルバム「BACK HOME」収録曲のライブバージョンが聴けるのが何より貴重なわけです。しかもそれを再現するのが冒頭に述べた多才なサポートミュージシャンたちというわけです。しかも9月からの北米ツアーからははずれてしまったホーンセクションがいました。3人のギタリスト、強力無比なリズムセクション、ソウルフルな黒人女性コーラス、キレッキレのホーン、このサウンドがいかに凄かったかは想像するに難くないでしょう。さらにデュエイン・オールマンの再来と言われたデレク・トラックスを得たクラプトンがこのタイミングでドミノスナンバーを新たに3曲セットイン。そのうちの1曲I Am Yoursはこの時が初ライブ演奏曲でした。これら3曲でデレクのスライドプレイがたっぷり楽しめるほか、Motherless Childrenではデレクを含みクラプトン、ドイルもスライドをかますという超豪華三者スライド競演が聴けます。このバンドでのポイントは2つありました。?ドイル、デレクという若手ギタリストを起用したことで、彼らを立ててほとんどの曲で二人をソロフィーチャーしていること。二人のファンには堪らないところでしょう。そして?。それに触発されたクラプトンが凄まじいソロを披露して貫禄を示していること。つまり、若手をフィーチャーしながら自らも負けてはいないことを示し、異様なテンションをもたらしたステージであったということです。このメンバーで奏でられる代表曲もさらなるパワーアップが図られています。83年ツアー以来となるEverybody Oughta Make A Changeのセットインも強力。もちろんLaylaでのドイルのオブリガート、デレクのスライド等好サポートも聴き逃せません。前半の盛り上がりは、So Tired~Got To Get Better In A Little Whileのメドレー(So Tiredの曲前には「この曲はジュリーとエラに贈るよ。」とコメントしています。クラプトンの娘さんたちですね。クラプトンの作曲のモチベーションとしては珍しい「子育て奮闘記」とも言えるナンバーでしたので、敢えて地元のオーディエンスに伝えたようです)。中盤ではシッティングセットのBack Home ~Running On Faithまで、しっとりじっくり聴かせ、後半は緩急つけてAfter Midnight~Motherless Childrenまでを畳みかけるあたり、息をもつがせぬ展開で飽きさせません。特にメドレーで演奏されるAfter Midnight~Little Queen of Spadesは、このツアーの最大の聴き所と断言出来る壮絶な演奏が展開されています。スライド・プレイを含む3人のギタリストのソロのすみ分け、ブラスセクションが効かせるアクセント、黒っぽい女性コーラスの彩り、タイトなニュー・リズム・セクション、と、このツアーのバンドは、非常に新鮮味と迫力を感じさせるものでした。尚、Crossroadsではオープニングアクトを務めたロバート・クレイが飛び入り参加しており、クリーム・テンポでプレイされる高速ヴァージョンにおいて4人が次々とソロを取る様はまさに圧巻です。ソロの順番はクラプトン~クレイ、ドイル~デレク、クラプトンで、各人の個性が爆発していて爽快です。Live at Royal Albert Hall, London, UK 19th May 2006 TRULY PERFECT SOUND(from Original Masters)*New Source Disc 1 (64:44) 1. Introduction 2. Pretending 3. So Tired 4. Got To Get Better In A Little While 5. Lost And Found 6. I Shot The Sheriff 7. Anyday 8. Back Home 9. I Am Yours 10. Nobody Knows You When You're Down And Out 11. Milkcow's Calf Blues 12. Running On Faith Disc 2 (57:19) 1. After Midnight 2. Little Queen Of Spades 3. Everybody Oughta Make A Change 4. Motherless Children 5. Wonderful Tonight 6. Layla 7. Cocaine 8. Crossroads* Eric Clapton - guitar / vocals Doyle Bramhall II - guitar / vocals Derek Trucks - guitar Chris Stainton - keyboards Tim Carmon - keyboards Willie Weeks - bass Steve Jordan - drums Michelle John - backing vocals Sharon White - backing vocals The Kick Horns (Simon Clarke - baritone saxophone, Roddy Lorimer - trumpet, Tim Sanders - tenor saxophone) * Robert Cray - guitar

Eric Clapton エリック・クラプトン/London,UK 5.19.2006 DAT Master

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