好評の内に終了したストーンズの最新ヨーロッパツアーから当店がリリースした『VIENNA 2014』もおかげさまで好評の内にSold Outとなりました。しかしその内容と音質の良さから再発のリクエストが多数寄せられていたのですが、そんなタイミングで何と別音源が登場したのです!前回のリリース時に使われた音源も見事なクリアネスとオンな音像を誇る素晴らしい録音状態だったのですが、何と今回の音源はそれをも凌いでしまう録音状態です。これをリリースしない訳には行きません。まず今回の音源ですが、一聴しただけで分かるのは前回の音源よりもさらにオンな音像とクリアネスを兼ね備えた状態であるということ。特にキースのギターの音が前回よりもオンで生々しく捉えられている点はそれだけでもファンにとって大きなアドバンテージとなることでしょう。元々2012年以降のツアーはキースのギターの音量や存在感が話題となっていますが、ここで聴かれるサウンド・バランスは正にそのライブの出音に近いイメージを再現してくれるものです。このように、音質の単純比較でも今回の録音が優っている点は明らかでしょう。その一方で「Angie」の冒頭の賑やかな盛り上がりの臨場感を聴いてみると「同じライブを録音」したものであるということも実感されるのではないでしょうか。しかしそんな臨場感のバランスに関しても今回の音源の方がより聴きやすいバランスであり、むしろいくつかの曲で気になるのはヨーロッパライブ特有の奇声や絶叫ではなく、手拍子だったのです。そこに関して今回は徹底的なマスタリング作業によって格段に緩和。特にラストの「Satisfaction」はその盛り上がりと相まって顕著な手拍子が抑えられ、ずっと聴きやすい状態へと生まれ変わりました。さらに同じような盛り上がりの点において、この日の名演の一つであった「Get Off Of My Cloud」で起きた観客の合唱に関してもこちらの方が落ち着いて鑑賞出来る状態でした。しかも今回同時にリリースされる2006年のMSGでもこの曲が演奏されていましたが、それと比べてもこの日の演奏の出来の良さは際立っています。そしてこの日と言えば「Sympathy For The Devil」におけるハプニングでしょう。演奏中にチャーリーのドラムの音が鳴らなくなってしまうというというアクシデントに見舞われながらも、残りのメンバーが果敢に演奏を続け、最後はいつもと違うアカペラ風エンディングで幕を閉じた様子が前回の音源以上に生々しく捉えられているのです。そんな極上音質を誇るウィーン公演の別音源がリリースとなります。なお、ボーナストラックのサウンドチェック2曲は録音者が同時にアップロードしたもの。こちらは会場の外に漏れていた音を録音したようで、ライヴ本編とは比較にならない程の音の悪さですが(笑)、これはこれで貴重。ということで、あらゆる意味でグレードアップした最新ウィーン公演の決定盤。まさに2014年ユーロ・ツアーのベスト音源!この音質は驚き!前回買い逃してしまった方も今回は絶対にお見逃しなく!Live at Ernst Happel Stadium, Vienna, Austria 16th June 2014 TRULY PERFECT SOUND Disc 1(72:06) 1. Intro 2. Start Me Up 3. You Got Me Rocking 4. It's Only Rock'n Roll 5. Tumbling Dice 6. Angie 7. Doom And Gloom 8. Get Off Of My Cloud 9. Out Of Control 10. Honky Tonk Women 11. Band Introductions 12. You Got The Silver 13. Can't Be Seen 14. Midnight Rambler (with Mick Taylor) Disc 2(70:44) 1. Miss You 2. Gimme Shelter 3. Jumping Jack Flash 4. Sympathy For The Devil 5. Brown Sugar 6. You Can't Always Get What You Want (with Wiener Singakademie) 7. Satisfaction (with Mick Taylor) Bonus Tracks Soundcheck 8. Tumbling Dice 9. You Can't Always Get What You Want