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Rainbow レインボー/Tokyo,Japan 2.3.1978 Complete

RAINBOWの1978年ジャパンツアーより、最終日となった2月3日の東京・日本武道館公演が、Miracle Man録音によるオーディエンス・マスターで発掘!2枚組でここにリリース決定です。ロニー時代のRAINBOWにとって最後の日本公演となった本ライヴは、これまで各種の優れた録音が登場してきました。本作はその特別なライヴを、また新たな角度から明らかにします。RAINBOWは1976年ツアーの終了後、「RISING」に続くスタジオ・アルバムの製作に着手しますが、度重なるメンバーチェンジもあって作業は遅れ、'77年秋に始まったツアーは、(セットに新曲「Long Live Rock 'n' Roll」を加えたものの)ライヴ・アルバム「ON STAGE」のプロモーションという形になりました。それでもベースにボブ・ディズリー、キーボードにデイヴィッド・ストーンを迎えたバンドは、確かな演奏力と'76年とも違うサウンドの魅力を身につけ、各地で充実したライヴを披露しました。年が明けた'78年1月からは再び日本へ上陸。'76年を超える熱狂の中、11日の名古屋公演を皮切りに約3週間という大規模なツアーが行われました。しかし札幌公演で起きた悲劇的な事故のため、ツアー後半は会場のムードが一変。記録と記憶の双方から、日本の洋楽コンサート史上に残るツアーになったのです。本作ではその最終日に行われた、2月3日の日本武道館におけるライヴを、アリーナ席の"N列45番"より録音したもの。ライヴの前半はテーパーが機材が隠しているためか、音像がやや遠く、Miracle Man録音としては当時の水準に近いのですが、マスターの鮮度は確かなので、音の見通しそのものは悪くありません。ショウが進むにつれて音のダイレクト感は向上していき、ライヴの中盤に差し掛かる頃には、迫力に富んだ音像を楽しめるようになります。Miracle ManによるRAINBOWライヴの武道館公演といえば、全てのRAINBOWファンを驚かせた「AN EVENING IN DECEMBER」がまず思い起こされます。しかし厳戒態勢で行われた'78年の最終日は、熱気が噴出するライヴだった'76年ともまた異なり、セキュリティに抑えられたファンの興奮が、随所で爆発する機会を伺っています。このように物々しいムードの中進むライヴを、本録音ではオープニングからエンディングまで興味深く聴き進める事が出来ます。厳戒態勢の緊迫したムードが影響したのか、この日のリッチーはまるで自分を落ち着かせるようにプレイしている印象で、どこか手探りな感じがあります。確かにミストーンも散見され、「Kill The King」ではそんな彼に罵声を浴びせている人物が確認できます。この時期のライヴで特徴と言えた、楽しいセッション風の演奏は影を潜めていますが(ロニーのMCもフレンドリーな感じながら、やや言葉は少なめです)、硬質で手堅い演奏からは、バンドのメロディアスな側面を感じられるでしょう。整然とした「Mistreated」では、バンドと客席の双方に妙な緊張を漂わせてしまいますが、「16th Century Greensleeves」の導入として取り上げられる「Greensleeves」では、爪弾くトーンが透き通るようで、素晴らしいプレイを聴かせます(同様に「Blues」でも見事なトーンを披露しています)。本ライヴでは「Catch The Rainbow」に先立ち、日本人関係者によるMCで追悼の言葉と黙祷が行われます。この場面も既発以上にしっかりと確認できます(ここで「引っ込め!」と叫ぶ観客が多いあたりにも、当時のライヴ会場の雰囲気が現れています)。ここから続く「Catch The Rainbow」ではリッチーのギターが素晴らしく、前半の静かなパート、後半のドラマチックなソロ共に、聴く者全ての心を打ち抜くはず。勢いとパワーに満ちた「Man On The Silver Mountain」そして「Blues」では、ボブ・ディズリーのベースソロをフィーチャーした後に飛び出す、インパクトあるギターが迫力満点。曲の中盤、「Starstruck」を挟む形で披露されるロニーのヴォーカル・アドリブ(ファンには「Night People」としてお馴染み)は、彼のずば抜けた力量を実感させます。この日はその「Man On The Silver Mountain」でセットリスト本編が終了。ドラムソロを含む「Still I'm Sad」はアンコールとして演奏されます。「Do You Close Your Eyes」とギタークラッシュでの爆発的なラストを期待したファンには肩透かしだったかも知れませんが、リッチーの緩急を効かせたギターはここでも聴き応えがあります。もちろんコージーの「1812 Overture」は、武道館の全体を揺るがすような大迫力。エンディングでのロニーの絶唱は見事の一言で、本来のRAINBOWライヴらしい興奮の中、ライヴを大団円でクロージングします。Miracle Manによる'78年ジャパンツアーの記録は、初日の名古屋市公会堂におけるライヴが「BACK TO FRONT」としてリリースされ、ツアー初日の熱狂ぶりを臨場感溢れる録音で明らかにしています。その同じツアーの最終日を、こちらも迫真のドキュメントで残した本作を併せて聴く事により、ファンは'78年ジャパンツアーの雰囲気を深くリアルに確認できるでしょう。「REQUIEM」「STILL I'M SAD」、そして「EPILOGUE」と大定番音源が山脈のように連なる「'78年2月3日」の記録へ、今また新たな一本が仲間入り!録音席はアリーナ N列45番 Live at Budokan, Tokyo, Japan 3rd February 1978 PERFECT SOUND(from Original Masters) Disc 1 (48:44) 1. Opening 2. Over The Rainbow 3. Kill The King 4. Mistreated 5. 16th Century Greensleeves 6. MC 7. Catch The Rainbow Disc 2 (47:02) 1. Long Live Rock 'n' Roll 2. Lazy Intro. 3. Man On The Silver Mountain 4. Blues / Vocal Improvisation 5. Starstruck / Night People 6. Man On The Silver Mountain (reprise) 7. Guitar Intro. 8. Still I'm Sad 9. Beethoven 9th 10. Keyboard Solo 11. Cozy Powell Solo feat. 1812 Overture 12. Still I'm Sad (reprise) 13. Over The Rainbow Ritchie Blackmore - Guitar Ronnie James Dio - Vocal Cozy Powell - Drums Bob Daisley - Bass David Stone - Keyboards

Rainbow レインボー/Tokyo,Japan 2.3.1978 Complete

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