カートをみる マイページへログイン ご利用案内 お問い合せ サイトマップ
 

Bob Dylan ボブ・ディラン/NY,USA 1962 & more

ボブ・ディラン1962年の最重要かつ最定番のライブ音源が10月のガスライトというカフェで行われたギグの記録。これはディランがフォーク時代に生み出した最高傑作アルバム『FREEWHEELIN’ BOB DYLAN』の製作途中にあり、アーティストとして大きな飛躍をみせる最中の彼を最高のサウンドボード録音で捉えた音源であるということから今も昔も定番としての評価を揺るぎないものとしています。実際その音質はブレイク前のディランを捉えたライブ録音としては極めてクリアーなもの。もっともサウンドボード録音と言ってもステージというほど大きな舞台がないカフェの弾き語りライブです、1960年代初頭のマイク二本とテープレコーダーというシンプルなセッティングでもイイ音で録れてしまうのがフォーク・アーティストの得なところ。またライブアルバムを前提とした録音でもありませんのでオープニング「A Hard Rain's A-Gonna Fall」からしてカットインでスタート、最終曲「West Texas」はカットアウトといった具合なのですが、そんなことが全く気にならないほどクリアーな音質。つまりコロンビアによる録音でないことから大人の事情の絡みもゆるく、それでいて音質が非常に良いことからLPの時代からボックスセットとしてリリースされるなど、アイテムにも恵まれたディラン初期ライブ音源でもありました。CD時代を迎えると程よくイコライズを施したラトルスネイク盤、対照的に生のままの状態なスコルピオ盤という二種類のガスライト・アイテムがマニアにとっての二大巨頭と化しますが、2006年にはオフィシャルも重い腰を上げてようやくリリース…かと思いきや海外オンリー、おまけにカフェのライブだけにカフェのチェーン店だけでの限定リリース。とどめは不完全版ときた。2012年になってようやく残りの曲もリリースされましたが、今度は著作権対策のリリースから2006年盤以上に入手が難しいフォーマットという有様。それぞれがせっかく既発の二大巨頭を一掃できるベストな音質で収録されていたにもかかわらず、簡単には入手出来ないという定番音源としては考えられないような扱い。それでいて以降のリリースは何もなく、あれほど定番だったライブ音源が宙に浮いたままというありえない状況が現在まで続いています。そこで今回はそれらをまとめたガスライトの過去最高音質でのリリースがようやく実現。フォーク時代ディランのライブと言えばこれ、というほどの定番音源の決定版としてのリリースもまたようやく実現することになりました。その極めてクリアーな音質だけでなく、内容がまた素晴らしい。オープニングからして当時まだ録音すらされていなかった新曲「A Hard Rain's A-Gonna Fall」の初々しい姿が最高の音質で聞ける。何より感動的なのは新曲の素晴らしさを前にして客席から合唱が起こってしまう。これこそ62年というフォーク時代ディランならではの眩しすぎるくらいピュアな光景がサウンドボードで記録されていたのです。続く「Don't Think Twice, It's All Right」に至ってはこれが最古のライブ演奏の記録とされ、実際この時点では歌詞がまだ完成していないという初々しさ。これからディランの代表曲となる二曲がまだ公式に録音される前という段階がサウンドボードで録音されていたという価値はあまりにも大きい。もはや20世紀を代表する名曲の一つと言っても過言ではない「Blowin’ In The Wind」の元ネタと言われる「No More Auction Block」を演奏しているのもガスライトが重要音源とされる所以。既にこの時点で「Blowin’ In The Wind」の録音は済んでいたのですが、まだリリースはだいぶ先。こうしたタイミングからディランも気まぐれで新曲の代わりに元ネタを演奏したのだと思われます。この貴重な演奏ゆえ「No More Auction Block」だけは1991年にいち早くオフィシャルでリリースされていましたが、そこで聞かれたバージョンよりも今回の方がずっとクリアーな音質。ただし2012年に公開されたバージョンはこの曲だけ何故かピッチが高くなっていたので今回はきっちりアジャストしています。そうした理由からこの日は「Blowin’ In The Wind」が演奏されておらず、そこは7月のモントオールのカフェで演奏された同曲の最初期ライブテイクをボーナスとして収録。これまた非常に有名なディラン62年ライブ録音の一つですが、ここでも過去最高のベストクオリティにて収録にして実に初々しい演奏ぶりが魅力的。そして全編を通して演奏されたカバー曲の演奏も素晴らしく、意外なところではロバート・ジョンソンの「Kindhearted Woman Blues」で見事なブルーズ・ギターさばきを聞かせてくれる。それが翌年には『FREEWHEELIN’ BOB DYLAN』がリリースされて一気にフォーク・スターへと昇格する訳で、ジャケットの姿が示すようなあどけなさすら残る62年ディランを最高のサウンドボードで記録した重要音源の遅すぎた決定版。フォーク時代のディランのライブ、まずはこれから!Gaslight Cafe, New York City, New York, USA 15th October 1962 SBD (74:24) 1. A Hard Rain's A-Gonna Fall 2. Don't Think Twice, It's All Right 3. Black Cross 4. No More Auction Block 5. Rocks and Gravel 6. Barbara Allen 7. Moonshiner 8. Motherless Children 9. Handsome Molly 10. John Brown 11. Ballad of Hollis Brown 12. Kind Hearted Woman Blues 13. See That My Grave Is Kept Clean 14. Ain't No More Cane 15. Cocaine 16. The Cuckoo 17. West Texas Bonus track Finjan Club, Montreal, Quebec, Canada 2nd July 1962 18. Blowin' In The Wind SOUNDBOARD RECORDING

Bob Dylan ボブ・ディラン/NY,USA 1962 & more

価格:

1,386円 (税込)

購入数:

在庫

在庫あり

返品期限・条件 返品についての詳細はこちら
この商品について問い合わせる

ページトップへ