1988年から翌年にかけては世界各地のジャズ・フェスにトリオ編成で出演していた中、同年9月3日アメリカ、デトロイトで開催された「モントルー・デトロイト・ジャズ・フェス」に出演した際の模様を、ラジオ・オンエアー・マスター・クオリティーからのステレオ・サウンドボード音源にてほぼコンプリート収録。 こちら当日2セット行われたステージをディスク2枚にそれぞれ収録し、冒頭フェイドインで始まり最後はフェイドアウトなど、放送用音源ゆえ一部不完全ながらも、演奏自体はオフィシャル・クオリティーにて。そしてエレクトリック・ベースのおなじみヨナス・ヘルボーグと、ドラムス&パーカッションのトリロック・グルトゥの、3ピースによる緊張感溢れるアンサンブルはこの時期ならではで、因みにベースがカイ・エクハードやジェフ・バーリンだったメンツでの同時期のライブ音源はこれまでも流通していた中、このトリオでのライブはほぼ皆無だったのでレア度は大。そしてフェスによってはスタンダード・ナンバーなども組み込んではいたものの、ここでは80年代以降のマクラフリンの定番楽曲を中心としたセットが中心になっていて、しかもマクラフリンの超絶テクニックは当然として、リズム隊の強烈なバッキングも超絶で、このあたりは後の4th Dimensionに通じるアプローチも感じられるファン必聴マスト・アイテム。Detroit Jazz Festival - Montreux Detroit : at Main Stage, Hart Plaza, Detroit, MI USA September 3rd 1988 : : stereo soundboard recording DISC 1 : (SET ONE) 1. Blue In Green/2. Florianapolis/3. Goodbye Pork Pie Hat/4. Are You The One?/5. DJ / Tuning/6. Mother Tongues/7. Rhythm-A-Ning DISC 2 : (SET TWO) 1. Walk-On / Tuning/2. Trilogy/3. DJ / Introduction/4. Pasha's Love/5. Zakir/6. Tuning / JM Remarks/7. Blues For L.W./8. JM Remarks / Tuning/9. Mother Tongues/10. Rhythm-A-Ning John McLaughlin – guitar / Jonas Hellborg – bass / Trilok Gurtu – percussion & drums