この世に奇跡というものがあるのならば、まさにこの音源は、まさにその言葉通り、「奇跡の録音、奇跡のサウンド」と言いきって良いでしょう。イエス2012年東京最終日を飾った4月19日渋谷公会堂2日目公演。その全貌を、これ以上は考えられない程の超極上サウンドで堪能することができます。その音の確かさは「Young Person's Guide To The Orchestra」のイントロからして、既に別格の域。とにかくこれまでの録音とは、鳴りそのものが違うのです。そして、Yours Is No Disgraceが始まった瞬間・・・誰もが呆気にとられること間違いありません。「一体どうやったら、こんな凄い音で録音が可能なのか?」「これは本当に観客席で録られたオーディエンス録音なのか?」等、その非現実的な音の壁に、聴きながら、頭の中が疑問符でいっぱいになってしまいます。この音の、そして録音の素晴らしさをなんと表現して良いか分かりません。聴いていて、途方に暮れてしまう程の別世界・別空間のサウンド・・・こんな音、こんな録音ってこれまであったのでしょうか?音の近さ、分離、クリアネス、パンチ、スケール感、その全てが真にパーフェクト。本盤は、イエス史上、最高・最強の録音盤であることは間違いありません。最初、サウンドボード録音かと思いましたが、曲間を聴く限り、間違いなくマイク録音です。他音源との比較なんて、野暮なことを言わないように!比較にならない、とはまさにこのことです。音が凄いと演奏もより良く聞こえてしまうのも、これまた事実。とにかく世間の評判が高かった今回のイエス公演。それをここまで凄い音で聴けば、それはもう全ての超越した音楽に聴こえてしまいます。ファンならば誰しもが「ここがこんなに凄いということは、あれはどうなってしまうんだろう?」とワクワク・ドキドキしながら、聴き進んでしまうこと間違いありません。長い人生の中でも、めったに出会えないような、言葉通りの「究極のULTIMATE SOUND」。Live at Shibuya Kokaido, Tokyo, Japan 19th April 2012 ULTIMATE SOUND Disc 1(75:03) 1. The Young Person's Guide To The Orchestra 2. Yours Is No Disgrace 3. Tempus Fugit 4. I've Seen All Good People 5. And You And I 6. Solitaire 7. Second Initial 8. Fly From Here - Overture 9. Fly From Here - Part I - We Can Fly 10. Fly from Here - Part II - Sad Night At The Airfield 11. Fly from Here - Part III - Madman At The Screens 12. Fly from Here - Part IV - Bumpy Ride 13. Fly from Here - Part V - We Can Fly (Reprise) Disc 2(44:14) 1. Heart Of The Sunrise 2. Owner Of A Lonely Heart 3. Starship Trooper 4. Roundabout Jon Davison - Lead Vocal Steve Howe - Guitars, Vocal Chris Squire - Bass, Vocal Alan White - Drums Geoffrey Downes - Keyboards, Vocal