「ディアノ時代の究極コンピ」と絶賛された伝説タイトルが大進化! オリジナル・アルバム未収録の公式トラックを完全網羅した3CDでリリース決定です!!そんな本作に永久保存されているのは、2時間52分に及ぶポール・ディアノ時代の公式レア・トラック。かつて大ヒットを記録した超名盤『THE ULTIMATE COMPILATION』から11トラックも増量した3枚組です。しかもクオリティも究極。公式トラックでもアナログ起こしは極力避け、廃盤CD等のデジタル・トラックから劣化ゼロで収録。さらにマスタリングで音量・音圧まで統一しているのです。本作はスタジオ編(DSIC 1)とライヴ編(DSIC 2-3)に分かれていますが、さらにセッションの時期/種類によっても整理されています。セクションごとに詳細にご紹介していきましょう。※注:メンバーは全トラックとも「ポール・ディアノ」「スティーヴ・ハリス」「デイヴ・マーレイ」の3人が共通。サイドギターとドラムはそれぞれ付記していきます。DISC 1(前半):スタジオ篇 スタジオ録音:“THE SOUNDHOUSE TAPES”セッション(サイドギター:ポール・ケアンズ/ドラム:ダグ・サンプソン)DISC 1はスタジオ編。まず最初は、IRON MAIDENの初録音でもある伝説の『THE SOUNDHOUSE TAPES』! オリジナルEPは“MAIDENの聖杯”と称される秘宝ですが、“音の再生”という面では半アマチュア時代ゆえの低予算カッティングがベストとは言いづらいもの。本作ではサウンド・クオリティにこだわり、オリジナルEPではなく2002年に一度だけオフィシャルCDで再発された盤(CSK 56882)から収録されています。この公式CDは、リマスター・シリーズを全部買った人だけが応募できるもので、666枚の限定品。しかも、アメリカ在住のファンしか応募できず、激レアCDです。また『THE SOUNDHOUSE TAPES』セッションで録音されながら外されたアウトテイク「Strange World」も「THE BEST OF THE BEAST」のデジタル・バージョンです。スタジオ録音:”METAL FOR MUTHAS”セッション(ギター:トニー・パーソンズ/ドラム:ダグ・サンプソン)次なるは、コンピ盤『METAL FOR MUTHAS』のために録音された2曲「Sanctuary」「Wrathchild」。こちらも当時のアナログLPではなく、しっかりと公式マスタリングでトリートメントされた1996年のCDシングルから採用さています。このセッションはギターがトニー・パーソンズで、アルバムでリメイクされた物とは違う正真正銘のオリジナル版。特に「Wrathchild」は『鋼鉄の処女』に収録されてもハマりそうなNWOBHM臭の強いテイクです。スタジオ録音:シングル・トラック(新規2曲)・Burning Ambition(サイドギター:不明(デイヴだけ?)、ドラム:ダグ・サンプソン) ・Sanctuary/Women In Uniform/Invasion(サイドギター:デニス・ストラットン、ドラム:クライヴ・バー)・Twilight Zone(サイドギター:エイドリアン・スミス、ドラム:クライヴ・バー)シングルB面はレア・トラックの基本で、もちろん本作は万全。ここでいよいよ『THE ULTIMATE COMPILATION』になかった新規トラック「Sanctuary (Single Version)」「Twilight Zone」が追加されています。どちらも『鋼鉄の処女』『キラーズ』の再発CDに収録されていた時期もありましたが、現在では正規アルバムからは除外。他シングルと同様に本作にも収録されました。また、ここで最大のポイントは「Women In Uniform」の別ミックス! 2015年にオフィシャルでアナログ7インチ復刻シリーズが発売されましたが、それに合わせて公開されたもの。CDシングルやPVでお馴染みのテイクに比べるとイントロのサイドギターがなく、サビのコーラスも大きな別バージョンです。聴いて一発で分かるほど違いながらノークレジットでで、まさに「知られざる秘宝」。これもアナログ起こしではなく、公式デジタル・トラックからCD化されています。DISC 1(後半):スタジオ・ライヴ スタジオ・ライヴ録音:“FRIDAY ROCK SHOW”セッション(ギター:トニー・パーソンズ/ドラム:ダグ・サンプソン)DISC 1の後半は、ラジオ/テレビ放送用に収録されたスタジオ・ライヴ篇です。極初期メイデンは通常のスタジオ録音でもライヴ感覚が強いため、スタジオ・ライヴもかなり近い仕上がりになっています。まず収録されているのは、BBCの番組「FRIDAY ROCK SHOW」用セッション。放送テイクは、ラーズ・ウルリッヒ監修の『NWOBHM '79 REVISITED』など、様々なコンピにも使われ、数々のエアチェック・ブートも出回ってきました。しかし、ここでは2002年の廃盤ボックス『EDDIE’S ARCHIVE』のベストバージョンから収録しました。