『DESTROYER』の初期作曲セッションを収録。内容は初期の作曲からアレンジを詰めていく段階のもの。インスト版の「Beth」「God Of Thunder」「King Of The Night Time World」「Detroit Rock City」の他、歌入り「Do You Love Me?」「Flaming Youth」「Great Expectations」も収録。さらに曲になる前のパーツ的なインストも3種録音されています。すべてのテイクが同じタイミングで録音されたとも限らないので断言は避けますが「1975年8月:MAGNA GRAPHICSスタジオ」より初期かも知れません。そんな中で見慣れない曲名なのが「Ain't None Of Your Business」。これはカントリー系SSWのベッキー・ホッブズとルー・アンダーソンのペンによる曲で、ピーターの歌入りとインストの2種で収録しています。結果としてKISSが正式に録音することもなければ、ライヴで演奏することもありませんでしたが、後にツアーの前座に起用されたDETECTIVEに提供。1977年のデビュー作『DETECTIVE』に収録されることになりました。リフを奏でながら可能性を探り、アレンジを整え、名曲を組み上げていく。ロック史に名高い名曲群がどのようにして生まれ、成長し、私たちの知る姿になっていったのか。その舞台裏をつまびらかにするスタジオ・アルバムです。DESTROYER DEMOS 1. Beth (Instrumental) 2. Do You Love Me? 3. Flaming You 4. God Of Thunder (Instrumental) 5. Ain't None Of Your Business #1 6. Ain't None Of Your Business #2 (Instrumental) 7. Great Expectations 8. King Of The Night Time World (Instrumental) 9. Detroit Rock City (Instrumental) 10. Instrumental #1 11. Instrumental #2 12. Instrumental #3