待望の2023年来日公演は東京と大阪2回限りとなった中、2月19日東京ドームでのライブを、マルチ・ステレオIEMマトリクスにて2CDにフル収録した来日記念アイテム。まず4人のメンバーがステージ上で使用していた、モニタリング用非圧縮のマルチ・イヤーモニター・ソースによるライン音源と、デジタル・オーディエンス・マスターをミックスした、マルチIEMマトリクス・ソースによるもので、絶妙のオーディエンス・ソースを配合ステレオ・ミックスすることで、アンソニーのボーカルはもちろん各パートの細部までカンペキに分離され、圧倒的なダイナミクスレンジにて当日の模様をオフィシャル・クオリティーにて再現。なお同レーベルから先行リリースされたCDをさらに最新機器を用いてディミックス&リマスターしており、これ以上のものは無いと断言できるオフィシャルをも超えるサウンド。そして約16年ぶりのドーム公演はジョン復帰ということも相成り完全ソールドアウトという大盛況の中、おなじみ3人の即興演奏でライブはスタート。そしてジョンの激しいソロで幕を開けアンソニーがステージに登場し1曲目の「キャント・ストップ」が始まるやすでに観客も大合唱で、その後は前年リリースの『アンリミテッド・ラヴ』と『リターン・オブ・ザ・ドリーム・カンティーン』の曲を織り交ぜながら新旧のナンバーを交互に披露。そして日本では映画の主題歌としてもおなじみのある「スノー (ヘイ・オー)」で爆盛り上がりからまたスリリングな即興演奏がはじまり、復帰したジョンのエモーショナルなギターがここでも素晴らしく、さらに圧巻は続いてのエドワード・ヴァン・ヘイレンに捧げた「エディ」で、ジョンとフリーによる寂し気なイントロから始まり、後半のギター・ソロなどは必聴。そして本編は「バイ・ザ・ウェイ」の大合唱で終了し、ドーム全体がスマホのライトで照らされたアンコールでは「アンダー・ザ・ブリッジ」、そしてラスト「ギヴ・イット・アウェイ」ではステージ中央に集まった3人がチャドのドラムカウントで一気に飛び出し、ステージで暴れるメンバーたちにドームの観客も拳を高く突き上げた。最後は全員で大合唱して大団円。なお同公演はカメラ・シューティングされTV中継もあったものの、それらとはまた違ったリアルかつ別次元のパーフェクトなサウンドがここにあり。Live at Tokyo Dome, Tokyo, Japan, 19th February 2023 : ORIGINAL MASTER / Multiple Stereo IEM Matrix Recording -Demix & Remastered Superb Sound Disc 1 : 01. Intro 02. Opening Jam 03. Can't Stop 04. The Zephyr Song 05. Here Ever After 06. Snow (Hey Oh) 07. Eddie 08. Suck My Kiss 09. Reach Out 10. Soul to Squeeze Disc 2 : 01. Nobody Weird Like Me 02. These Are the Ways 03. Jam / Tippa My Tongue 04. Jam / Californication 05. Carry Me Home 06. Black Summer 07. Jam / By the Way –encore- 08. Under the Bridge 09. Give It Away