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Ozzy Osbourne オジー・オズボーン/England,UK 8.1.1981

ランディ・ローズ在籍時のオジー・オズボーンが披露したライヴは、オジーがソロ・デビューした1980年9月からランディが失われる'82年3月にかけて、全部で150公演あまりが行われています。ファンにとっては今や全てのライヴがオンリーワンの魅力を持っているとも言えますが、その中でも特に大舞台でのライヴといえば、'80年8月1日にイギリスの"ポート・ヴェイル・フットボール・スタジアム"で行われたフェスティバル"ヘヴィ・メタル・ホロコースト"への出演でしょう。このライヴを収録したオーディエンス・ソースは、今から10年以上前にからリリースされ、ファンを大いに驚かせました。それが完売・廃盤となった後、ファンからの再リリースを求める声に押されて登場したのが本作「HEAVY METAL HOLOCAUST」です。本作ではマスター・カセットから再度音を起こし、入念な補修と正確なピッチ調整を施されたアップグレード・バージョン。全編を通じてイコライズ感の無い耳に優しいサウンド、均整の取れたバランスや太く理想的な質感を持った音像で収録されており同音源と比較しても篭りの少ないクリアな見通しはファンを喜ばせました。30年以上前のフェスティバルにおける客席録音としては珍しいほど聴き易く、MOTORHEADのレミー(彼らはこのフェスティバルでのヘッドライナー)が行うステージ紹介から、最後「Paranoid」まで、約64分間に渡ってショウの全貌をじっくり楽しむ事ができます。「I Don't Know」・「Crazy Train」と続くセットリストは当時の標準的なものですが、このフェスティバルはヘッドライナーをMOTORHEADに譲っての出演という時間的制約から、「Goodby To Romance」や「No Bone Movies」が取り上げられていません。しかし本作で聴けるバンドの演奏と観客の盛り上がりは素晴らしく、オジーのヴォーカルも好調。バンドの勢いをそのまま音にしたエネルギッシュなプレイの数々は最高です。ヘヴィな「Believer」や「Flying High Again」ではルディ・サーゾとトミー・アルドリッジのリズムも活き活きとしており、バンドの充実ぶりを感じさせる「Revelation (Mother Earth)」・「Steal Away (The Night)」のメドレーは絶品。それらの曲におけるランディのギタープレイは言うまでも無く素晴らしいの一言で、公式ライヴの「TRIBUTE」にも遜色ない優れたソロを聴かせてくれます。特に「Suicide Solution」から続くソロは冴えており、突っ走る勢いのまま流れ込む「Iron Man」・「Children Of The Grave」・「Paranoid」のBLACK SABBATHナンバー連発は圧巻と言うほかありません!本作は短かったランディ時代のピークをいつわり無く、良好なクオリティで体験できるファン必聴の一本です。音源の中味だけでなく、当日のライヴ写真をジャケットにフィーチャーしたアイテム性も高く、オジーおよびランディのファンならば絶対にコレクションへ加えたい決定的なタイトル。Live at Port Vale Football Stadium, Stoke on Trent, UK 1st August 1980 TRULY AMAZING SOUND 1. Introduction by Lemmy of Motorhead 2. I Don't Know 3. Crazy Train 4. Believer 5. Mr. Crowley 6. Flying High Again 7. Revelation(Mother Earth) 8. Steal Away(The Night) 9. Drum Solo 10. Suicide Solution 11. Guitar Solo/Suicide Solution 12. Iron Man 13. Children Of The Grave 14. Paranoid Ozzy Osbourne - Vocal Randy Rhoads - Guitar Rudy Sarzo - Bass Tommy Aldridge - Drums

Ozzy Osbourne オジー・オズボーン/England,UK 8.1.1981

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