オセアニア・レッグNo.1の呼び声高い名録音にして、世界的なニュースにもなった事件公演の証拠品が登場。2023年最初にして最大の話題作が緊急リリース決定です。そんな本作に吹き込まれているのは「2023年1月13日メルボルン公演」。その一部始終を真空パックした極上オーディエンス録音です。エルトンの“FAREWELL YELLOW BRICK ROAD Tour”と言えば、先日ご紹介した超極上の映像作品『THE FINAL CONCERT: DODGER STADIUM 2022』も大好評を賜っている真っ最中。まずは、併せて現在進行中のツアー・スケジュールで位置関係を確かめてみましょう。2021年《10月22日『THE LOCKDOWN SESSIONS』発売》2022年・1月19日ー4月28日:北米#1(40公演)・5月21日ー7月4日:欧州#1(20公演)・7月15日ー11月20日:北米#2(33公演)←※DODGER STADIUM 2022 2023年・1月8日ー24日:オセアニア(8公演)←★ココ★・3月23日ー7月8日:欧州#2(51公演) これが現在までに公表されている2021年ー2023年のスケジュール。『DODGER STADIUM 2022』は昨年最後のショウをテーマに制作された映像作品でしたが、本作は年の改まった2023年の第一報。「オセアニア」レッグの3公演目を伝えるライヴアルバムです。「1月なのに最新?」と思われた方もいらっしゃるかも知れませんが、現時点で「欧州#2」は始まっておらず、確かに最新なのです。そんな本作は「オセアニア・レッグのベスト」と話題の名録音。実際、そのクオリティはズバ抜けている。さすがに超絶作『DODGER STADIUM 2022』の直後だけに「まるでサウンドボード!」と喧伝するわけにはいきませんが、密度たっぷりな芯にはスカスカ感などまるでなく、真っ直ぐ届くダイレクト感は圧倒的。それに伴うディテールも細やかなら、空気感には曇りも濁りもない。音色的にはしっかりオーディエンスらしいものの、チェック項目を1つひとつ挙げていくと「やっぱりサウンドボード級かも」と思い返してしまう素晴らしさです。それほどのサウンドを実現したのは録音家の技術だけでなく、会場にも要因がありそうです。何しろ、現場となった“AAMIパーク”は、上空に大きく開けたオープン・スタジアム。音が籠もらず、PAが吐き出す出音を反響ゼロでダイレクトに拾えるのです。その上で、本作にはオーディエンスだからこその旨みもたっぷり。それはスタジアムを揺るがす大合唱。音楽史に名高いヒット曲が次々と繰り出され、そこに約3万人という膨大なコーラス隊が付き従うスペクタクルが味わえるのです。しかも、それほどの大合唱が巻き起こっても、指揮するようなエルトンの歌声はくっきりはっきり。まったく微動だにせず、3万人を従えている。これほど巨大なスペクタクルはサウンドボードではあり得ず、極上の野外オーディエンス録音だからこそのハイライトでもあるのです。そんなクリアな直球サウンドで画かれるのは極めつけのグレイテスト・ヒッツと、世界を震撼させた事件の瞬間。では、事件はどの曲で起きたのか。それも併せ、豪華グレイテスト・ヒッツの内容も整理しておきましょう。70年代クラシックス(19曲)・僕の歌は君の歌:Border Song/Take Me To The Pilot/Your Song・黄昏のレンガ路:Bennie And The Jets/Candle In The Wind/Funeral For A Friend/Love Lies Bleeding/Saturday Night's Alright For Fighting/Goodbye Yellow Brick Road・その他:Burn Down The Mission/Tiny Dancer/Levon/Rocket Man (I Think It's Going To Be A Long, Long Time)/Have Mercy On The Criminal/Crocodile Rock/Don't Let The Sun Go Down On Me/The Bitch Is Back(モリー・メルドラム)/Philadelphia Freedom/Someone Saved My Life Tonight/Sorry Seems To Be The Hardest Word 80年代以降(4曲)・80年代:I Guess That's Why They Call It The Blues/I'm Still Standing/Sad Songs (Say So Much)・ロックダウン・セッションズ:Cold Heart (Pnau remix) ※注:( )内は共演ゲスト。……と、このようになっています。