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Michael Schenker Group マイケル・シェンカー/Osaka,Japan 2022 Upgrade

10年に一度……いや、それ以上の大絶賛を巻き起こしている最新MSGの来日公演。その最高傑作となる最新オリジナル録音が到着!そんな本作に刻まれているのは「2022年11月24日:Zeppなんば公演」。その超極上オーディエンス録音です。本稿に目を留められた方ならご存知とは思いますが、本作にて今回の来日コレクションはコンプリート。まずは、日程でコレクションを整理しておきましょう。・11月21日『TOKYO 2022 1ST NIGHT』・11月22日『TOKYO 2022 2ND NIGHT』ー11月23日:オフー・11月24日:Zeppなんば公演 ←★本作★【遂に誕生した新生MSG最高傑作】以上、全3公演。東京では2日連続の中野サンプラザで、1日オフを挟んでの大阪公演でした。実は音質的にも、この日程に連動したイメージだったりします。『TOKYO 2022 1ST NIGHT』『同 2ND NIGHT』は同一録音家ながら2日目の方が少し良かったのですが、場所を移した大阪では一足飛びにクオリティ・アップ。遂に超極上クラスに達したのです。誤解のないように申しますが、『TOKYO 2022 1ST NIGHT』『同 2ND NIGHT』も極上級。来日前にご紹介してきた海外録音を一掃し、海外のお客様からも「さすが日本録音はスゴい」と言わしめた業物。新型コロナ・パンデミック以前の基準だったらプレス化されていたことでしょう。本作は、そんな大傑作を抑え込んでの最高傑作なのです。それだけのサウンドをモノにしたのは、当店でお馴染みの名手“西日本最強テーパー”氏。本稿に目を留められた方なら、何かしらの“最強”氏コレクションを体験されていると思いますが、本作もその金看板を一層輝かせる大傑作なのです。もはや「まるでサウンドボード」が褒め言葉にならないほど「高音質で当たり前」な“最強”氏コレクションですが、今回のダイレクト感はハンパではない! 何しろ、録音ポジションが「最前付近のマイケル真正面」なのです。もちろん前方なら良い音というほと単純ではなく、特に現場となった“Zeppなんば”は舞えすぎると低音の回り込みが厳しくなる会場。その点ではベスト・ポジションではないようも思えるのですが、そこは達人。“Zeppなんば”の音響を完全に把握しきっており、ショウが始まる前から回り込み対策も完璧に準備して本番に臨んだのです。ここまで読んで「セッティングで誤魔化したのか」と思われるかも知れませんが、それは早計に過ぎる。回り込み対策を施した上での最前サウンドは、美味しい間近感が丸出し。つまり、超ダイレクト感がスゴいのです。しかも、マイケルの正面だからPAだけでなくアンプからの直の出音まで拾っている! その超・詳細なギターのニュアンスはコンサート追体験の次元を超え、トーンの美しさはサウンドボードでさえ望めない次元なのです。普通に会場のスウィート・スポットで素録りしただけでは、こうはならない。バンドの出音や音楽性まですべてを考慮し、あえて挑戦的な位置から未体験ゾーンの極上サウンドを狙う。これまでも敬意を込めてテーパー諸氏を「記録師」「録音家」と呼称してきましたが、この独創性はクリエイティヴィティの次元。それこそ「オーディエンス作家」とでも呼びたいほどです。【サウンドも名演も海外公演も圧倒する最高傑作】そして、本作はそんな異次元サウンドにも負けないほどショウ内容も超絶。今回のMSGは「数十年ぶり」という大絶賛を巻き起こしていますが、大阪公演はその中でもベストの呼び声高い名演なのです。セット的には前2作と同一なのですが、目に留まりやすいので、今一度再掲しておきましょう。UFO(8曲)・現象:Doctor Doctor/Rock Bottom・フォース・イット:Shoot Shoot/Let It Roll・新たなる殺意:Lights Out/Too Hot To Handle・その他:Natural Thing/Only You Can Rock Me MSG他(9曲)・神:Into The Arena/Cry For The Nations/Armed And Ready・その他(80年代):Looking For Love/Assault Attack/Red Sky・その他(近年):We Are The Voice/Sail The Darkness/Emergency ……と、このようになっています。「Looking For Love」「Assault Attack」「Red Sky」といった美味しいレパートリーも話題になりましたが、大阪はそれらを綴る演奏がキレッキレ。東京2公演も「北米ツアーより気合いが入ってる」と話題になりましたが、大阪はその手応えをしっかりと掴みつつ、さらに1日休みを挟んだ事で疲れも時差ボケも完全解消。考え得る万全のコンディションがすべて揃った。実際、本作から流れ出る名演はそれを音で裏付けているのです。そして、新たなるパートナー:ロニー・ロメロの絶唱。ゲイリー・バーデンを思わせる声質による相性の良さと、グラハム・ボネットの難曲もこなす歌唱力を兼ね備えているわけですが、実際に体験して通過するのはヒロイズム。HR/HMをこよなく愛するからこそ、単なる「お上手」とは別次元のダイナミズムで名曲群を装飾できる。かつてのコージー・パウエルはただデカい音のドラマーではなく、ドン・エイリーは運指が速いだけのキーボーディストでもありませんでした。ロメロも同じ。彼が作曲したわけではありませんが、そのヒロイックな声とセンスで血を沸かせ、肉踊るドラマを画いてくれる。しかも、そんなロメロの隣に立つマイケルも未だ現役感バリバリ。彼にとっても(持てあまし気味だったRAINBOWを超える)ベスト・ワークでしょう。まさに最高傑作。ロメロ入りMSGが公式ライヴ作品を残してくれるかは分かりませんが、もし実現しなかったとしても本作がある。本作が立つ地平とは、そんな次元なのです。「2022年11月24日:Zeppなんば公演」の超極上オーディエンス録音。お馴染み“西日本最強テーパー”氏の最新作で、「最前付近のマイケル真正面」から捉えたダイレクト感が強烈。PAだけでなくアンプからの直の出音まで拾った超・詳細なギターのニュアンスはコンサート追体験の次元を超え、トーンの美しさはサウンドボードでさえ望めない次元です。そのギターもキレッキレで、ロニー・ロメロのヒロイック・ヴォイスも冴えに冴えている。こんなにギターが奇麗に録れてるのは聴いたことがないほど。Live at Zepp Namba, Osaka, Japan 24th November 2022 ULTIMATE SOUND(from Original Masters) Disc 1 (51:53) 1. Intro 2. Into the Arena 3. Cry for the Nations 4. Doctor Doctor 5. We Are The Voice 6. Looking for Love 7. Red Sky 8. Sail the Darkness 9. Emergency 10. Lights Out 11. Armed and Ready Disc 2 (41:56) 1. Assault Attack 2. Rock Bottom 3. Shoot Shoot 4. Let It Roll 5. Natural Thing 6. Too Hot to Handle 7. Only You Can Rock Me Michael Schenker - Guitar,Vocals Ronnie Romero - Vocals Steve Mann - Guitar, Keyboards, Vocals Barend Courbois - Bass, Vocals Bodo Schopf - Drums

Michael Schenker Group マイケル・シェンカー/Osaka,Japan 2022 Upgrade

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