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Led Zeppelin レッド・ツェッペリン/Osaka,Japan 1971 Complete Best Definitive Edition

★★2019年盤のディスク1-3と基本同じ(あれ以上、いじりようがない)、前回版6枚組をお持ちでない方は、間違いなく必携!★本タイトルに使用されたカセット・マスター… 本邦初公開!今回はしょっぱなから「929」と称してしまいますが、日本のZEPマニアがその数字だけでどの公演だか簡単に理解出来てしまう初来日の大阪二日目。LPの時代からZEPが日本で壮絶なライブを繰り広げてくれていたことを後世に伝えてくれる偉大な音源として揺るぎない地位を築いてきました。この日に限らず、初来日公演は広島以外の公演がレコード会社によってマルチトラックで録音されたことが証言されており、929に関しても近年遂に聖杯たるマルチ録音の音源が発掘されて大きな話題を呼んだのは記憶に新しいところ。それは確かに衝撃的な音源ではあったもののモノラル音質であったうえ、何より完全収録からほど遠い内容だったことが惜しまれます。そのせいで従来サウンドボード録音だと呼ばれてきた929音源の価値が色褪せない結果となりました。マルチトラック音源と違い、こちらは「ドラムの音が大きい」「ボンゾの会話を大きく拾う」そして「アコースティック・パートではプラントとペイジの会話がよく聞こえる」といった独特のバランスによって、ボンゾのドラム・マイクを中心としてステージ上に設置されたマイクからラインを引いて録音したと推測される音源。それでいて観客の歓声もいい塩梅で拾っており、どう聞いても卓直結サウンドボードの類ではない。やはり独自のセッティングで収録された音源であることは、その録音状態が証明しています。さてこの音源、LPの時代はOG盤と、そこから派生したコピー盤だらけという状況でありました。しかし気軽に手に入れられないOG盤の代わりに本音源と929の演奏の凄まじさを伝えてくれた亜流アイテムの存在価値は十分にあり、実際にOG盤以外のタイトルでこの音源を聞かれた人も多いのでは。それら以外の例外的存在としてUFOレーベルのアセテート盤「LIVE IN JAPAN 1971 UN-RELEASED VERSION」にて「DAZE AND CONFUSED」が発掘され、さらにはカットが入りつつも「Black Dog」の全長版が明らかになりました。もっとも、このアイテムはアセテートだった上に全編がモノラルというオチがついたのですが。もう一つ「UNBURIED DEAD ZEPPO'S GRAVE」というコンピLPで「Friends」のZEP史上唯一のライブバージョンを披露していたことが明らかとなり、おまけにプラントがプラターズの「Smoke Gets In Your Eyes」の一節を口ずさんでいた場面も聞けました。そして1989年からはCD時代の幕開けに相応しく、929全長版の発掘が進みます。1993年までの間でこの日演奏されたすべての曲が聞けるようになりました。中でも最後に演奏されたリリース前の新曲「Rock And Roll」の登場はモノラル化していた状態が惜しまれましたが、日本で同曲が演奏され、マニアが親しんできた従来の音源に収録されていたことが明らかとなった点は十分に衝撃的だったのです。1989年のLP「YOU SHOCK ME」を皮切りに始まった、OG盤やUFOレーベルで聞かれなかったパートの発掘は内容面において非常に画期的だった半面、音質面においては大きな問題を抱えていたのが皮肉でした。何しろOG盤とは比べ物にならないほど音質が落ちており、ヒスノイズのレベルは盛大なもの。こうした状態の悪さが災いし、当初は新たなパートの発掘よりも音の悪さの方で注目されてしまったきらいがあったように思われます。それどころか90年代はそうした音質の悪いバージョンだけが幅を利かせることになってしまい、結局CDに相応しいクオリティのアイテムが登場することは叶いませんでした。21世紀を迎えてからもOG盤レベルに追いつく気配はなく、遂にはLPをメインとしたNIGHT HAWK盤のような複数ソース編集盤が登場する事態となります。今となってはOG盤をメインにして929をまとめ上げるといったコンセプトは非常に画期的でした。しかし同じ頃、CDの登場によって活性化していた音源トレード、中でも日本のZEPトレーダーの間で遂に929音源のロウジェネバージョンが広まっていたのです。つまり90年代の音質劣化音源はカセットによる音源トレードの時代、海外を経由してジェネ落ちしたバージョンが出回った結果だったのです。