1990年、2月からスタートしたワールド・ツアーから10月14日のレバークーゼン公演から6公演連続して行われたドイツ公演、その最終日のライブをネットやYouTubeで聴けるトホホ音源とは異なったクリアーなサウンドで初めて収録した垂涎のタイトルが登場しました。詳しいマニアの方に伺った話では、YouTubeで聴けた音源はテープの劣化等で右チャンネルのレベルだけがが極端に低く、更にライブ後半の「Don't Stop Me Now」、「Carnival Time」においては激しいヒスノイズが生じておりケイ・赤城さんが奏でる美的シンセの音色が台無しになっていたとのことです。今回リリースされた本タイトルでは、もうお馴染みとなっている海外マイルス・マニアが所有していた音源となり様々な問題がクリアーされた極上オーディエンス音源となっています。コピー回数が少なく世代の若い音源をマスターとしていますので低音から高音の広がりには思わずニンマリしてしまいます。更に「Don't Stop Me Now」ではヒスノイズが殆ど感じられない処理が施されていますので改めてケイ・赤城さんの高い実力がお判り頂けます。力強い芯と細やかなディテールが素晴らしく、鳴りも端正で艶やかなタイトルはコレだけです。ライブ・アット・シュタットホール、インゴルシュタット、ドイツ 11/01/1990 Disc 1 1.Don't Cry / It's Only The Rhythm 2.Perfect Way 3.Star People 4.Hannibal 5.The Senate / Me And You 6.Human Nature 7.Time After Time Disc 2 1.Wrinkle 2.Amandla 3.Tutu 4.Don't Stop Me Now 5.Carnival Time マイルス・デイビス(tpt, keyb) ケニー・ギャレット(as, fl) ジョー・フォリー(g) ケイ・アカギ(synth) リチャード・パターソン(b) リックー・ウェルマン(dr) アーリン・デイビス(perc)