1973年8月、ドラッグのオーヴァードースによって亡くなった友人の鎮魂のために作られた『TONIGHT'S THE NIGHT』のレコーディングを経て、その後行ったUSツアーより、11月15日ニューヨークでのライブのアーリー・ショーを、当時のラジオ・オンエアー・マスターからのサウンドボード音源にてほぼコンプリート収録。これはストレイ・ゲイタースからサンタ・モニカ・フライヤーズと名義を変えたバック・メンバーを率いてのツアーで、まずこの年始めまで行われていた、のちにライブ・アルバム『Time Fades Away』としてリリースされることになるツアーではハード・スケジュールや、バンド・メンバーの交代、大会場での混乱など、トラブル続きだったツアーであり、このアルバム・レコーディング中のツアーも、結局アルバム自体は1975年までリリースされることなく、レコーディングも中断したりと混迷を極めることに。そんな中で『TONIGHT'S THE NIGHT』からのナンバーが数多くライブで演奏されているのは、長年のファンとしては嬉しいところで、他にも「ホエン・ユー・ダンス」がこの時期になってライブで初披露されたりと聴きどころは随所に。01. Don’t Be Denied / 02. When You Dance I Can Really Love / 03. Tonight’s The Night / 04. World On A String / 05. New Mama / 06. Roll Another Number For The Road / 07. Tired Eyes / 08. The Needle And The Damage Done / 09. Flying On The Ground Is Wrong / 10. Human Highway / 11. Helpless / 12. I Believe In You / 13. Cinnamon Girl / 14. Cowgirl In The Sand / 15. Tonight’s The Night [Live at the Colden Auditorium, Queens College, Flushing, NY, USA November 15th 1973 Early Show : soundboard recording]