その点こちらのバージョンは日本国内から派生した音源だったことから、90年代のバージョンと比べて飛躍的に状態がよくなっていました。ほどなくしてネット上での音源トレードの波に乗って929ロウジェネバージョンが世界へとはばたき、果てはいくつかのアイテムの元になったのです。ところが、今から10年前位にはそうしたロウジェネバージョンをも上回る音質のベターコピーを元にしたアイテムが登場。そして2010年代はこのバージョンを元にし、さらに欠損部をどれだけ別音源で補えるのかが焦点となった感があります。とはいってもロウジェネ929バージョンのパートのイコライズが上手くいってないアイテム、さらには別音源による補填がブレてしまっていたアイテムなどもあり、どうしても詰めの甘さが残ってしまう状況が続いていたのが現状ではなかったかと。そこで登場したのが本アイテム。メインとなるのはここ十年の間で既発CDアイテムにも使われてきたベターコピーのマスターがコレクターから提供されました。このバージョンの929はOG盤ほどの鮮度はないのですが、代わりにウォーミーという言葉がピッタリと当てはまるふくよかな低音と、OG盤よりも分離度の高いステレオ感が魅力。何と言っても音質以前にZEPライブ史上における究極の名演の一つをマルチトラック録音以上のリアルな迫力で再現してくれるという本音源の魅力は今なお輝きを放っています。今回のリリースに当たっては控えめなイコライズにとどめており、粗さやノイズを必要以上に抑えてしまうようなマネは一切されていません。既発盤は「Heartbreaker」の中間や「Dazed And Confused」のイントロといった静音部がイコライズによってメラメラ、ヒュルヒュルと金属的な質感が漂ったり、あるいはヒスノイズが強まってシャーシャーいってましたが、今回はそれらと違って極めてマイルドで耳に優しい仕上がりとなっている。この聞き心地だけでも決定版と呼ぶに相応しい仕上がり。ところが今回のリリースにおける目玉、それは本音源に生じている欠損部の徹底したアジャストにあるのです!この音源の一番有名なカットポイントの一つ「Black Dog」などは当たり前。むしろ今まではUFOアセテートからの流用だけで済んだと思われていた「Dazed And Confused」のボウイング・セクション終了後(CDタイム15:03-15:15付近)のカットですが、ここでは秒単位でオーディエンス録音まで流用して真の最長版へと仕上げています。同曲もう一つの有名なカット箇所「Pennies from Heaven」パートもアセテートとオーディエンス両方のハイブリッド補填が求められる欠損ですが、既発アイテムはいざ繋げてみても、それぞれのピッチの狂いまで正せていない場合が多かった。しかし今回はどちらの正確なピッチで正した上で補填していますので、既発とは比べ物になりません。ピッチと言えば929音源本体でも「Immigrant Song」で変動していたピッチをしっかり補正。こうした作業に向けて徹底的な補填と採用音源の洗い直しを行ったのは当然のこと。中でもUFOアセテートのパートなど、既発盤はNIGHT HAWK盤からの流用が多かったのですが、今回は改めてレアなアセテートからデジタル化した上で補填しましたし、各種オーディエンス録音に関してもネットからではなく、すべてコレクターから提供されたバージョンを使用。さらにはライブ終盤のモノ化したパートに関しては懐かしのMUD DOGS「IT’S BEEN A LONG TIME」のマスターカセットを入手、それを25年が経過した現在の技術でデジタル化したところ、当時よりも高音質な収録を実現させているのも大きなポイントでしょう。あの平坦で粗かったモノラル・パートに厚みと深みが出たのです。既発で見られたプチプチノイズも今回はもちろんなし。しかもこのパートは別のディスクに未編集版をボーナス収録しておきました。楽曲や演奏部分以外の欠損には各種オーディエンス録音を積極的に使用。その徹底した補填は別項を参照いただくとして、まずバンド登場前のパートからして既発よりナチュラル。何と言っても「Communication Breakdown」から「Organ Solo」が始まるまでのアンコールを求める場面を最長収録。確かにマニアックな編集かも知れませんが、昭和46年の日本のコンサート会場とは思えないほど熱狂する観客を捉えたドキュメントとして十分に感動的。★こうして実に緻密で行き届いた編集でまとめた929ベストバージョンを三枚のディスクに収めた、現在最良の「929: BEST & DEFINITIVE EDITION」が本作です。【2024年新規の補足メモ】★音源状況が非常に複雑なため改めて補足。本盤でメインに使用されているのは『男どアホウ929』や『FATALLY WANDERER 929』などのタイトルで使用されている系統のステレオ・サウンドボード・テープ。