史上最強のラインナップといわれたジャコとアースキンを擁したウェザーに終止符を打ち、新たにヴィクター・ベイリー、ホセ・ロッシー、ミノ・シネルというフレッシュな血が注入されパワーアップしたウェザー最終ラインナップによる、英国最大のフェスティバル最終日を飾ったウェザーの名演奏が極上高音質収録で初登場!!最後のヨーロッパ・ツアーのハイライト公演、フェラ・クティ、ブラック・ユフルー、ドクター・ジョン、ジョーン・バエズ、ザ・バンド、フェアポート・コンヴェンション、イアン・デューリー、スミス、ほか錚々たる面々が出演した、3日間に渡り繰り広げられた現在も続く英国最大ほフェスティバル、グラストーンベリー・フェスティバルの、1984年6月24日の最終日のメインアクトとして出演したウェザー・リポートのライヴをレーベル独自の丁寧なマスタリングを施した極上高音質にて完全収録した強力盤が入荷しました!新メンバーでのライヴ活動は1982年から既に行われていましたが、まだ新しいラインナップでのアルバムを録音中ということもありこの年は僅か15公演しか行われず、実質の本格始動は新作のリリースもされたこの1983年となります。その新作「プロセッション」発表後のメディアやファンの反応も芳しく、メンバーの志気も高まりこの年のツアーは各地共に大好評で迎えられ大成功に終わりました。オープニングから、新たに加入した怪物ハキムの手数の多い超絶ドラムスとベイリーの唸るようなフレットレス・ベースが飛ばしまくり、ホッとする間もなく襲いかかってくるような勢いが圧巻です。特に若手2人に触発されたショーターが荒々しく猛然と熱いブローを繰り広げる様は泣くしかありません! 中盤では、シネルのパーカッション・ソロから、全てのウェザーの楽曲でも最も疾走感がありスイングしまくる名曲「トゥー・ラインズ」に突入。ショーターとハキムとベイリーのバトルから、ベイリーの全盛期のジャコをも凌ぐトンデモなくテクニカルなソロもタップリとフューチャーされた、この曲でのグルーヴこそ生ウェザーの真骨頂というべき究極の演奏が聴けます。特にこの日の演奏は今まで聴いた中でもベスト・ヴァージョンと呼べる素晴らしいものとなっています!畳み掛けるように「ファスト・シティ」でのベイリーとハキムの超絶テクニックを駆使して疾走する演奏にはグウの音も出ません!ザヴィヌルとショーターのプレイも全編キレッキレと、最終ウェザーの真骨頂といえる名演奏をお楽しみください!!