一部のコレクターの間でトレードのみで入手出来た、一般のファンには全く入手不可能だった幻の音源のひとつ、1983年5月の日本ツアーを経て6月よりスタートした全米ツアーより、マイルスが最も力を入れているニューヨークでのエイヴリー・フィッシャー・ホール公演が極上高音質収録盤で初登場!!マイク&ジョンのダブル・ギター編成による5月の日本ツアー直後に開始した全米ツアーより、一般には出回らず一部のトレーダーのみが所有する稀少な音源となる完全初登場!1983年6月26日ニューヨーク・エイヴリー・フィッシャー・ホールに於けるセカンド・コンサート(ちなみにファースト・コンサートもセットリストは全く同じ)を、レーベル独自の丁寧なマスタリングを施した極上高音質サウンドにて完全収録した稀少盤が入荷!!5月の日本ツアーでのベースはトム・バーニーでしたが、6月の全米ツアーからは現在のマイルス・グループ出身者一番の大金持ちとなった、もう何年もローリング・ストーンズのレギュラー・ベーシストを務めるダリル・ジョーンズが新たに加入する。このダリルの加入を機にマイルスのポップ化が一気に加速していったような気がする。もう一つ特筆すべきは7月を最後にマイクが脱退するため、レアなダブル・ギター編成のほぼ最後期で、しかもマイルスはじめミュージシャンなら皆一段階テンションを上げて臨むニューヨーク公演となれば、このラインナップでの最高の演奏が聴けるのでは、と。全編、いつになくハイノートを多発するマイルス、ちょっと吹き過ぎじゃねぇ!なビル・エヴァンス、ライバル視バリバリのマイクとジョン、新加入のダリルのメリハリをつけた粒立ちも見事な軽やかにヒットするベースも心地よい。そんななか、どこ吹く風の如く淡々とビートを刻むアル・フォスター、そろそろあなたの時代は終わりですよな感じが気にはなりますです、はい。まあ、これまでに世に出たダブル・ギター編成でのマイルス・グループのライヴ中、このエイヴリー、屈指の名演奏といっても過言ではありません!!Speak Star People What It Is It Gets Better Hopscotch Star On Cicely Jean Pierre / Star On Cicely Miles Davis (tp, synth); Bill Evans (ss, ts, fl, el-p); Mike Stern (g); John Scofield (g); Darryl Jones (el-b); Al Foster (d); Mino Cinelu (perc)