最終決定盤、遂に登場!!みんな大好きローリング・ストーンズ1972年のアメリカ・ツアーは本来ライブアルバムをリリースすべく複数の公演がマルチトラックで収録され、そうして残された録音の中から、唯一丸ごとワン・ショー単位での流出が実現したのが6月24日フォートワースのセカンド・ショー。当然ステレオ・サウンドボードという事でVGPの『FORT WORTH EXPRESS』を皮切りに「何度出しても売り切れる」ほどマニアの間では決定的な定番の座を揺るぎないものとしている真のベストセラー。その後、新世代リリースと言える『FORT WORTH 1972 2ND SHOW』からしてあっという間にSold Out。この名作を「GRAF ZEPPELIN」が洗い直してくれた更なる名盤『FORT WORTH 1972 LATE SHOW』もまた瞬殺レベルの大好評アイテムとなったのでした。それほどまでの定番ステレオ・サウンドボード、おまけに絶頂期ツアーの記録ともなればマニアから再発のリクエストが絶えないのはもちろん、何より市場に安定供給されて然るべき名音源。実際この音源を収めたタイトルを複数所有しているマニアが少ないはずで、例えば『FORT WORTH EXPRESS』などにしてもバージョン違いを所有しているというマニアが相当数にのぼるかと。そうでなくともフォートワースは再リリースがそろそろ必要なのでは?と思い描いていた絶好のタイミングにて再度のレストアを引き受けてくれたのはもちろん「GRAF ZEPPELIN」。とはいえ前回の『FORT WORTH 1972 LATE SHOW』によって突き詰められた感のあった音源を今回はどのように調整してくれるのか?そこを「GRAF ZEPPELIN」、まったく違うアプローチに取り組んでくれたのです。それは過去のアイテムの大元になったフォートワースのトレーダー間タイトル『FT. WORTH SPECIAL』CDに遡ってのレストアに着手。要するに元ソースに戻っての音源見直しということ。過去にリリースされたアイテムの大半はCDからデジタルファイル化されて流通した際にノイズリダクションが施されてしまったバージョンを元にしてしまった場合がほとんどで、それを物語るように「ヒスはないけどナチュラルさを欠く」質感へと大なり小なり陥っていたのでした。そこを今回は大本たる『FT. WORTH SPECIAL』CD-Rから収録し直したことで本来のナチュラルさを取り戻すことに成功。確かに近年の各リリースも素晴らしいものでしたが、今回のバージョンを聞くとそのナチュラルさに驚かされること間違いなし。ステレオ・サウンドボードゆえ最低限クオリティの高さが保証されている音源です、過去のアイテムに共通する不自然さになれていた方にはなおさら新鮮なナチュラルさを実感してもらえるはず。その結果として過去のアイテムと違い微弱なヒスノイズも入っているのですが、これがまるで嫌味のない、それこそ本来のナチュラルさを実感させてくれる要因となっています。そのマイルドな聞き心地だけでも過去のアイテムとの違いは大きい。これだけアイテムが乱立されたからこそ、あえて本来の音源に立ち返った成果が今回のリリースなのです。そして『FORT WORTH 1972 LATE SHOW』においてこれまた大きな成果を挙げていたテープのヨレを始めとした緻密なレストアも再び行ったことで、これ以上ないほどナチュラルかつ安定度抜群に生まれ変わった定番ステレオ・サウンドボード。もちろん欠損部のAud補填に関しても一からやり直し、前回の「recorder 1」でなく「recorder 2」を使用してより滑らか、さらに音像近め&厚みのある補填を敢行。その仕上がりも実に見事。もし将来フォートワースが公式にリリースされた暁には最新テクノロジーをがっつり用いたマスタリングやリミックスが施されることは必須であり、今回のような1970年代の録音らしいナチュラルさが活かされる可能性は低いはず。これまでも数々のストーンズ絶頂期音源で見事な腕前をふるってくれた「GRAF ZEPPELIN」が72年の超定番サウンドボードを最終決定版に相応しい仕上がりへと生まれ変わらせてくれました!VGP盤などの過去タイトルの元音源となったとされるBoss Hawg盤「FT. WORTH SPECIAL」よりリマスター!近年リリースのプレスタイトルではデジタル・ノイズリダクションを受けたデータをベースにした音盤化ばかりでしたが、今回はBoss Hawg盤がベースとあってデジタルノイズリダクション臭のない極めてナチュラルで厚みのあるサウンドが遂に最新リマスターで堪能できる訳です。曲間やランブラーアタマなどを聞き比べればその差は歴然。近年盤では「ヒスがない」事が良いこととして礼賛されましたが、今回盤ではヒスは若干ありますが、ヒリヒリシュルシュルした嫌なデジタル臭は一切ありませんので、是非聞き比べて頂ければと思います。ピッチ・位相・帯域の調整がなされていますが、帯域調整はもちろんやり過ぎない適切な範囲でなされており、既発VGP盤などよりもヒスは違和感ないうえで控え目。また、お馴染みランブラー中間パートの音ヨレも丁寧緻密なヨレ補正がなされたほか、低周波ノイズ(ハムノイズ)も丁寧に分析除去されてますので、これにてあらゆる既発盤を遂に凌駕したと言えるでしょう!Live at Tarrant County Convention Center, Fort Worth, TX, USA 24th June 1972 Late Show STEREO SBD 2024 REMASTER UPGRADE! (73:31) 01. Introduction ★丸ごとAud Rec2*前回盤はRec1補填だった 02. Brown Sugar ★0:00-0:05Aud Rec2で補填*前回盤はRec1補填だった 03. Bitch 04. Rocks Off 05. Gimme Shelter 06. Don't Lie To Me 07. Love In Vain 08. Sweet Virginia 09. You Can't Always Get What You Want 10. Tumbling Dice ★4:32MickのMCが2音増えて"Thank You Very Mu"まで聴ける(★★既発未収 ) 11. Midnight Rambler 12. Ban Introductions 13. Bye Bye Johnny 14. Rip This Joint 15. Jumping Jack Flash 16. Street Fighting Man STEREO SOUNDBOARD RECORDING