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Bob Dylan ボブ・ディラン/NC,USA 2024

ここ数年みられなかったようなセットリストの大幅な刷新とバンドメンバーの変更が大きな話題を呼んでいるボブ・ディランの最新ツアー。まずバックを務めるバンドにはドラムにジム・ケルトナーが復帰。しかも20年ぶりという歳月の流れにも驚かされるばかり。それ以上に驚きなのがセットリストの大幅な変更。今年の4月まで何年も続いていた近作アルバムからの曲でまとめられていた構成が突如として一新、今回は過去のナンバーが一気に復活を遂げたセットリストが世界中のマニアを驚かせています。オープニングからして「Highway 61 Revisited」という攻めのオープニング。そこから「Shooting Star」に「Love Sick」と久しぶりに演奏される名曲が立て続けに披露。特に後者はディランの歌いっぷりが最高。そうした序盤の名曲連発から一転して驚きのカバー曲が続きます。それが「Little Queenie」なのですが、ロックファンにはストーンズ・バージョンでおなじみチャック・ベリーの曲をディランが楽しそうに歌い上げる。このロックンロール・クラシックに続いて披露されたのは「Mr. Blue」。よっぽどのマニアでない限り「?」となる曲名かと思われますが、実は1967年『BASEMENT TAPES』のセッションで録音されていたオールド・ソング。単にセットリストを変えるだけでなく、こうしたナンバーを引っぱり出してくるところにディランの意欲が感じられるのではないでしょうか。「Can't Wait」や「Under The Red Sky」もまた凄く久しぶりの演奏なのですが、ライブ後半にはカントリー・クラシックの「Six Days On The Road」もまたインパクトのある選曲であると同時にディランのレパートリーとして十分にフィットしている感があり、これからの演奏が楽しみで仕方ありません。そして従来のセットリストからの生き残りとも言えるフィナーレ「I'll Be Your Baby Tonight」がすっかり激しいアレンジへと豹変しており、しかもディランがハイテンションに歌い上げている。ここ数年のディラン年齢の現実も踏まえて円熟路線まっしぐらかと思われていただけに、この激しい演奏にもまた驚き。近作メインで円熟味を前面に押し出したここ数年のライブも良かったけれど、やはり今回のようなロックするディランを見られるのはマニアにとって嬉しい喜び。まるでロックへの回帰を告げるような一大変化を遂げたオーディエンス録音は音像が非常に近く、ディランの声が特にオンなバランス。一方この日はウィリーネルソン主催のフェスということもあり、ディラン目当てでない人々の会話を拾ってしまっている(それがなければプレスで行けたかも)のですが、それも圧倒するような音圧の迫力がまた今回のノリノリなステージの迫力をあますことなく伝えてくれる。それほど突如として大きな変化を遂げたディランの最新ステージは凄いのです!Coastal Credit Union Music Park at Walnut Creek, Raleigh, NC, USA 23rd June 2024 ULTIMATE SOUND 1. Highway 61 Revisited 2. Shooting Star 3. Love Sick 4. Little Queeniem5. Mr. Blue 6. Early Roman Kings 7. Can't Wait 8. Under The Red Sky 9. Things Have Changed 10. Stella Blue 11. Six Days On The Road 12. Soon After Midnight 13. Ballad Of A Thin Man 14. I'll Be Your Baby Tonight Bob Dylan - piano, harp Tony Garnier - electric and standup bass Jim Keltner - drums Bob Britt - acoustic guitar, electric guitar Doug Lancio - acoustic guitar, electric guitar

Bob Dylan ボブ・ディラン/NC,USA 2024

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