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Nice Keith Emerson ナイス キース・エマーソン/France 1970

3枚目のアルバム「The Nice」を1969年9月にリリースし、続くアルバム「Five Bridges」をクロイドンで10月に録音、12月はアメリカでフィルモア・ウェストとイーストに相次いで出演、翌1970年は1月後半から3月にかけて、大規模なUKツアーを行います。本テイクは、1970年UKツアーのスタート直前に行われた、1月24日のパリはオリンピア公演を約1時間55分に渡って、当時のオーディエンス録音としては、最高レベルと断言できる驚異的なサウンドで、ほぼ完全収録した、全てのエマーソン&ナイス・ファン必聴・必携の一枚です。40年以上の時を経て、突如、出現したマスターカセットからダイレクトコピーされたと聞く、そのサウンドは実に素晴らしく、テープ・コンディション、音の鮮度もすこぶる上質です。とにかく驚くほどに高品質かつ安定した音像で収録されており実に優れた録音テイクです。コンサートは、ナイスのライヴでの魅力が炸裂する、堂々たるIntermezzo 'Karelia Suite' よりスタート。リー・ジャクソンのMCを挟んで、優雅なピアノイントロから、ナイス版Take a Pebbleとも言うべき、Hang On To A Dreamがスタートします。ステージからの距離は感じるものの、的確に楽音を捉えているので、食い足りなさは微塵も感じられません。むしろ、近すぎず、遠すぎずと、オーディエンス録音としては、非常に恵まれた音像で、コンサートの全貌を楽しむことができます。ジャージーでスィングした楽しい演奏は貴重度もさることながら、とにかく聴きごたえ満点。後半のエマーソンとリーの絡みも最高です。重厚でメロディックなオルガン・ロックが楽しめるCountry Pieに迫力満点の演奏も、これまた聴きごたえ満点。音の分離感が非常に良いので、ダイナミックに盛り上げる3人のプレイの細かい部分までしっかりと聴きとれるのも本録音の魅力です。曲間でカットが入りますが、次は「Five Bridges」及び「Elegy」に収録されたチャイコフスキー「悲愴」第三楽章。後に「展覧会の絵」に昇華するクラシックのロック化のナイス・ヴァージョンが最良の形でライヴで展開されています。もともと、グルーブ・ロック、ハード・ロックばりに派手な展開な魅力の「悲愴」の第三楽章のロック・アレンジに、当時のパリの観客も興奮の思いで聴き入っている様子が伝わってくる名演・名録音です。コンサートは2部構成で行われており、終演後、「15分休憩です」と言うMCが聴けます。後半は、お馴染みのディラン・カバーのShe Belongs To Me、My Back Pagesの超強烈ヴァージョンが炸裂。She Belongs To Meは「The Nice」に収録されている1969年フィルモア・イースト・ライヴ・ヴァージョンを更に拡大発展させたようなダイナミックなプレイの数々を20分に渡って聞くことができます。ナイスのステージの魅力を濃縮させたような圧巻のパフォーマンス!後に「Elegy」に収録されることになるもうひとつのディラン・カバーは、前半ピアノ、後半オルガンと曲の中で色を完全に変えて、実に魅力的なライヴを展開。次は半年後に公式リリースされる組曲「Five Bridges」から後半のHigh Level Fugue (4th Bridge)とFinale (5th Bridge)を披露。アルバムでもおなじみの、まるで映画音楽でも聴いてるかのような、めまぐるしい展開で聴かせる濃密な演奏は、聴く者を大いにエキサイトさせてくれます。曲間でまたもやカットが入りますが、楽曲に切れはありません。続く「The Nice」に収録されたオリジナル曲 For Exampleは、切れ味鋭いオルガンリフ、迫力あるリーのボーカルが印象的な代表曲。安定した今回のテイクにしては4分台と9分台のそれぞれ頭に珍しく最初に一瞬テープよれがありますが、それ以外は完璧に収録。スピーディな展開と、中間部分の重厚なインプロプレイの数々は、まさにナイスのライヴにおける真骨頂。12分のテイクを一気に聴かせてくれます。エンドパートで、エマーソンがお馴染みのメロディを次々と繰り出す様は圧巻で、強烈コンサートピークを演出します。ラストはお馴染みロンドで、エマーソンの切れの良いプレイと信じられないほどの弾けっぷりは、ELP時代には感じられないほどの、凄まじいばかりのパワーと鋭さを感じさせてくれます。これ程素晴らしいライヴ盤というのもそうあるものではありません。個人的には、今年ベストの音源と言っても過言ではない大必聴音源。Live at L'Olympia, Paris, France 24th January 1970 TRULY AMAZING SOUND Disc 1(46:25) 1. Intermezzo 'Karelia Suite' 2. Hang On To A Dream 3. Country Pie 4. Pathetique (Tchaikovsky Symphony No. 6, 3rd Movement) Disc 2(69:00) 1. She Belongs To Me 2. My Back Pages 3. High Level Fugue (4th Bridge) - Finale (5th Bridge) 4. For Example 5. Rondo Keith Emerson - Organ, Piano Lee Jackson - Bass, Vocals Brian Davison - Drums, Percussion

Nice Keith Emerson ナイス キース・エマーソン/France 1970

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