スタジオ・ライヴ録音:“TOP OF THE POPS"セッション(新規2曲)・Running Free(サイドギター:デニス・ストラットン、ドラム:クライヴ・バー)・Women In Uniform(サイドギター:エイドリアン・スミス、ドラム:クライヴ・バー)ここで新規トラック2曲が登場! BBCのTV番組「TOP OF THE POPS」に出演した際の「Running Free」「Women In Uniform」です。この番組はマイムが基本ですが、メイデンは「ライヴでやらせてくれなきゃ出演しない」とゴネた逸話はあまりにも有名。なお「Women In Uniform」は、エイドリアン・スミス加入後初の生演奏でもあります(初仕事は4日前の「ROCK & POP」出演でしたが、そちらはマイムでした)。ボーナス・トラック さらに、公式リリースながら曰わく付きのトラックもボーナス収録。コンピ盤『AXE ATTACK!』の初回プレスにのみ間違って収録された「RunningFree」のデモバージョンです。あくまでミスなので正確な録音時期も不明で、ギターはトニー・パーソンズかデニス・ストラットンなのかも確定されていません(ドラムはダグ・サンプソン)。DISC 1で唯一のアナログ起こしではありますが、本作ではステレオ・バランスも整え、可能な限り違和感を解消した上で永久保存されています。DISC 2:コンサート・ライヴ篇(デニス時代)ライヴ録音:シングル“SANCTUARY”トラック DISC 2は「ライヴ篇」。このディスクは「サイドギター=デニス・ストラットン/ドラム=クライヴ・バー」で固定です。ファンも詰めかけたコンサート・ライヴで、目の前の観客をノセる事に集中した演奏はせいぜいサクラしかいないスタジオ・ライヴとはまるで違います。熱い「MAIDEN! MAIDEN!」コールに導かれて始まるのは、シングル『Sanctuary』収録のマーキー・クラブのステージ。当時はクレジットが曖昧でしたが、実は1980年のマーキーライヴには「4月3日」と「7月4日」の2種類があります。それぞれバラバラに各国盤のシングル等に振り分けられたりもしたため、長い間混乱の元になってきました。まずは、シングル『Sanctuary』収録の「4月3日」の2曲です。ライヴ録音:"LIVE!! + ONE”トラック こちらは「7月4日」のライヴ3曲。「Phantom Of The Opera」のみデジタル化されていますが、3曲まとめて聴けるのはEP『LIVE!!+ ONE』のみ。このEPはIRON MAIDENで唯一、正式デジタル化されていない音源でして、本作では、統一感を持たせるため、3曲とも極上状態の『LIVE!!+ ONE』から、プロ仕様のハイエンド機材でCD化されています。 ライヴ録音:”BBC ARCHIVES(レディング1980)”トラック3番目のライヴは「1980年レディングフェスティバル」。2002年に発売されて瞬く間にソールドアウトとなった廃盤ボックス『EDIIE'S ARCHIVE』からの収録です。ミスもお構いなしの荒々しい演奏や初の大舞台を踏む爆テンション、仮歌詞の「Killers」等々、NWBHMの臭みがたっぷりと乗った最高のライヴです。DISC 3:コンサート・ライヴ篇(エイドリアン時代)ライヴ録音:"AT THE RAINBOW”トラック(新規8曲)DISC 3も「ライヴ篇」で、このディスクはギターが交代し「ギター=エイドリアン・スミス/ドラム=クライヴ・バー」で固定。まずは『キラーズ』録音直後に製作された公式ビデオ『AT THE RAINBOW』です。これまではセミプロ的なNWOBHM臭さもありましたが、あるべき人材を得た彼らが急激に成長。いきなりワールド・ワイドなスケール感を身にまとったステージをステレオ・サウンドボードで楽しめます。ライヴ録音:"MAIDEN JAPAN”トラック 最後を締めくくるのは、超名盤EP『MAIDEN JAPAN』。日本盤を始め、スタンダード仕様の『MAIDEN JAPAN』は4曲収録でしたが、北米を初めとする数カ国では「Wrathchild」を追加収録した5曲仕様でした。本作では、もちろん最長の北米仕様に準じており、唯一の公式デジタル化となった1995年のCastle再発盤を使用、ここでもベスト・クオリティを実現しました。以上、42トラック・2時間52分20秒に及ぶ秘宝集。31トラックだった前回盤を大幅更新する超絶の3CDです。他にも短くしただけのエディット・バージョンや記録価値だけのホーム・ビデオもなくはないのですが、何の迷いもなく堂々と「公式トラック」と言えるトラックは、これコンプリートです。数々の公式アイテムから細心の配慮で組み上げ、さらに通しでも自然に聴ける究極の3枚組。「新たな公式アルバム」のつもりで聴いても良し、コレクションの抜けを補うも良し。まさにオリジナル・アルバム『鋼鉄の処女』『キラーズ』にすら並ぶ絶対の究極盤。ここに堂々の爆誕です!ポール・ディアノ時代の公式レア・テイクを網羅した究極コンピレーション。