ロバート・プラントは新たなプロジェクトとしてSaving Graceという新たなバンドを結成し、2023年からツアー活動を始めた中で、2024年UKツアーより、3月17日ロンドン、パラディアムでのライブを、テーパーにより公開されたデジタル・オーディエンス・マスターから、1時間28分にわたりフル収録。まずこのバンドは女性アコーディオン奏者のスージー・ディアンを中心した、プラントが好きなトラディショナル・フォークをカバーするというバンドで、よってオープニングからしてディランもファースト・アルバムでカバーしていた「Gospel Plow」からスタート。さらに続く曲も最近になって決定版がリリースされた『THE COMPLETE GASLIGHT TAPES 1962』にて、やはりディランも歌っていた「The Cuckoo」だったりと渋いセレクト・ナンバーが続くことに。そしてその後もトラッド・ナンバーが次々披露される中で、アリソン・クラウスとのデュオ以上にZEPナンバーを多くプレイしているのもポイントで、「Friends」などはオリジナルに近いアレンジで、「The Rain Song」も素直なアレンジが素晴らしく、さらに「Four Sticks」などは演奏が始まると楽しそうに手拍子を客席に求めるシーンなども。そしてラストはグレイトフル・デッドのカバーでも知られる「And We Bid You Goodnight」のアカペラで幕を閉じるのも素晴らしい締めとなっており、加えてプラントはベースを弾きながらボーカルを取るというスタイルもこれまでになかったパターンであり、全編アコースティック・サウンドで綴られたステージをベスト・クオリティーでここに再現。Live at The Palladium, London, UK 17th March 2024 Disc 1 : 1. Intro 2. Gospel Plough 3. The Cuckoo 4. Let The Four Winds Blow 5. Friends 6. Is That You 7. Too Far From You 8. Everybody's Song 9. I Will Never Marry 10. The Rain Song Disc 2 : 1. As I Roved Out 2. Band Member Introductions 3. It Don’t Bother Me 4. Four Sticks 5. Angel Dance 6. Gallows Pole 7. And We Bid You Goodnight Robert Plant - vocals, bass / Suzi Dian – vocals / Oli Jefferson – percussion / Tony Kelsey - mandolin, baritone, acoustic guitar / Matt Worley - banjo, acoustic, baritone guitars, cuatro