音声が左右(3時、9時方向)にキッチリとパンしており、モコモコとしながらも低域が出て全体に厚みのあるサウンド、と言えばピンと来る人もいるでしょう。念のためさらに言うと、本音源は2009年前後に流通したStage Recordingと称する物やWeedwackerにより公開された2nd Gen、またはそれらを元にしたCDアイテム(所謂929“飛行船ジャケ”または929“ジミーペイジジャケ“)などとは完全な別物であり、ネット上には流通していない音源なのです。しかも、本盤で使用されたマスターは、『FATALLY WANDERER 929』の上位マスターとなるカセット(Maxel UD90*1本、 UD60*2本)。 そのカセットをバックアップ・コピーしたリールが『FATALLY WANDERER 929』では使われている(本カセット提供者談)。現時点では『王将』というマルチトラック系統(?)の超絶サウンドボードも存在する929公演ですが、そちらは惜しくもモノラル・サウンドであり、しかも90分ほどの分量。よって、このステレオ・サウンドボード・テープ(約168分)もまだまだ存在価値があるというもの【2019年登場時のメモ】★1971年9月29日大阪公演2日目公演。関西のコレクターより、もたらされた秘蔵ステレオSBテープをダイレクト収録。渾身のマスタリングにより曲間も含めステレオSBメインのタイトルとしては初の疑似ノンストップ完全収録を実現!既発盤で補填し損なっていたカット部(3箇所)がこのたび新たに補填され、さらにAud音源を複数駆使してEncore待ち部分も完全収録!★お馴染みのステレオSBテープをメインに、足りない箇所はサブのSB MonoやアナログOG盤、またはAud音源数種を駆使して補填編集し、疑似完全収録を実現! 補填に使用した素材類は全てネットや「既発CD」の拝借ではありません。今回はOG LPやアセテート盤 SB Mono音源は全て現物から新たにデジタル化したものです。「Whole Lotta Love」以降で使用されるSB MONOテープ音源はかつてMud Dogs Recordsの『It's Been A Long Time』(1CD)で使用されたとされるカセットテープからの新規デジタル化音源です。Aud音源(4種)も全てネットではなくテープから。現時点でなるべくベストとされる素材を駆使し、既発に比べ緻密な補填編集をしてますので、SBステレオテープをメインにしたアイテムとしては間違いなく決定盤となります。【音源整理】Soundboard Stereo 1・・・今回メインで収録されているテープソースのステレオSB。929の決定版SBと言えばしばらくはこの音でした。低音域が厚めで、モコモコ目ですがナチュラル。ステレオパンニングが大胆なのが特徴。Soundboard Stereo 2・・・お馴染みOGLPレコード盤のステレオSB。鮮度抜群のクリアーなサウンドで、テープは流通していないと思われる。上記のステレオSBテープほど重心の低いサウンドではないのですが、モビーディック付近を聞くとドラムサウンドがダイレクト感抜群であり、やはり侮れません。しかも上記ステレオSBのようなモコモコ感もないのでこちらを好む方のおられるかと。また上記ステレオSBほどの極端な分離ではありませんが、こちらも間違いなくステレオ録音。Soundboard Mono 1・・・サンキューの終盤からR&RをSBで唯一してるのがこのSB Mono テープ。かつては文献によってはAud音源と記載されたりしたこともありますが、間違いなくSBです。今回過去にMud Dogs盤で使用されたとされるカセットテープからの採用。Mud Dogs盤当時と比べ、デジタル技術の進化もあり音の厚みと深みが違います!一部の既発コピー盤で見られるようなプチプチというノイズも皆無。Soundboard Mono 2・・・アセテート盤で、幻惑一部や黒犬の演奏後の曲間部に本盤のみSB収録の部分あり、重宝される。今回アセテート盤からダイレクトにデジタル化し補填に使用(※今回初CD化パートもあり)。Aud Source 1・・・H-Bomb、TDOLZでお馴染みのステレオAud。以前は唯一全長収録された音とされていましたが、近年の調査により移民からモビーディック迄がこの録音であると是正されました。Aud Source 2・・・TDOLZ、スコルピオなどでお馴染みのモノラルAudで、ライブ開始前のイントロ部分からモビーディック途中まで(天国、セレブは未収)を中心に収録した録音で、音質的にはAud音源の中でベストなのが本音源。今回もAud音源を使用する際は最優先で用いられている。