2013年「プロデビュー50周年記念ツアー」からの、またまた優良音源の登場です。マスターはネットにアップされた6月14日のドイツ、オベルハウゼン公演のステレオ・オーディエンス・ソースです。デジタルレコーダー録音による非常に拡がりと深みのあるクリアな音像・音質ですが、若干、ステージとの距離が感じられるサウンドで、ホールの音鳴りも捉えていましたそれを今やお馴染みの、当店独自のマスタリングにより、ホール鳴りのポイントを調整するイコライズをしました。その結果、各楽器のバランスが改善され、原音と比較すると飛躍的に聴きやすく迫力のあるサウンドに変貌させています。音圧、サウンドバランスともに抜群で、まったく問題ありません。実は、この公演に先立つ2公演をクラプトンは突然の背中の痛みでキャンセルしたという出来事がありました。この14日の公演は病み上がり後の復帰公演だったわけです。注目されるのは、当然そのパフォーマンスのクオリティです。病み上がりにつき、ことさら燃え上がることもなく、無理をせずにセットリストも短縮したのかと思えば、ご覧のようにまったくそのようなことはありませんでした。曲数はキャンセル前と同じ。むしろキャンセル前の公演よりもテンションの高い演奏が展開されていることに驚くばかりです。中でもGot To Get Better In A Little Whileの中間ソロにおけるワウワウ・ペダル踏み捲りのアグレッシブなプレイは、これ以前の公演では影を潜めていたもので、この曲の真髄を改めて知らしめるようなバイタリティに溢れています。この怒涛のソロを聴くだけでも彼の体調が全快したことが分かるでしょう。市場では、恐らく通常に販売されるであろうこの高音質音源を、アップロードそのままの状態からグレードアップ。Live at Konig Pilsener Arena, Oberhausen, Germany 14th June 2013 /PERFECT SOUND Disc 1 (47:03) 1. Hello Old Friends 2. My Father's Eyes 3. Tell The Truth 4. Gotta Get Over 5. Black Cat Bone 6. Got To Get Better In A Little While 7. Come Rain Or Come Shine 8. Badge Disc 2 (71:20) 1. Driftin' 2. Layla 3. It Ain't Easy 4. Nobody Knows You When You're Down And Out 5. Wonderful Tonight 6. Blues Power 7. Love In Vain 8. Crossroads 9. Little Queen Of Spades 10. Cocaine 11. Sunshine Of Your Love 12. High Time We Went