一年を通して僅か4公演だけ行われたキースのソロ・コンサートから1993年ローマ公演を完全収録したものに、公式盤「ア・マルティチュード・オブ・エンジェルズ」でお馴染みの96年テアトロ・コムナーレ公演の未発表の4曲をボーナス収録した2枚組が初登場!!1980年代後半から徐々にコンサートの数が減っていったキースのソロ・コンサート・アーカイヴスから、東京に於けるモーツァルト・コンサートが懐かしい1993年の11月5日イタリア、ローマのサンタ・チェチーリア・アカデミア・ナショナル公演を4曲のアンコール含め1時間半以上に渡り完全収録したものに、公式盤「ア・マルティチュード・オブ・エンジェルズ」に「パート1」「パート2」アンコール1曲目の「ダニー・ボーイ」が収録されていた、1996年10月23日イタリア、モデナのテアトロ・コムナーレ公演の完全未発表となるアンコール2の「ブルーズ」、3の「オーヴァー・ザ・レインボー」、4の「インプロビゼーション」、5の「MON COEUR EST ROUGE」の4曲を追加収録した2枚組でレーベル独自の丁寧なマスタリングを施した高音質で収録されています!!確かなテクニックと研ぎ澄まされた感性で、最初のインプロビゼーションのスタートからキースらしい奥底から湧き出る美しいメロディの一音一音を噛み締める様に紡いでいく。そこから思いつくままに自由に展開して見事なまでに起承転結を繰り広げていくインプロビゼーションの完成度の高さは唯一無二!!長尺にしろ、スタンダードにしろ、即興で生み出されたとは思えないほど完成度の高いキースの演奏は、息を呑むほど美しく聴くものの胸をかき乱す。身体から絞り出すようにして生まれたイマジネイティブなキースのピアニズムに、皆ただただ呆然とするばかり…