ビル・エヴァンス亡き後、40年以上に渡りジャズ・ピアノ・トリオを牽引したキース、ゲイリー・ピーコック、ジャック・ディジョネットによるスタンダーズ・トリオの最新発掘ライヴ公演が初登場!!1977年発表のゲイリー・ピーコック名義の傑作「テイルズ・オブ・アナザー」で初めて顔を合わせた、キース、ディジョネット、ピーコックの組み合せによるトリオが、1983年に再びマンフレッド・アイヒャーによって集められ、一気に「スタンダーズ Vol.1」「同Vol.2」「チェンジズ」の3枚のアルバムをリリースする。それまでの3人はジャズ界を代表するインプロヴァイザーだっただけに、伝統的なスタイルのオーソドックスなスタンダードを演奏するとは意外だったが、結果聴き慣れていたスタンダードがこの3人だから可能なそれまでの誰もが成し遂げることの出来なかった卓越したテクニックと斬新なアプローチで新たな息吹を吹き込まれ、まるで3人のオリジナルかのごとく別の曲に生まれ変わり世界中で大絶賛を受ける。その後35年以上に渡り第一線で活躍を続けジャズのピアノ・トリオの歴史を塗り替えてしまった…年間14公演のみ行われたキース、ゲイリー、ジャックのスタンダーズ・トリオの年間16公演のみ行われたキース、ゲイリー、ジャックのスタンダーズ・トリオの2010年アメリカン・ツアー初日、6月17日ニューヨーク、カーネギー・ホール公演が、演奏部分は音質最高ながら、曲間の観客の拍手喝采等が煩わしい箇所をレーベル独自の丁寧なマスタリングによって聴きやすくしたプロフェッショナル仕様で初登場!!ジャズの有名なスタンダードに新たな解釈を加え、まるでこのトリオのオリジナル作品のように料理する手法は、まさに新たなトリオ・ジャズというほかない。実際トリオのオリジナル作品も演奏していますが、その垣根が分からないほど。テクニックだけでは表現出来ない感性、センス、互いへの信頼感、あらゆる要素が全て完璧な状態でしか為し得ない演奏がここにある!!