燃えたぎる野心を胸に秘め、虎視眈々とデビューの時を狙っていた1973年のKISS。その黎明の現場を体験できる貴重なライヴアルバムがリリース決定です。そんな本作が記録されたのは「1973年6月16日ニューヨーク公演」ニューヨーク、アミティヴィルコヴェントリーでのギグをなんとサウンドボードでコンプリート収録。元WICKED LESTERのポールとジーンがピーターを迎えてKISSを結成し、1973年初頭にはエースも合流してラインナップが完成。ニューヨーク界隈でライヴ活動を始めました! 因みに近年発掘されたこの日の音源からは”Acrobat”1曲のみがオフィシャル・ボックス・セットに収録された中、オフィシャルの日にちのクレジットは間違っていたりというトラブルもあり、その全長版マスターが関係者流出による陽の目を見ることになったもので、よってクオリティー的にもオフィシャル盤に収録されるレベルゆえに充分良質といえるもの。そして当時FLAMING YOUTHのオープニング・アクトだったため、セットリスト自体は全11曲と短いものの、後にアルバムに収録され、その後も演奏される代表曲の数々を披露。アルバムのレコーディング直ということもあり、アレンジはさらにレコード・ヴァージョン同様になっているものの、躍動感のある"Deuce"、ギミック最小限の"Firehouse"、後のライブと同じようにピーターのドラムソロがフィーチュアされた"100.000 Years"に、ラフな"Black Diamond"と演奏自体はかなり荒いものの、初期KISSの魅力全開のステージをそのままに再現。クオリティーも当時のクラブ・ギグの空気感をそのまま完全パッケージした、リハ音源も含めてファン必聴マスト・アイテム。 Live at The Daisy Amityville Long Island,NY, June 16, 1973. [SET:1] 01. Nothin' To Lose 02. Firehouse 03. Life In The Woods 04. Simple Type 05. Acrobat 06. Deuce 07. 100,000 Years 08. Black Diamond [SET:2] 09. Strutter 10. Watchin' You 11. Let Me Know SOURCE: EXCELLENT SOUNDBOARD RECORDINGS.