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Miles Davis Allstars Wayne Shorter,Herbie Hancock,Tony Williams マイルス・デイヴィス/NY,USA 1965 Complete

全曲マイルスとメンバーによるオリジナル作品で制作された「ESP」により新たな次元に突入したマイルス・デイヴィス黄金のクインテット。しかしマイルス、レコーディング終了直後に股関節炎でしばらく活動休止。その時期ほかのメンバーは画期的なソロ作を発表し、さらにマイルス抜きでショーターをフロントに立てて数回のみライヴを行った!アイラ・ギドラーによって世界で初めて「新主流派ジャズ」という言葉が使われた(名付けられた)のはマイルスのアルバム「マイルス・スマイルズ」のライナーノーツからだった。が、その始まりはマイルス黄金のクインテットによる全て書き下ろしによる「ESP」だ。このアルバムで初めてエイト・:ビートが登場するなど、最早それまでのジャズ、モードでさえもう古いと言わんばかりに新しい要素が充満した、現在の耳にも古さを感じさせない傑作として輝いている。つまり「新主流派ジャズ」最初のアルバムが「ESP」ということになる!マイルスの長い音楽生活の中でもグループのメンバー全員が対等の立場で活動していたのはこの黄金のクインテットだけだった。特にショーターには全幅の信頼を寄せていたマイルスはインタビューで「あのクインテットは、望む演奏ならどんなことだって出来た。以心伝来があれほどスムーズに出来たグループはなかった。ウェインはその点でトレーン以上だ。」と回想している。しかし、さぁアルバム(ESP)も出来たしコンサートを演ってオーディエンスを驚かしてやろうじゃないか!という矢先に、マイルスは股関節炎で暫く活動ができなくなってしまう。そこで新しい何かを掴み創造力が頂点に近づいたメンバーは、マイルス不在の同1965年にそれぞれ画期的なリーダー・アルバムを次々と発表する。ウェイン・ショーター「預言者」「エトセトラ」「ジ・オール・シーイング・アイ」ハービー・ハンコック「処女航海」トニー・ウィリアムス「スプリング」いずれも「新主流派ジャズ」を代表する傑作ばかり。さらに、その成果をステージでも試してみたい、そして経済的事情もありライヴ活動も行うことを決定した。 しかしマイルス黄金のクインテットといっても、当時は世間的にはマイルスのバック・バンド程度の認識しかなかったので、騙すつもりはなかったがグループ名を「マイルス・デイヴィス・オールスターズ」名義にしてコンサートに臨んだ。メンバーはウェイン・ショーター、ハービー・ハンコック、トニー・ウィリアムス、ベースにはアート・デイヴィスが参加したカルテット編成で、もちろんセットリストはメンバーのリーダー・アルバム収録曲である「ジ・アイ・オブ・ザ・ハリケーン」「ヴァーゴ」などメンバーのレパートリーのみの全6曲となっている。つまりこれは11年後のV.S.O.P.の原型ともいえる、この貴重な数回しか行われなかった幻のコンサートから1965年8月1日ニューヨークのヴィレッジ・ヴァンガード公演を、レーベル独自の丁寧なマスタリングを施した、既発を大きく上回る超高音質サウンドボードにて45分完全収録した稀少盤が入荷しました!!この時期マイルス以外のメンバーは、特にトニーは、オーネット・コールマン、ジョン・コルトレーン、セシル・テイラーら当時のジャズ界を席巻していたフリー・ジャズにも関心を寄せていて、マイルス黄金のクインテットが築いたモードから発展させた新主流派ジャズにフリー・ジャズの要素を巧みに融合させて、当時では誰も聴いたことのない新しいジャズを本公演でも全編に渡り演奏している。 フリー・フォームやロックと結びついた演奏など、モードを究めたのちに何がおこるのか、ファンならずとも多くの観衆がその動向を見守っている様子が伝わる、この数ヶ月後のあのプラグド・ニッケルに於ける「ケンカ」セッションを彷彿とさせる異様な高テンション・パフォーマンスが聴けるのだ!!グループ名の「マイルス・デイヴィス・オールスターズ」に釣られて足を運んで、幕が開いたらマイルスがいない?まるで詐欺にあったようだと怒った観客も、幕が下りると満足げな顔で会場を後にしたとか!そりぁそうだろう!この演奏聴いてみな!!

Miles Davis Allstars Wayne Shorter,Herbie Hancock,Tony Williams マイルス・デイヴィス/NY,USA 1965 Complete

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