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Joni Mitchell Tom Scott & the L.A. Express ジョニ・ミッシェル トム・スコット/London,UK 1974

1974年のクロスビー・スティルス・ナッシュ&ヤング再結成ツアーはスタジアムを回ったことで出演者が自身たちだけにとどまらず、他にも豪華なアーティストがオープニング・アクトに登場することで話題を呼びました。このスタイルはツアー最終日となったウェンブリー・スタジアムでも踏襲され、当時のアメリカ、カナダ勢の豪華アーティストが結集した一大イベントと化したのです。ウェンブリーのような大会場を使ったこともあり、今ならフェスの範疇に数えられるべき規模ですらあったのですが、当時はイベント名が冠せられることもなく、あくまでCSNYと豪華なゲスト陣といったくくりで行われたのでした。トリを務めたCSNYに関してはマスター・カセットから飛躍的な音質の向上を遂げた「WEMBLEY STADIUM 1974: MASTER TAPES」がリリースされたばかりですが、その貴重なマスターを提供してくれたイギリスのコレクターが今度は同日の他のアーティストの音源までも提供してくれることになったのです!何かと音源や映像に恵まれたCSNYと違い、74年ウェンブリー・スタジアムにおける他のアーティストのステージはベールに包まれた感がありましたので、これは世界中のマニアを驚かせる歴史的な発掘と呼べるでしょう。そんな中から最初に紹介しますはジョニ・ミッチェル。グレアム・ナッシュを始めとしたCSNYの親友でもあり、なおかつツアーに合わせて出された彼らのベスト盤「SO FAR」のジャケを描くなどの親密ぶりであるだけでなく、当然ツアーでも何度かオープニング・アクトを務めていました。そもそも74年のジョニは名盤「COURT AND SPARK」のレコーディングに参加したLAエキスプレスをバックに従えて自身でも7月からツアーを敢行。8月にはジョニ初のライブアルバムである「MILES OF AISLES」の収録も行われた時期。このようにライブをこなしていたジョニとバンドがウェンブリーに見参した姿は実に堂々たるもの。ジャジー&ファンキーなサウンドを奏でる大所帯バンドLAエキスプレスはむしろウェンブリーのような大会場に打ってつけであったと思えるほどステージ映えしているのです。もちろんいくつかの曲は「MILES OF~」そのままのアレンジで演奏されている訳ですが、そのアルバムの収録を兼ねたステージを終えた後ということが功を奏し、同アルバムのテイク以上に自信に満ち溢れたサウンドをステージから発してくれる。もっとも、この日の出演者が少なからず苛まれた初期スタジアム・コンサートにありがちな音響トラブルがジョニの出番でも起きており、まず「Same Situation」で演奏が中断。さらに「This Flight Tonight」の序盤に出音が突然大きくなるといったハプニングに見舞われていました。しかしトラブルにも全く動じず、むしろ堂々とステージをこなしているところがライブアルバム収録後らしいところで、しかも今回のオーディエンス録音はマスターから収録された最高レベルのクオリティ。そもそも会場の出音のバランスからしてCSNYの出番よりも良好なくらいで、ライブ全体でジョニの歌声が通って聞こえる。以前からこの日はオーディエンス録音がトレーダー間に出回っていましたが、今回のバージョンはそれをも軽く上回るクオリティ。ただし今回の録音はテーパーが彼女の登場する前のLAエキスプレスから録音してくれており、そのせいで「Same Situation」の序盤において早くもカットが生じてしまいます。そこで従来の音源を補填に用いているのですが、これが非常に自然につながっており、まるで「マイクが下を向いたのか?」くらいにしか聞こえません。その他、従来の音源は随所で活躍してくれました。そのLAエキスプレスのステージは二枚目のディスクでボーナストラック的な扱いとして収録していますが、インストバンドの演奏ということからこれまた抜群のバランスで録音されている。それだけではありません、ギタリストのロベン・フォードを中心とした当時最新鋭のフュージョン系サウンドを鳴らしていたことからCSNY目当てのイギリスの観客を前にしても大いに盛り上がっている様子も生々しい。そしてジョニのステージは堂々たる演奏ぶりはもちろん、ライブアルバム「MILES OF AISLES」では聞かれないレパートリーも素晴らしい音質で捉えてくれているときた。例えば「For Free」ではLAエキスプレスのメンバーによるオーボエがいい味を出している。あるいは非常にハイテンションな演奏が素晴らしい「Raised On Robbery」ではフォードのギターも唸りを上げる。こうしてCSNYを食ってしまいそうなほどイキイキとしたステージの最後を締めくくった「Twisted」でのジョニは余裕のパフォーマンスでスタジアムを盛り上げる。正に「MILES OF~」と対をなすジョニ74年ライブの比類なきオーディエンス・ドキュメント。(リマスター・メモ)★コレクター提供の、ステレオ・マスターカセットからのダイレクト・デジタル・トランスファーで極上の鮮度感。★バランスや帯域調整は若干行っておりますが、あくまで元データの質感を尊重。Live at Wembley Stadium, London, UK 14th September 1974 TRULY PERFECT SOUND(from Original Masters)★完全初登場音源 Disc 1 (61:10) 1. Introduction 2. Free Man In Paris 3. You Turn Me On, I'm A Radio 4. Big Yellow Taxi 5. Same Situation ★0:05-1:51 別ソースで補填 ★ハウリングのためか、途中で演奏中断 6. Rainy Night House 7. Woodstock★演奏後曲間、5分休憩に伴う曲間カット。補填なし(別ソースよりもこれでも長い) 8. This Flight Tonight ★0:25突然音が大きくなるが、別ソースでも同じ(会場の出音がこういうもの) 9. People's Parties 10. All I Want 11. Woman Of Heart And Mind 12. Cold Blue Steel And Sweet Fire ★4:58以降別ソースで補填 13. Blue ★0:00-0:17別ソースで補填 14. For Free ★4:33-4:41(演奏後の曲間)別ソースで補填 15. Help Me Disc 2 (58:04) 01. Tuning/MC 02. Jericho 03. Love Or Money 04. Raised On Robbery 05. Band Introductions 06. The Last Time I Saw Richard 07. Twisted Tom Scott & The L.A. Express ★当日はJoniの直前に演奏し、そのまま続けてJoniのバッキングのようです。 08. Rock Island Rocket 09. Sneakin' In The Back 10. Mondo ★4:36 曲中カット(補填ソースなし) 11. Band Introductions 12. Dahomey Dance 13. Good Evening Mr. & Mrs. America & All The ShipsJoni Mitchell - vocals, guitar, dulcimer, piano Tom Scott & The L.A. Express: Tom Scott - woodwinds, reeds Robben Ford - guitar Larry Nash - keyboards Max Bennett - bass John Guerin - drums, Percussion

Joni Mitchell Tom Scott & the L.A. Express ジョニ・ミッシェル トム・スコット/London,UK 1974

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