驚天動地の新発掘が連発しているKISSの超極上サウンドボード・シリーズ。今度は80年代中期のノー・メイク3連作が怒濤の同時リリース決定です!このところのKISSサウンドボード事情に異常事態が発生中。数ヶ月前にヴィニー・ヴィンセント時代の初登場サウンドボードが5作も登場してド肝を抜きましたが、つい先日も“DYNASTY Tour”から2作が同時発掘。1本出てきただけでも目眩がする衝撃作が止まるところを知らない猛ラッシュなのです。さらのトドメを刺す全世界初公開サウンドボードが3作も到着してしまいました。本作は、そんな3連作の第一弾。“ANIMALIZE Tour”の一幕「1985年3月3日カルガリー公演」で記録されたステレオ・サウンドボード録音です。“ANIMALIZE Tour”と言えば、公式映像『ANIMALIZE LIVE UNCENSORED』にも残され、マーク・セント・ジョンからブルース・キューリックへの交代劇も発生。良い機会ですから、その辺の状況も合わせてスケジュールで確認してみましょう。1984年・1月1日ー3月17日:北米#1(53公演)《3月ヴィニー・ヴィンセント離脱→4月マーク・セント・ジョン加入》《9月13日『ANIMALIZE』発売》《マーク体調不良→ブルース・キューリック参加》・9月30日ー11月5日:欧州(29公演)・11月5日ー12月18日:北米#2a(7公演)*11月27日ー29日:北米#2b(マーク復帰3公演) ・12月2日ー7日:北米#2c(5公演)《12月8日ブルース・キューリック正式加入》・12月8日ー30日:北米#2d(12公演)←※公式映像 1985年・1月3日ー3月29日:北米#2e(63公演)←★ココ★《9月16日『ASYLUM』発売》・11月29日ー12月31日:北米#3(23公演)これが1984年/1985年のKISS。『ANIMALIZE』発売に合わせてツアー・リハを始めたところでマークが関節炎を発症。ツアーはブルースが代役を務めるカタチで開始されました。マークは約2ヶ月後の11月末にツアーへ合流するものの、3公演「北米#2b」だけでドロップ。結局ブルースが正式な4代目ギタリストに就任することになります。公式映像はブルース正式加入の当日に撮影されましたが、本作のカルガリー公演はさらに3ヶ月ツアーを積んだ「北米#2e」の43公演目にあたるコンサートでした。このショウはこれまでもオーディエンス録音は知られていましたが、本作はまったく異なる衝撃の極上サウンドボード。例によって大歓声も遠いミックス卓直結系なのですが、それでは済まないほど美しくもある。恐らくは偶然だと思うのですが、他の諸作よりも各楽器のバランスも整い、1音1音もクッキリ鮮やか。流出サウンドボードの生々しさも誇りつつ、まるでFM放送のような聴きやすさまで併せ持った正真正銘の極上サウンドボードなのです。その超絶クオリティで描かれるのは、“ANIMALIZE Tour”だからこその貴重なカバーメドレーまで美味しいフルショウ。前述のように、このツアーの象徴と言えば『ANIMALIZE LIVE UNCENSORED』ですが、本作は似て非なるセット。ここで比較しながら整理してみましょう。70年代クラシックス(5曲)・地獄からの使者:Cold Gin/Black Diamond・その他:Rock And Roll All Nite/Detroit Rock City/Love Gun 80年代(9曲+α)・暗黒の神話:Creatures of the Night/War Machine/I Love It Loud/I Still Love You・地獄の回想:Fits Like A Glove/Young and Wasted/Lick It Up・アニマライズ:Heaven's On Fire/Under the Gun ・カバージャム:Oh! Susannah(★)/La Bamba(★)/Sunshine of Your Love(★)/Dazed and Confused(★)※注:「★」印は公式映像『ANIMALIZE LIVE UNCENSORED』で聴けなかった曲。……と、このようになっています。曲間や一部の曲に瞬間的なカットもあるので厳密な完全形ではありませんが、ほぼほぼ完全なフルショウが楽しめる。基本的には公式映像から「Thrills in the Night」を抜いた感じなのですが、その代わりに疲労されているのがショウ後半のカバー曲群。それぞれ1ー2分ほどではありますが、スタンダードな「Oh! Susannah」「La Bamba」やCREAM、LED ZEPPELINの名曲群を合計で約6分ジャムっていく。これは同時リリースの『NEW JERSEY 1985 SOUNDBOARD』や『SAN BERNARDINO 1985』といったサウンドボード群でも聴けなかった趣向でもあります。1本1本が事件級なとんでもない全世界初公開サウンドボード・アルバムの猛ラッシュ。その中にあってサウンド・クオリティ/貴重セットの両面でズバ抜けて美味しい「推し一作」です。全作コレクトが基本ではありますが、本作こそが「まずは」の1本に相応しい絶対盤。「1985年3月3日カルガリー公演」のステレオ・サウンドボード録音。独自ルートで発掘された全世界衝撃の初登場音源で、流出サウンドボードの生々しさも誇りつつ、まるでFM放送のような聴きやすさまで併せ持った正真正銘の極上品。「Oh! Susannah」「La Bamba」「Sunshine of Your Love」「Dazed and Confused」等、公式映像『ANIMALIZE LIVE UNCENSORED』では聴けなかったカバー・ジャムも美味しい絶対盤です。Stampede Corral Arena, Calgary, AB, Canada 3rd March 1985 STEREO SBD (New Source)★世界初登場 Disc 1 (39:50) 1. Introduction 2. Detroit Rock City 3. Cold Gin 4. Creatures of the Night 5. Fits Like a Glove 6. Heaven's on Fire 7. Guitar Solo 8. Under the Gun Disc 2 (67:06) 1. War Machine 2. Drum Solo 3. Young and Wasted (Eric Carr on vocals) 4. Bass Solo 5. I Love It Loud 6. I Still Love You 7. MC 8. Love Gun 9. Black Diamond 10. Oh! Susannah 11. La Bamba 12. Sunshine of Your Love 13. Dazed and Confused 14. Lick It Up 15. Rock and Roll All Nit Gene Simmons - Bass, Vocals Paul Stanley - Guitar, Vocals Bruce Kulick - Guitar Eric Carr - Drums, Vocals STEREO SOUNDBOARD RECORDING