東京テープ全集 高音質完全収録盤。この時期のクイーン人気は凄まじく、武道館で3回コンサートを行ってもチケットは争奪戦。さて、この時の来日公演。ステージに近いアリーナでの録音?録音が全体的にON状態でかつバランスがとても良い。目の前でフレディが歌っている感じ、また一切の音ブレが無いのが凄い。76年でよくぞこのような安定録音が出来るものです!当時のクイーンへの黄色い歓声が凄まじくもそれが邪魔になりません。また当時のフレディの日本愛もヒシヒシと伝わります。ココニキテシアワセデス!カタコトの日本語また良い。エンディングのフレディのサヨナラ!は感動です。前年にリリースした「ボヘミアン・ラプソディ」が大ヒットした直後。ところが問題は、この曲のコンサートでの扱い。?アカペラ・コーラス〜?ピアノ・バラード〜?オペラ・コーラス〜?ハード・ロック〜?バラードと5つのパートで構成された楽曲です。?と?はスタジオ・ワーク結集の多重録音パートなので、ステージでの再現は不可能。後に?〜?(テープ演奏)〜??というパターンに落ち着きますが、この時代はコンサートのオープニングに?をテープで流す。中盤に?を演って、間はメドレーで他の曲をプレイした後に??に戻るという、なんとも複雑怪奇な形で披露されていました。「ボヘミアン・ラプソディ」はこの時点で彼らの最大のヒット曲。さすがにこれじゃマズイと思ったのか、77年1月からの北米ツアーからは、分断されることのない完全版として演奏されます。つまり、このブツ切り版は、この時期だけのレアなケース。76年の日本公演に行かれた方は、この貴重な「ボヘミアン・ラプソディ」を観られる機会に恵まれたわけですね。本当に素晴らしいオーディエンス音源を収録しています。1976年3月22日 日本武道館 1976年3月31日 日本武道館 CD1 オープニング - ボヘミアン・ラプソディ / オルガ・バトル / スウィート・レディ / ホワイト・クイーン / フリック・オブ・ザ・リスト・オブ・ザ・リスト / ボヘミアン・ラプソディ / キラー・クイーン / ザ・マーチ・オブ・ザ・ブラック・クイーン / ボヘミアン・ラプソディ / ブリング・バック・ザット・リロイ・ブラウン / ブライトン・ロック / ギター・ソロ / 息子と娘 / バンド紹介 / ザ・プロフェッツ・ソング / ストーン・コールド・クレイジー CD2 Doin' All Right / Lazing on a Sunday Afternoon / Keep Yourself Alive / Liar / In the Lap of the Gods / Now I'm Here / Big Spender / Jailhouse Rock / God Save the Queen CD3 オープニング - ボヘミアン・ラプソディ / オルガ・バトル / スウィート・レディ / ホワイト・クイーン / フリック・オブ・ザ・リスト・オブ・ザ・リスト / ボヘミアン・ラプソディ / キラー・クイーン / ザ・マーチ・オブ・ザ・ブラック・クイーン / ボヘミアン・ラプソディ / ブリング・バック・ザット・リロイ・ブ ウン / ブライトン・ロック / ギター・ソロ / 息子と娘 / バンド紹介 / ザ・プロフェッツ・ソング / ストーン・コールド・クレイジー CD4 Doin' All Right / Lazing on a Sunday Afternoon / Keep Yourself Alive / Seven Seas of Rhye / Liar / In the Lap of the Gods / Now I'm Here / Big Spender / Jailhouse Rock / See What A Fool I Been / God Save the Queen