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Deep Purple ディープ・パープル/WI,USA 1974 Complete New Source

画期的なツイン・ヴォーカル体制ハードロックを創始し、さらなる深化を図っていた『嵐の使者』時代のDEEP PURPLE。その現場を本生100%体験できる新録音が登場です。そんな本作が吹き込まれたのは「1974年12月11日ミルウォーキー公演」。その新発掘オーディエンス録音です。ギター/キーボード/ドラムを天才で固め、その上に超個性派ヴォーカルを2人を乗せていた第III期DEEP PURPLE。まさに才能の塊でありながら、約1年半という短すぎる活動で燃え尽きてしまいました。まずは、その全体像を俯瞰しつつ、本作のポジションも確認してみましょう。1973年《9月:第III期始動→11月『紫の炎』完成》・12月9日ー17日:欧州#1(5公演)1974年・1月20日ー26日:欧州#2(5公演)《2月15日『紫の炎』発売》・3月3日ー4月9日:北米#1(28公演)←※CALIFORNIA JAM・4月18日ー6月27日:英国(25公演)←※LIVE IN LONDON・8月24日ー30日:北米#2(4公演)《9月『嵐の使者』完成》・9月18日ー28日:欧州#3(9公演)《11月8日『嵐の使者』発売》・11月13日ー12月17日:北米#3(19公演)←★ココ★ 1975年・1月25日:メルボルン公演《3月14日『銀嶺の覇者』完成》・3月16日ー4月7日:欧州#4(12公演)←※MADE IN EUROPE他《リッチー・ブラックモア脱退》これが第III期DEEP PURPLEの活動概要。象徴ライヴ作と言えば『CALIFORNIA JAM』『LIVE IN LONDON』『MADE IN EUROPE』となるわけですが、本作のミルウォーキー公演はそのどれとも離れた端境期。『嵐の使者』リリースの約1ヶ月後となる「北米#3」の14公演目にあたるコンサートでした。「北米#3」と言えば名盤『LONG BEACH ARENA 1974』が定番として愛されておりますが、本作はその9公演後(3週間後)でもありました。この「北米#3」は録音が極端に少ない時期でもあるのですが、実はこのショウの録音は以前からコア・コレクターの愛では存在が知られていました。しかし、本作はそれとは異なる新発掘。それもダビングの系統違いやジェネ違いではなく、まったくの別録音。ごく最近になって有名コレクター「luciferburns」氏が公開したもので、アナログ・カセットからダイレクトにデジタル化された新マスターなのです。そのサウンドは瑞々しく、生々しい。あくまでも貴重度優先のヴィンテージ・オーディエンスには違いないのですが、そのリアリティは格別。従来録音の方が演奏音に極太感があったりもしますが、その代わり新録音はオーディエンス・ノイズの少なさが素晴らしい。もちろん曲間になれば喝采も沸くものの、それも拍手主体で奇声や絶叫の類はほとんどなし。演奏が始まれば5人の演奏がすべてを蹂躙し、観客の存在すら忘れさせるのです。そんな新発掘サウンドで描かれるのは、第III期の旨みが濃縮されたフルショウ。この時期は曲の良さでも頭抜けていたわけですが、その名曲群がたっぷり。特に、その後は演奏されない「The Gypsy」「Lady Double Dealer」も交えた前半の充実感は格別です。そして、後半までしっかり録音されているのが高ポイント。前述した「北米#3」の代表作『LONG BEACH ARENA 1974』は音こそ良いものの、ショウ中盤の「You Fool No One」で録音が終わっていました。その点、本作は「You Fool No One」以降も録音されており、ラストの「Highway Star」終了まできっちり堪能できるのです。しかも、演奏自体も素晴らしい。リッチーもまだヤル気があったのかキレも良いですし、様々なフレーズを絶え間なく繰り出していて機嫌がよさそう。「Mistreated」のソロも素晴らしく、「Lazy」を挟んで「Smoke On The Water」へと雪崩れ込む辺りはRAINBOWでの「Man on the Silver Mountain」を彷彿とさせる。DEEP PURPLEであると同時に、RAINBOW前夜でもあった“STORMBRINGER Tour”の旨みがしっかりと味わえるのです。単に全員が才人というだけでなく、アンサンブル構造さえも超個性的だった第III期DEEP PURPLE。その現場を伝える貴重な新発掘ライヴアルバムです。50年の時空を飛び越えた本生サウンド。「1974年12月11日ミルウォーキー公演」の新発掘オーディエンス録音。ごく最近になって有名コレクター「luciferburns」氏が公開したもので、従来マスターとはまったくの別録音。アナログ・カセットからダイレクトにデジタル化された鮮度は格別で、オーディエンス・ノイズの少なく5人の演奏がすべてを蹂躙。同レッグの代表作『LONG BEACH ARENA 1974』では録音されていなかったショウ後半も楽しめる新名盤です。Milwaukee Arena, Milwaukee, WI, USA 11th December 1974 TRULY AMAZING SOUND NEW SOURCE Disc:1 (49:56) 1. Intro 2. Burn 3. Stormbringer 4. The Gypsy:貴重(リッチーが弾いてるのはこの時期だけ)5. Lady Double Dealer 6. Mistreated 7. Lazy(★虹でよくやる銀嶺へ)8. Smoke On The Water Disc:2 (63:19) 1. Keyboard Solo 2. You Fool No One 3. Guitar Solo 4. Blues 5. You Fool No One Reprise 6. Drum Solo 7. The Mule 8. Space Truckin' incl. Gypsy Eyes, Child In Time 9. Going Down 10. Highway Star David Coverdale - Vocals Ritchie Blackmore - Guitar Glenn Hughes - Bass, Vocals Jon Lord - Keyboards Ian Paice - Drums

Deep Purple ディープ・パープル/WI,USA 1974 Complete New Source

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