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Led Zeppelin レッド・ツェッペリン/London,UK 5.24.1975 Recorder4

ZEP1975年アールズ・コート公演の中でも古くから知られていた5月24日に関してはサウンドボード一択になってしまった感が否めませんが、一方でオーディエンス録音も複数存在しています。それどころか最近になって新たなオーディエンス・マスター「recorder 4」が発掘されました。「Tangerine」から「Bron-Yr-Aur Stomp」までのライブ中間部、さらにライブ終盤がごっそり抜け落ちてしまっているのが痛恨の極みではありましたが、音質はなかなかに聞きやすい。いかにもアールズ・コート的なアリーナのエコーに包まれつつも、それでいて演奏がぼやけるほど深いものではなく、むしろ独特な聞き心地に一役買っているようにすら思えるほど。それにサウンドボードがあまりに浸透した日だけあって、オーディエンス録音で聞くというリスニング体験を新鮮に感じられるのでは。例えばオープニング「Rock And Roll」の序盤では会場にボンゾのドラムが鳴らないというトラブルが生々しく捉えられていて、サウンドボードからは伝わらない、当日のリアルなハプニングと空気感は格別。それにリアタイで出されたアールズ・コートのLPではこの曲を始めとしたライブ序盤が未収録であり、同曲のハプニングをオーディエンス録音でドキュメントできるアイテムというのが意外と少ない。またバランスのダイレクトすぎるサウンドボードと違って実際の会場にZEPの演奏が響き渡る迫力を味わえるのも実に新鮮。おかげでボンゾが「Over The Hills And Far Away」からさっそくエンジン全開となり、次の「In My Time Of Dying」で最初の頂点を迎えるほど絶好調であったことも改めて確認できるでしょう。何しろサウンドボードが浸透しすぎた日ですので、ただでさえオーディエンス録音で聞くという事自体が新鮮なこと極まりない。もちろんモノラル録音ですが演奏が距離感やエコーの中で団子状になることもなく、それでいてピッチも正確。あくまでアールズ・コートで躍動するZEPの演奏を楽しめる新発掘オーディエンス。この日をサウンドボードばかりで聞き続けてきたマニアにこそ、その新鮮な感触を楽しんでほしい貴重音源を収録したCDです。Earls Court, London, UK 24th May 1975 TRULY AMAZING/PERFECT SOUND★音は良いです・初登場。Disc 1 (68:14) 1. Introduction By Nicky Horne 2. Rock And Roll 3. Sick Again 4. Over The Hills And Far Away 5. In My Time Of Dying 6. The Song Remains The Same 7. The Rain Song 8. Kashmir 9. Trampled Underfoot / Gallows Pole Disc 2 (76:46) 1. MC Intro 2. Moby Dick 3. Dazed And Confused 4. Stairway To Heaven

Led Zeppelin レッド・ツェッペリン/London,UK 5.24.1975 Recorder4

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