サドメル、ミンガス、エルヴィン、チック・コリアほか、常に第一線で活躍したジョー・ファレルが参加したウディ・ショウ・スペシャル・クインテット85年のライヴと、アート・ブレイキーのジャズ・メッセンジャー加入直後の18歳のウィントン・マルサリスの伝説の最初期の貴重なステージを捉えたウディ・ショウ・グループ80年の激レア・ライヴを収録したお宝盤が初登場!!そんなショウ晩年の全盛期に、盟友でありライバルでもあるフレディ・ハバードとの共演も話題となったブルーノート・レーベルからの傑作「ダブル・テイク」のレコーディング直前の1985年3月3日にイタリアのイヴレーア・ユーロ・ジャズ・フェスティバルに於ける、名手ジョー・ファレルをフューチャーした、ジーン・アドラー、ニール・スワインソン、ロニー・バレージという実力派を従えたショウのスペシャル・クインテットでのライヴを極上高音質サウンドボードで収録した音源に、現在ジャズ・アット・リンカーン・センターの音楽監督を務め、現代において最も著名なジャズ・ミュージシャンといわれるウィントン・マルサリスが、マイルス・ディヴィス、ミシェル・カミロ、ボブ・バーグ、クリスチャン・マクブライドらが通ったジュリアーノ音楽院に入学した17歳にしてアート・ブレイキー&ジャズ・メッセンジャーズに抜擢された翌年のキャリア最初期に、カーター・ジェファーソン、ラリー・ウィリス、スタンフォード・ジェームス、ヴィクター・ルイスを擁したウディ・ショウ・グループに大フューチャーされた18歳のウィントン・マルサリスを捉えた、1980年4月10日ニューヨークのファット・チューズデイでの稀少なライヴを極上高音質サウンドにて追加収録した激アツ盤が入荷しました!! 85年のファレルとのクインテットは、ショウの圧巻のブローは無論、ファレルのコルトレーンを彷彿とさせる完璧な高速フレーズでのテナーとソプラノによる強烈なブローから確かなテクニックでのロマンチックなフルートと、リーヴマン、グロスマンと同世代三羽烏の一端を担う流石のプレイが聴きもの。実力派アドラー、スワインソン、バレージ新鋭達の演奏も光る。注目のウィントン・マルサリス最初期のライヴを捉えた80年のステージは、まずショウがステージに現れ、とんでもない神童を紹介するぜ!的なMCから、なんとチャーリー・パーカーの名曲「ナウズ・ザ・タイム」を演奏。それも20分に渡る熱演となっており、ショウとウィントンによる二重奏によるテーマを経て、、いきなりウィントンに超ロング・ソロを吹かすという激アツな展開。ウィントン、流石に緊張していたのか、後のウィントンでは考えられない最初は少しヨレヨレしながらも瞬く間にあの超絶技巧で吹きまくり、まだ全く知名度がなくほとんどの観客がアイツは誰ぞや?な戸惑いが歓喜の熱狂に変わっていく瞬間が極上高音質で捉えられている!!