驚異のALDレコーディングで完全収録した珠玉の一作! エリック・クラプトン音源ではお馴染みのイギリス在住重鎮テーパーから、新たなマスターが届きました!2004年夏に開始された「ミー&ミスター・ジョンソン・全米ツアー」から、終盤に当たった7月31日、カリフォルニア州サンホセ公演をALD(聴覚障碍者用ブース向け配信システム)レコーディングによる極上のステレオ・サウンドボード録音で完全収録したマスターです!この音源には既発盤が存在しますが、今回重鎮テーパーから届いたのは、大元マスターのデジタルコピー。その鮮度にかけては最上級のクオリティです。大元マスターの状態により、Let It Rain の曲中にはALDゆえのノイズ音落ちが散見するのと、Laylaの曲中のノイズと音跳ねはそのままですが、他にもLaylaにあった音跳ねは、別箇所からの補填により違和感を解消しています。その他の欠点はありません。従いまして、これまでで最も欠点が少なく、聴きやすいのが本作と言えます。音質は文句なしのハイクオリティですので、安心して聴き込んでいただけるでしょう。このツアーはクラプトンにとって新境地を開拓したと言えるものでした。なぜなら、2000年以降ずっとラブコールを送り続けていたドイル・ブラムホール二世を遂にバンドに引き入れて実施したツアーだったからです。これ以降のドイルの的確なサポートぶりとお互いに刺激し合える相性の良さから、現在ではクラプトンの右腕として欠かせない存在になったドイルですが、彼が初参加したこのツアーは、非常に新鮮で素晴らしいものだったのです。それではこのツアーがクラプトンのキャリアにおいてどのようなタイミングで行なわれたものだったのか、この年のトピックを時系列に見ていきましょう。新作発表とツアーを成功させた充実の一年・1月4日:故郷サリー州のホール、ギルフォード・シヴィック・センターが閉館することを受けて、「ザ・ラスト・フリンジ」と題されたコンサートに出演。・3月15日:ロンドン、ロイヤル・アルバート・ホールにて開催された「One Generation 4 Another」と題されたタヴァナーズ卿の立ち上げた基金のチャリティコンサートに出演。≪2004年3月30日:アルバム「ME AND MR. JOHNSON」リリース≫・2004年3月24日~5月11日:ヨーロッパツアー ・2004年6月4,5,6日:第1回クロスロード・ギター・フェスティバル開催 ・2004年6月9日~8月2日:全米ツアー ←★ココ★・8月4日:米カリフォルニア州ハリウッドのクラブ、ハウス・オブ・ザ・ブルースで行なわれたザ・クリケッツの記念コンサートに出演。・12月16日:ロンドンのBBCテレビスタジオにて、ジュールズ・ホーランドの正月放送用番組に出演。・12月18日:英サリー州チディングフォードにて行なわれた、ゲイリー・ブルッカーのリーダーバンド「ノー・スティレット・シューズ」のコンサートに出演。・12月31日:同じく故郷の町サリー州ウォーキングで毎年恒例のチャリティ・コンサート「ニュー・イヤーズ・イヴ・ダンス」を開催。この年も多忙を極めた年で、ちょうどアルバム「ME AND MR. JOHNSON」のリリースと合わせて行なわれたツアーだったことがお分かりいただけるでしょう。さらには自身の主催による「クロスロード・ギター・フェスティバル」というビッグイベントを初めて開催した年でもありました。それらをすべて成功裏に収めた充足感の中で、晴れ晴れとした気持ちで臨んだ全米ツアーだったと言えるでしょう。そしてこのツアー以降は基本的にはオフでしたが、ご覧のように精力的な活動を続けた年でもありました。ツアーでは当然、当該アルバムからの新曲もセットに組まれており(中盤)、クラプトンが全人生を懸けて心酔するロバート・ジョンソンの、レコーディングしたばかりのナンバーをライブでどのようにプレイするのか、そこに注目は集まりました。しかしむしろこのツアーの聴きどころは、他のナンバーにあったと言ってもいいでしょう。78年のアルバム「BACKLESS」からのディラン・ナンバーWalk Out In The Rainを引っ張り出してきて、レイドバックした演奏を聴かせたかと思えば、何と70年以来34年ぶりに演奏したドミノス・ナンバー Got To Get Better In A Little Whileで息をも継がせぬ怒涛のプレイを披露。この曲ではクラプトンのキレッキレッのソロが聴けます。これ、本当に凄いです。そして間髪入れずに弾き倒しの Have You Ever Loved A Womanへの流れ。もう前半だけでノックアウトされることは間違いありません。後半も、ドイルが加わったLaylaはやっぱりいいです!クラプトンが遂に口説き落とした若手ギタリスト、ドイル・ブラムホール二世のはまり具合が素晴らしい!各曲でソロを任される姿からは、既にクラプトンからの全幅の信頼を得ていたことが分かります。オープニングのLet It Rain のブリッジ部における艶っぽいソロ。これだけでもドイルが只者ではないことが分かります。Walk Out In The Rainでの、クラプトンに続くスライドプレイでも非凡なところを見せています。また、二人の白熱のソロが交錯するGot To Get Better In A Little Whileの後奏を聴いてみてください。クラプトンはこのパッションがほしかったのでしょう。さらに、この年は、あの盟友ビリー・プレストンが躍動する姿を見せてくれた最後のツアーともなりました。さらには、女性バックコーラスにも強力な黒人コンビ、ミシェル・ジョンとシャロン・ホワイトが初めて起用されました。このソウルフルなコーラスもゴスペルのような迫力です。この布陣によるバンドが、凄まじいパフォーマンスを聴かせてくれます。いかにこの時のクラプトンが心身ともに充実していたかが窺い知れる素晴らしいステージと言えるでしょう。アンコールには、このツアーでクラプトンが指名したロバート・ランドルフが飛入りし、お得意のペダルスティールプレイを聴かせています。HP Pavilion, San Jose, CA, USA 31st July 2004 SBD(from Original ALD Recording Masters) Disc:1 (51:27) 1. Intro. 2. Let It Rain ★0:42 / 0:45 / 0:47 / 0:48 のノイズ音落ちは仕方ない 3. Hoochie Coochie Man\ 4. Walk Out In The Rain 5. I Wanna Little Gir6. I Shot The Sheriff 7. Me And The Devil Blues 8. They’re Red Hot 9. Milkcow’s Calf Blues 10. If I Had Possession Over Judgment Day 11. Kind Hearted Woman Disc:2 (59:49) 1. Got To Get Better In A Little While 2. Have You Ever Loved A Woman 3. Badge 4. Wonderful Tonight 5. Layla 6. Cocaine 7. Sunshine Of Your Love* 8. Got My Mojo Working * Eric Clapton : Guitar & Vocals Nathan East : Bass Chris Stainton : Keyboards Steve Gadd : Drums Doyle Bramhall II : Guitar Billy Preston : Keyboards Sharon White : Backing Vocals Michelle John : Backing Vocals *Robert Randlph : Pedal Steel Guitar





