従来盤『THE ULTIMATE COMPILATION』より11トラックも増量した3枚組で、初録音『THE SOUNDHOUSE TAPES』や未CD化の『LIVE!! + ONE』、知られざる別バージョン等々など、オリジナル・アルバム未収録のあらゆる公式トラックをコンプリートできる絶対盤です。全編・超高音質サウンドボード!! Complete Collection of Rare Tracks 1979-1981 Disc 1(64:13) STUDIO TRACKS "The Soundhouse Tapes" Session The Spaceward Studios, Cambridge 31st December 1978 1. Iron Maiden 2. Invasion 3. Prowler 4. Strange World (Outtake) "Metal For Muthas" Session EMI Manchester Square November 1979 5. Sanctuary 6. Wrathchild Single Tracks 7. Burning Ambition 8. Sanctuary (Single Version) ★新規★ 9. Women In Uniform 10. Women In Uniform (Alternate Mix) 11. Invasion (Single Version) 12. Twilight Zone ★新規★ STUDIO LIVE TRACKS "Friday Rock Show" Session Studio 6, BBC Studios Maida Vale, London 14th November 1979 13. Iron Maiden 14. Running Free 15. Transylvania 16. Sanctuary "Top Of The Pops" Sessions 17. Running Free (20th February 1980) ★新規★ 18. Women In Uniform (12th November 1980) ★新規★ BONUS TRACK 19. Running Free (1st Press “AXE ATTACK" Version LIVE CONCERT TRACKS Disc 2 (57:56) SINGLE "SANCTUARY" TRACKS The Marquee Club, London, UK 3rd April 1980 1. Drifter 2. I've Got The Fire EP "LIVE!! + ONE" TRACKS The Marquee Club, London, UK 4th July 1980 3. Sanctuary 4. Phantom Of The Opera 5. Drifter "BBC ARCHIVES" TRACKS The Reading Festival, UK 23rd August 1980 6. Prowler 7. Remember Tomorrow 8. Killers 9. Running Free 10. Transylvania 11. Iron Maiden Disc 3 (50:15) "AT THE RAINBOW" TRACKS Rainbow Theatre, London, UK 21st December 1980 1. The Ides Of March ★新規★ 2. Wrathchild ★新規★ 3. Killers ★新規★ 4. Remember Tomorrow ★新規★ 5. Transylvania ★新規★ 6. Phantom Of The Opera ★新規★ 7. Iron Maiden ★新規★ EP "MAIDEN JAPAN (US PRESS)" TRACKS Recorded at Kosei Nenkin Hall, Nagoya, Japan 23rd May 1981 8. Running Free 9. Remember Tomorow 10. Wrathchild 11. Killers 12. Innocent Exile STEREO SOUDBOARD RECORDING Paul Di'Anno - Vocals Steve Harris - Bass Dave Murray - Guitar Paul Cairns - Guitar Disc 1: Track 1-4 Tony Parsons - Guitar Disc 1: Track 5-6, 13-16 Dennis Stratton - Guitar Disc 1: Track 8-11, 17 & Disc 2 Adrian Smith - Guitar Disc 1: Track 12, 18 & Disc 3 Doug Sampson - Drums Disc 1: Track 1-7, 13-16, 19 Clive Burr - Drums Disc 1: Track 8-12, 17-18 & Disc 2-3