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Who,The ザ・フー/England,UK 1970 Complete Upgrade

ザ・フーの名盤という域をはるかに超え、今やロック屈指のライブアルバムとしての地位を揺るぎないものとしている『LIVE AT THE LEEDS』。そのオリジナルはLP一枚に収まる短いライブアルバムでしたが、年々高まる名声と共にオフィシャルでも当日のライブの全貌が垣間見られるようになってきました。しかしそれは「垣間見られる」状態であって決して「完全版」ではない。それどころか2001年の公式「デラックス・エディション」や2010年リリースの「コレクターズ・エディション」はマニアを満足させるに程遠い仕上がりでありながら、そこまでで公式のリリースは決着が付いてしまった感すらある。実際50周年となる2020年は新たなリリースの恰好な時期でありながら新たなアイテムのリリースは実現しなかった。むしろ不満だらけと言っても過言ではないのでしょうか。録音から20年後にロジャーがボーカルをオーバーダビング、さらには当時存命だったジョン・エントウィッスルまでもがボーカルをオーバーダビング。曲間のMCは随所で短縮。それ以上に物議を醸したのは当日のライブ演奏順ではなく、『TOMMY』パートとその他のレパートリーに分けてしまった編集。おまけに通常レパートリーを収めたDISC-1と『TOMMY』パートではそれぞれ別のエンジニアがマスタリングを担当した結果、一つのアルバムで音質が異なるという異常事態が生じるという有様。それにマスタリングの仕上がり自体が非常に押しつけがましい質感でアナログの味わいが希薄。そして翌日のハル大学リリースのリリース時には収録できたのに、楽曲使用料と権利に関する問題から未だに収録できない「Shakin' All Over」の合間でメドレーされた「Spoonful」のパート。ここがカットされ続けている以上、本当の意味でのリーズ完全版が公式ではリリース不可能となっているのです。その点、当日のライブをありのままに収録した1997年のMIDAS TOUCH盤『LIVE AT LEEDS COMPLETE』は大変に画期的なリリースかつ名盤であり、後に『TOMMY』パートだけを収めた短縮版まで出されるほどのベストセラーと化したのも当然でしょう。しかしMIDAS TOUCH盤(以下“MD盤”と称します)は何度かアナログ・ダビングを経た上での流出だったらしく、ピッチが高いままでCD化されてしまうという問題を抱えていたという。そこに目を付けてピッチ補正版としてリリースされたギ『LIVE AT LEEDS COMPLETE : REPITCHED VERSION』でした。ところが今回はクラプトンのリリースでおなじみイギリスの重鎮テーパーが同じ音源のアッパー版を提供してくれました。これは元こそMD盤と同じなのですが、それよりも明らかに音質が良く、確実にマスターに近い状態であることが推測されるアッパー感があります。それだけに重鎮テーパーとしても気合が入っていたのか、音量の低くなる曲間のMCではわざわざ音量を上げた状態で提供してくれました。実際ここで聞ける曲間を前にすると、公式ではかなりの個所が短縮されていたことを思い知らされます。その最たる例が「Young Man Blues」の前の場面。ここではピートのMCにいつもは寡黙なジョンが珍しくツッコミを入れるという場面が捉えられていたのですが、これもまた公式ではあえなくカット。重鎮テーパーとしては、こういった公式では聞かれない場面の面白さを伝えたくて曲間の音量を上げたのでしょう。ありのままの状態で収録するということは、あの頻発したノイズもまたそのまま収録されているということであり、97年リリースのMD盤にはかなりの音量でノイズが混入されていました。そこも重鎮テーパーは果敢に挑戦してくれていたのですが、ちょっと攻め切れていない箇所が多かった。そこで今回のCDリリースに際しては、2024年の最新テクノロジーで徹底したノイズ除去を敢行。オープニングの「Heaven and Hell」からしてMD盤ではノイズが耳障りでしたが、今回は一掃されて俄然聞きやすく。そして何と言っても音質が非常にナチュラルであり、これを聞いてしまうと現在の公式がいかに押しつけがましいマスタリングであったかを思い知らされるはず。これもまた聞きやすく感じられるはずで、もちろん『TOMMY』パートで音質が変わるような不自然さもありません。現在リリースされている公式はフォーマットの制約がない配信版だけが実際の演奏順に収録されているという不自由な状況でしたが、もちろんこちらは当日のライブの正しい選曲で収録されているのはもちろん、何と言っても大人の事情に阻まれて公式ではどうしてもカットされてしまう「Spoonful」もしっかり収録。ピッチが正確なのは当たり前。そして何と言ってもMD盤を超えるアイテムが渇望されていたリーズ真の完全版のリリースがようやく実現。1970年のライブ録音らしいアナログ感と共に文字通り稀代の名演となったリーズのすべてを最高の音質で楽しめる新たな決定版、公式より遥かに音良いThe Refectory, University of Leeds, Leeds, UK 14th February 1970 STEREO SBD UPGRADE & COMPLETE/UNCUT Disc:1 (70:13) 1. Heaven and Hell 2. I Can't Explain 3. Fortune Teller 4. Tattoo 5. Young Man Blues 6. Substitute 7. I'm a Boy 8. Happy Jack 9. A Quick One, While He's Away 10. Overture 11. It's a Boy 12. 1921 13. Amazing Journey 14. Sparks 15. Eyesight to the Blind 16. Christmas 17. The Acid Queen 18. Pinball Wizard Disc:2 (60:35) 1. Do You Think It's Alright? 2. Fiddle About 3. Tommy Can You Hear Me? 4. There's a Doctor 5. Go to the Mirror! 6. Smash the Mirror 7. Miracle Cure 8. Sally Simpson 9. I'm Free 10. Tommy's Holiday Camp 11. We're Not Gonna Take It 12. Summertime Blues 13. Shakin' All Over incl. Spoonful 14. My Generation 15. Magic Bus STEREO SOUNDBOARD RECORDING

Who,The ザ・フー/England,UK 1970 Complete Upgrade

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