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Mick Taylor ミック・テイラー/London,UK 2001

21世紀を迎えた頃のミック・テイラーは文字通り精力的なライブ活動をこなしており、ツアーが進むそばからいくつものアイテムがリリースされていたものでした。その一方で最近になってもこの時期のサウンドボードが発掘されてマニアを大喜びさせた『DENVER 2001 SOUNDBOARD MASTER』が登場したのは、いかにこの時期のテイラーが積極的にライブを行っていたかの証ではないかと。よってリアタイではそれなりにアイテムが生み出されたこの時期のテイラーではありましたが、最近ではすっかり見かけなくなったのも事実。 またツアーと参加ミュージシャンのスケジュールによってバンドメンバーが流動的であったことからツアーによってセトリや演奏の雰囲気が違うという楽しみがあり、今回用意された2001年ライブもまたその典型と呼べるのでは。こちらは3月のロンドンでのライブを収録したもので、リアタイでは懐かしのMasterportレーベルから『SECRET AFFAIR IN LONDON』というタイトルでリリースされました。ほぼクラブ・クラスの会場での録音という事も功を奏して非常に音質の良いオーディエンス。実際、今の耳で聞いてもまったく遜色のないほどクオリティは高く、テイラーの歌声が実にオン。当時の彼はギタリストとして以上にボーカリストとしても覚醒した感があり、積極的にリードボーカルを取っていたのでした。それだけにこの抜群の音質は当時のテイラー・ショーの魅力をあますことなく伝えてくれておりの聞きやすさ。この時代のテイラーのライブでは、あのマックス・ミドルトンが彼の右腕として活躍していた一方、最初に挙げた理由からバンドメンバーはいい意味で出入りが繰り返され、実際8月の『DENVER 2001 SOUNDBOARD MASTER』とはメンバーが違う。特にここではセカンド・ギタリストとして辣腕セッション・ミュージシャンのロバート・アーワイが加わっており、当時のテイラーの代表曲であったフュージョン・インスト「Goin' South」では文字通り火花が散るような二人のギター・バトルが聞かれます。それ以上にシンガーとして開眼したテイラーの歌いっぷりが際立っており、例えば「Late At Night」には「I Need Your Lovin' Everyday」のようなR&Bクラシック、「You Gotta Move」では「Catfish Blues」の一節が歌われるなど、随所で自信あふれるテイラーの歌が輝きを放っています。今となっては懐かしさすら感じさせるテイラー2001年のソロ・ライブを復刻。Worcester Park Club, London, UK 2nd March 2001 TRULY PERFECT SOUND (from Original Masters) Disc 1(51:27) 1. Secret Affair 2. Twisted Sister 3. Losing My Faith 4. Late At Night /Rollin' Stone 5. You Gotta Move Disc 2(55:41) 1. Goin' South 2. You Shook Me 3. Fed Up With Blues 4. Boogie Man 5. Can't You Hear Me Knocking MICK TAYLOR - Guitar, Vocal Robert Ahwai - Guitar Max Middleton - Keyboard Micheal Bailey - Bass Martin Ditchan - Drums

Mick Taylor ミック・テイラー/London,UK 2001

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