セット的には“FAREWELL YELLOW BRICK ROAD Tour”の定型。『DODGER STADIUM 2022』から「Don't Go Breaking My Heart」を削ったスタイルです。そして、事件が起きたのはショウも後半に入った「The Bitch Is Back」。ここではオーストラリアの著名な音楽評論家モリー・メルドラムが飛び入りするのです。普通「飛び入り」とは言っても演者側が用意するものですが、この場合は本当に飛び入り。客席のメルドラムをセキュリティがステージに押し上げるというサプライズだったのです。それ自体は問題なかったのですが、そこからが事件だった。80歳のメルドラムはヨロヨロとエルトンに近づき、即席デュエットを試みるものの、マイクもなければ演奏の邪魔をするわけにもいかない。手持ち無沙汰になったのか、おもむろにズボンを下ろし、シワだらけのケツを群衆に見せつけたのです。オジー・オズボーンやアンガス・ヤングならまだしも、80歳の評論家のケツはハッキリ言って見苦しさしかない。その光景は撮影されてSNSでも拡散、世界中のワイドショーで袋叩きという騒ぎになったのです。本作は、そんな事件の現場体験もできる。曲序盤でメルドラムがステージによじ登ると大歓声が沸き、ケツを晒すと悲鳴にも似たどよめきが起こるのです。感動的な大合唱に彩られた、豪華絢爛の究極グレイテストヒッツ・ショウ。その全貌を極上体験できるだけでなく、世界中で話題となった事件現場にも立ち会える最新の話題作です。超絶映像『DODGER STADIUM 2022』こそが必見・必携なのは間違いありませんが、完成度が高いからこそのよそよそしさも否めません。そんな時にぴったりなのが本作。極上ながら超リアルな体験感で“FAREWELL YELLOW BRICK ROAD Tour”を楽しめる新名盤なのです。「2023年1月13日メルボルン公演」の極上オーディエンス録音。密度たっぷりな芯にはスカスカ感などまるでなく、真っ直ぐ届くダイレクト感は圧倒的。会場はオープン・スタジアムで音が籠もらず、PAが吐き出す出音を反響ゼロでダイレクトに拾っている。その上で客録ならではのリアルな大合唱に彩られた曲群が感動的。「The Bitch Is Back」では80歳の音楽評論家がケツを晒して世界中からバッシングを受けているのですが、その事件現場の動揺もリアルに楽しめます。AAMI Park, Melbourne, Australia 13th January 2023 ULTIMATE SOUND Disc 1(69:58) 1. Intro 2. Bennie and the Jets 3. Philadelphia Freedom 4. I Guess That's Why They Call It The Blues 5. MC 6. Border Song 7. Tiny Dancer 8. Have Mercy On The Criminal 9. Rocket Man (I Think It's Going To Be A Long, Long Time) 10. Take Me To The Pilot 11. Someone Saved My Life Tonight 12. Levon 13. Candle In The Wind Disc 2(75:23) 1. Funeral For A Friend / Love Lies Bleeding 2. Burn Down The Mission 3. Sad Songs (Say So Much) 4. Sorry Seems To Be The Hardest Word 5. Band Introductions 6. Don't Let The Sun Go Down On Me 7. The Bitch Is Back (with Molly Meldrum) 8. I'm Still Standing 9. Crocodile Rock 10. Saturday Night's Alright for Fighting 11. Cold Heart 12. Your Song 13. MC 14. Goodbye Yellow Brick Road Elton John - Piano, vocals Matt Bissonette - Bass guitar, backing vocals Kim Bullard - Keyboards Ray Cooper - Percussion Davey Johnstone - Guitar, backing vocals John Mahon - Percussion, backing vocals Nigel Olsson - Drums, backing vocals





























