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Rolling Stones ローリング・ストーンズ/CA,USA 7.12.1975 Mike Millard Master Tapes

JEMSチームがプラットフォームを変えてくれたおかげで待望のミラード・マスター公開が始まったローリング・ストーンズ1975年のLAフォーラム連続公演の残り分。既に初日の『L.A. FORUM 1975 1ST NIGHT: MIKE MILLARD MASTER TAPES』が大センセーションおば巻き起こしている最中ですが、7月12日のミラード・マスターが公開されました。この日は不幸にもミラードがレコーダーの操作を間違えてしまい、結果としてライブ開始から50分間だけの録音に終わってしまいます。それでも天下のミラード録音ということから20年ほど前にEV『WHORES, COCAINE AND A BOTTLE OF JACK』やVGP『THE LOST MILLARD MASTERS』などでリリース。それらに収録されたバージョンは基本ジェネ落ち状態で収録されていただけでなく、何とモノラルにダウングレードした状態のコピーから収録されていたのです。マニアとしても当時から「何でこの日はモノラルなんだろう…」と不思議に感じていたはず。ところが今回は初のステレオ収録を実現!さすがはミラード・マスター、既発アイテムとは段違いのアップグレード。音の広がりやクリアーさが飛躍的に向上、もはや比べ物にならないレベル。こうなれば50分足らずの録音でもCDリリース…と行きたいところですが、20年前とは状況が大きく変わってしまった。今や同日のプロショット映像が公式にリリースされ、何と言っても大ベストセラーのサウンドボード・アルバム『L.A. FORUM 1975 4TH NIGHT』もある。そうなるとミラード録音と言えどもわずか50分の不完全録音は厳しい。本当にこの日のミラードが録音に失敗したのが無念でならない。というのも彼はこの日最前列という究極のポジションから録音出来たおかげでキースのギターがサウンドボードそのものと呼べる圧巻の音圧、間違いなく彼のアンプの近くでの録音であったことも推測されるかと。ところが最前列ゆえ近くに警備員がおり、いつもなら録音中でも行っていたレコーダーのチェックができないという事態に。そういう時に限ってミラードがレコーダーの操作を間違ってしまった結果が50分足らずの収録に終わってしまった。それでもなお今回のステレオかつ本来の豊かな音質での収録はマニアを驚かせるに十分なもの。The Forum, Inglewood, CA, USA 12th July 1975 TRULY PERFECT/ULTIMATE SOUND (50:52) 01. Fanfare For The Common Man Intro 02. Honky Tonk Women 03. All Down The Line 04. If You Can't Rock Me / Get Off Of My Cloud 05. Star Star 06. Gimme Shelter 07. Ain't Too Proud To Beg 08. You Gotta Move 09. You Can't Always Get What You Want 10. Happy

Rolling Stones ローリング・ストーンズ/CA,USA 7.12.1975 Mike Millard Master Tapes

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