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Who,The ザ・フー/MA,USA 8.7.1971 Complete & more

1971年のザ・フーがオフシャルの超ド級ボックスで総括されたばかりですが、そこで聞かれたのは4月のヤング・ヴィック・シアターと12月のサンタモニカ。当然これらの間にもフーはライブをこなしていました。ピートが当時は複雑すぎた『LIFEHOUSE』コンセプトを諦め、傑作『WHO’S NEXT』にまとめ上げたところからツアーを開始しています。そもそもこの時期のライブ音源自体が稀有で、まだ『LIFEHOUSE』コンセプトの残り香を漂わせた「Pure And Easy」や「Love Ain't For Keeping」を演奏していたツアー前半は音源がいよいよ少ない。そんな中で10年以上前に生み出された画期的なリリースが7月末のニューヨーク二日間を収録した『FOREST HILLS 1971』でしょう。正にそれらレア・ソングを演奏していた71年の中でも特異な時期をリリースしてくれたマニアック・タイトルの傑作でした。ところが最近になって、かのジョー・マロニーによる8月のボストンでのショーを捉えたオーディエンス録音が出土。これがニューヨークから一週間後、まだ辛うじて先のレアな二曲が共存している最後の時期を捉えていたものだからさあ大変。おまけに音質もニューヨークより上質ときた。ところが今回の音源、既に2006年にはマロニーから譲り受けていたものの、テープに損傷がみられたことから放置されていたそう。それを2021年になっておなじみKrw_coが再びテープを掘り起こし、友人に最新テクノロジーでの修復を依頼したとのこと。つまり今だからこそ日の目を見た音源ということなのです。そんな曰くつきの音源だったのですが、さすがはマロニー録音だけあってモノラルでスッキリ、クリアー音質はこの「音源が存在しているだけでもありがたい」時期においてこれほどまで聞きやすい音源が存在していた事に驚きを禁じえません。おまけにライブが進むにつれてどんどんバランスも良くなり音像もオン、聞いていて嬉しくなるほど。ただでさえアイテムが少なかったこの時期、懐かしのKilling Floorレーベルからリリースされていた8月16日の『CHICAGO 1971』紙ジャケCDと比べても今回の圧勝。とはいえ先のような問題を抱えた曰くつき音源であったことも事実で、今回は『FOREST HILLS 1971』をプロデュースした「GRAF ZEPPELIN」が音源の徹底したレストアを敢行。先の理由から頑張ってテープ修復された上での公開だった訳ですが、それでもなおテープのヨレが攻め切れていなかった「Magic Bus」などは「GRAF ZEPPELIN」が本領発揮とばかりに徹底したアジャストを敢行。元々このような安定した状態だったのだろうと錯覚してしまうほど見事な状態へと生まれ変わらせてくれたのです。惜しむらくはライブ後半の超レアな「Daddy Rolling Stone」が正に修復不能な状態であったことから痛恨の未収録。同曲は衝撃の1969年バージョンが『FILLMORE WEST 1968 3RD NIGHT』で発掘されたのも記憶に新しいところですが、幸いにもこの日は従来から出回っていた「recorder 1」が存在しますので、同曲を始めとしたいくつかの欠損部にはそちらを採用。残念ながらマロニー・マスターと比べると典型的なビンテージ・オーディエンスの粗い音質なのですが、これで完全収録が実現したポイントは高い。そしてボーナスには5日のボストンからのテイクを収録。こちらもマロニー・マスターほどではないにせよ、十分に聞き込めるクオリティ。なおかつ貴重な「Pure And Easy」と「Love Ain't For Keeping」が披露されたライブ前半を収録しており、短命に終わったこの時期だけのセトリのライブをたっぷり楽しめる内容に「GRAF ZEPPELIN」がまとめてくれました。そんなレアなセトリだけでなく、演奏内容が正にヤング・ヴィックとサンタモニカの間という時期ならではであることを思い知らされます。先のレアな二曲に加え、アルバムがリリースされたばかりだった『WHO’S NEXT』の収録曲、例えば「Won't Get Fooled Again」などは遊びのない丁寧かつ慎重な演奏ぶりが新鮮。そんな中でキースが実にいきいきとドラムを叩いている様子が解るのも本音源の大きな魅力かと。それでいて「Pinball Wizard」以降ではピートお得意のインプロ引き伸ばし展開が控えめ。この辺りの端正な演奏ぶりも新鮮であり、ピートが暴走し放題だったサンタモニカとはまるで違う。かといってヤング・ヴィックほどおっかなびっくりでもない。ある意味いい塩梅、試行錯誤の終盤にあったザ・フー71年のステージを素晴らしい音質で捉えた衝撃のオーディエンス・アルバム。「絶頂期の過度期」というフー・マニア驚愕の初登場音源!(リマスター・メモ)マニアにはお馴染み、Joe MaronyのモノラルAud音源がメイン音源。日付けの問題があり、本音源を公開したKrw_Coは5日として公開したが、トレーダー間には古くから7日となってる別録音の音源が存在し、それが本音源と同じ演奏内容である。また、「コンサートファイル」掲載の7日公演の項に記載されているMy Wife演奏前のロジャーのMCが今回採用の音源と一致する。よって、この演奏(と別音源)は7日の公演であると判断。Joe Maronyの音源をメインに、欠落部を別音源で補填しているが、その別録音はノイズリダクションの影響でデジタルチックな質感のため、必要最小限の使用に留めている。★Magic Bus以降頻発する音ヨレを徹底補正し殆ど違和感なし。★8月半ば以降のライブではセットリストから外されたPure And Easyを含み、かつLove Ain't For Keepingで始まる音質まずまず良好の'71年夏のライブは良い物が非常に少なく貴重なのです。★ボーナスに5日公演の序盤部分を抜粋収録。 これで'71ボストンの決定盤テンコ盛りアイテムとなった。Boston Music Hall, Boston, MA, USA 7th August 1971 TRULY AMAZING/PERFECT SOUND★初登場音源 Disc 1 (58:53) 01. Introduction 02. Love Ain't For Keeping 03. Pure And Easy 04. My Wife 05. I Can't Explain 06. Substitute 07. Bargain ★3:31-3:33 Rec2で補填 08. Behind Blue Eyes 09. Won't Get Fooled Again 10. I Don't Even Know Myself ★4:55以降 Rec2で補填 11. Baby Don't You Do It Disc 2 (78:37) 01. Tuning 02. Pinball Wizard 03. My Generation 04. Magic Bus 05. Naked Eye 06. See Me Feel Me ★2:56以降 Rec2で補填 07. Daddy Rolling Stone ★丸ごとRec2 音は厳しい 08. Roadrunner ★0:00-0:56 Rec2で補填 Bonus Tracks: Boston Music Hall, Boston, MA, USA 5th August 1971 ★ボストン公演の二日目から序盤をボーナス収録 09. Love Ain't For Keeping 10. Pure And Easy 11. My Wife 12. I Can't Explain 13. Bargain 14. Behind Blue Eyes 15. Won't Get Fooled Again

Who,The ザ・フー/MA,USA 8.7.1971 Complete & more

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