まだチャールズ・ロイド・グループに在籍中の1984年に行った、天才ペトルチアーニ激レアな最初期ソロ・コンサートに、ペトルチアーニ自身のトリオにベースのロン・マクルーアが参加した、これまた珍しい1985年の、どちらも完全初登場ライヴを極上高音質ステレオ・サウンドボード収録した逸品が入荷!!本作は、ペトルチアーニ初のレギュラー・トリオを結成する以前の1984年3月3日に、ボストンのバークリー・スクール・オブ・ミュージックに於ける稀少なソロ・ピアノ・コンサートを全5曲40分完全収録したものに、全世界のジャズ・ファンを巻き込んでペトルチアーニへの注目が集まるなか、チャールズ・ロイド・グループから独立を果たして活動の拠点を本場アメリカに移した直後の1985年に、ペトルチアーニ最初のレギュラー・トリオのベーシスト、パレ・ダニエルソンの代わりに、キース・ジャレット、ジャック・ディジョネットと共にチャールズ・ロイドのクラシック・カルテットを務め、その後幻のジャズ・ロック・グループ、フォース・ウェイ、デイヴ・リーブマン のクエストたどで活躍し、ペトルチアーニとはデュオ作品を発表する名手ロン・マクルーアが参加したレア〜なトリオで行ったジャズの本場ニューヨークのリッツに於けるライヴを、どちらもレーベル独自の丁寧なマスタリングを施した極上高音質ステレオ・サウンドボードにて収録、カップリングしたピアノ・ファン歓喜のアイテムが入荷しました!!今作はペトルチアーニ初期の渾身のパフォーマンスを収録しており、最初から見た目とは裏腹なダイナミックで饒舌なピアノと、エヴァンス〜キースの流れを汲んだロマンチシズムとの緩急を巧みに操り、その類稀な才能を惜しげもなく披露している。オリジナル・ナンバーでのプレイは格別ですが、スタンダードの「オール・ザ・シングス・ユー・アー」や、エヴァンス名演奏でも知られる「ナルディス」、セロニアス・モンクの「ラウンド・ミッドナイト」などでの、テーマこそ原曲のイメージが残っていますが、リズムの取り方、アドリブにおける斬新なアイディアに満ちたプレイ等を聴くと、凡人には考えの及ばない高いレベルに達した見事な演奏を聴くことが出来ます!またボーナス収録のトリオでのマクルーアのキレまくった超絶技巧を駆使したソロ含むベースと、流石と唸るしかないジグモンドのドラムスも素晴らしく、全編革命的といわれたエヴァンス至高のトリオ、それを発展させたキース・トリオらと双璧となる究極のジャズ・ピアノ・トリオ演奏が楽しめる、早熟な天才ペトルチアーニの魅力の全てを隈無く捉えたジャズ・ピアノ最高峰と呼べる演奏がとことん楽しめます!