全世界を震撼させてきた、独自の関係者ルートによる発掘サウンドボード・シリーズ。その最新弾となるデビュー直後の伝説サウンドボードが永久保存決定です。そんな本作に刻まれているのは「1974年4月18日メンフィス公演」。そのステレオ・サウンドボード録音です。当店ではKISS全史を取り扱っていますが、黎明期の貴重度は特級。1974年も可能な限りの名作でアーカイヴしてきましたので、まずは当時の活動概要に照らしながらコレクションを整理していきましょう。・1月8日+26日:ニューヨーク(2公演)“KISS Tour”・2月5日ー21日:北米#1(7公演)・3月22日ー8月4日:北米#2(64公演)←★ココ★《8月『HOTTER THAN HELL』製作》・9月13日ー10月4日:北米#3(13公演)←※TORONTO SEPTEMBER 1974 “HOTTER THAN HELL Tour”・10月16日ー12月31日:北米#4(42公演)←※EAST LANSING 1974 これが1974年のKISS。“KISS Tour”は約1ヶ月の合間を発散で3つに大別できるのですが、メインだったのは春から夏にかけての「北米#2」。場数が多いだけに残された記録も多いので、さらに日程をズームしてみましょう 「北米#2」の詳細・3月22日ー4月5日(11公演)*4月7日『DETROIT 1974 1ST NIGHT』・4月8日+12日(2公演)*4月13日『DETROIT 1974(8ミリ映像)』・4月14日ー17日(4公演)*4月18日:メンフィス公演 ←★本作★・4月19日ー8月3日(43公演)*8月4日『SOUTHBEND 1974』……と、このようになっています。本作のメンフィス公演はその20公演目。この時期のサウンドボードと言えば『DETROIT 1974 1ST NIGHT: PRE-FM REEL』となっておりますが、その11日後でもありました。ショウは伝説的なラジオ局“WMC FM-100”で放送された事でも知られ、以前から初期を代表するサウンドボードとして有名。MEMPHIS 1974 2ND NIGHT が定番となってきました。本作も基本的には同じFMサウンドボードではありますが、今回独自ルートで発掘されたカセット・マスターからトランスファーされた銘品なのです。そのサウンドは、非常にフレッシュ。同じ録音だけあって不安定感などは変わらないのですが、鮮度はアップ。鳴りがグッと美しく、ディテールも鮮やか。その細やかさゆえに、1音1音の立体感も増しているのです。そんなフレッシュ・サウンドで甦るのは、『ALIVE!』より1年以上前という黎明の生演奏。若かりし野心と情熱が丸出しでありつつ、まだまだ荒削り。その旨みは前述の『DETROIT 1974 1ST NIGHT』でも味わえましたが、本作はあのプレス名盤にもなかった激レア曲「Acrobat」が演奏されてもいる。この曲は「You're Much Too Yong」としても知られる「Love Theme from Kiss」の原曲。ほんの数回しか演奏されたという記録がないのですが、メンフィス公演はその最後の1回でもある。本作は、その貴重な生演奏とシンクロできるサウンドボードなのです。『地獄からの使者』を送り出してから2ヶ月。世界に飛び出したばかりの4人の熱量を脳みそに流し込んでくれるサウンドボード・アルバムです。「1974年4月18日メンフィス公演」のステレオ・サウンドボード録音。以前から知られるFM放送ですが、本作は独自ルートで新発掘されたカセット・マスター。録音自体は同じなので、不安定感などは変わりませんが、鮮度はアップ。鳴りがグッと美しく、ディテールも鮮やか。その細やかさゆえに、1音1音の立体感も増しています。極初期だけの激レア曲「Acrobat」も脳みそに流し込んでくれる伝説サウンドボードの最高峰盤です。Lafayette's Music Room, Memphis, TN, USA 18th April 1974 STEREO SBD UPGRADE (41:45) 1. DJ Intro 2. Deuce 3. Strutter 4. Firehouse 5. She 6. Nothin' to Lose 7. Cold Gin 8. 100,000 Years 9. Black Diamond 10. DJ Intro 11. Acrobat STEREO SOUNDBOARD RECORDING