Aud Source 3・・・H-Bomb、TDOLZ、スコルピオなどでコミュニケーションから終盤で使用されていたモノラルAudで、かつてはソース1と見なされていたもの。これはソース1というフレコミで実際は複数音源で構成され全長版に仕立てられたAudバージョンがトレーダー間に流通しており、H-Bomb盤などは、当時トレーダー間ではAud音源(当時はまだソース区分はなかったと思います)として流通していたものをCD化したと思われるが、実際は複数音源で構成されたものだったというもの。構成する際にコミュニケーション以降の終盤部分をこのAudソース3が担っていた、ということになります。このAudソース3自体も欠落はあるものの、実際は3CDに相当する分量を持つ録音で、近年このAud3単体の全長版もCD化され、Audソース3での「移民」から「胸いっぱい」までは、そこで初登場しました。音質的には厳しく優先順位は低いがAud音源で最長収録しているのが本音源で、コミュニケーション、サンキュー、R&Rのオーディエンス録音はこのソース3のみ。さらに長いアンコール待ちの観客の絶叫も捉えた貴重な音源であり、「929」にはなくてはなない存在。Aud Source 4・・・H-Bomb、TDOLZ、スコルピオなどで「胸いっぱい-」部分で使用されていたステレオ音源。こちらもかつてはソース1として見なされていたもの。ソース1と非常に似た質感のAud録音ですが海外では4つ目のAud音源として単独カウントされている。本音源は「胸いっぱい」のみとされている。よって現時点では「胸いっぱい」のAud音源は2種類となる。★★これは凄い一枚です。元のステレオSBテープの鮮度とAUD補填技術が圧巻。ここまで高いレベルで造りこまれた「929」は後にも先に有りません。★「929」 のBEST & DEFINITIVE EDITION Live at Festival Hall, Osaka, Japan 29th September1971 (from Original Masters) Disc 1 (67:31) 1. Introduction ★0:00-4:07 Aud2 2. Immigrant Song 3. Heartbreaker 4. Since I've Been Loving You 5. Black Dog ★1:21-1:47 Aud2 / 5:53-5:56(演奏後) 初のアセテートSB Monoでの補填(※既発は全てAud補填) 6. Dazed And Confused ★15:03-15:15 アセテートSB Mono+Aud1(※既発盤はここで欠落あり) / 22:59-23:07 アセテートSB Mono /23:07-23:44 Aud1 / 28:23-30:34 アセテートSB Mono / 30:34-31:08 Aud1 /32:00-32:04(演奏後) Aud3(※既発盤は未補填) ※幻惑は初の疑似完成版での収録! Disc 2 (73:15) 1. MC 2. Stairway To Heaven 3. Celebration Day 4. That's The Way ★3:02-3:28Aud2 5. Going To California ★5:21-5:47 Aud2 6. Tangerine 7. Friends 8. Smoke Gets In Your Eyes 9. What Is And What Should Never Be ★3:39-4:03 10. Moby Dick ★2:22-6:04 OG LP盤 / 6:04-11:49 Aud2 Disc 3 (66:01) 1. MC 2. Whole Lotta Love ★5:52-6:31 Aud4 / 19:07-21:14 SB Mono / 21:14-21:16 Aud3(※既発盤は欠落あり) / 21:16-22:17 SB Mono / 22:17-23:02 Aud4 / 29:36-31:29 OG LP盤 ※曲間は2分半ほどAud3で補填 3. Communication Breakdown ※曲間はAud3を2種類使用(延べ約4分10秒)して過去最長収録・初の疑似完全収録! 4. Organ Solo 5. Thank You ★4:57以降 SB Mono 6. Rock And Roll ★丸ごとSB Mono (1:48-2:15Aud1補填)

Led Zeppelin レッド・ツェッペリン/Osaka,Japan 1971 Complete Best Definitive Edition

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