同時リリースとなる『HEMPSTEAD 1975 FM REEL MASTER』でも申しましたように、1975年のメイスンはとにかくライブのラジオ放送を最大限に活用しており、果ては大晦日のライブまでも中継させていました。これがまた素晴らしいステレオ・サウンドボード録音でして、ヘムステッドと同じようにラジオ放送ならではの生々しくも荒々しい質感が存分に楽しめる。それにアルバム『SPLIT COCONUT』リリース前だったヘムステッドと違い、こちらはリリース後というタイミングでの放送。それに何と言ってもキーボードがマイク・フィニガンに戻り、黄金の『CERTIFIED LIVE』フォーメーションが完成。あの高みへと上り詰める基礎が出来上がった時期のステージの記録でもありました。そうしたタイミングに合わせ、この上なく好条件なのが大晦日、しかも年が明けてアメリカ建国200年な一年が始まり、というお祭り要素まで加わり、この上なくハイテンションなライブを最高のステレオ・サウンドボード録音で楽しめる秀逸な放送となっているのです。その上でセットリストも『CERTIFIED LIVE』はおろか、同時リリースの『HEMPSTEAD 1975 FM REEL MASTER』ともまったく違う。この日のライブですが、意外にもリリースされたばかりのアルバム『SPLIT COCONUT』からよりも、初期のレパートリー多めというのが結果として盛り上がりが炸裂する結果になっている。特にファースト・アルバム『ALONE TOGETHER』からの「Shouldn't Have Took More Than You Gave」はどちらでも聞けない、最高に魅力的なレパートリーかつ演奏も素晴らしい。それでいて「Every Woman」は未だにバンド演奏のアレンジというのも『CERTIFIED LIVE』とは一味違う。つまり、フィニガンが加入して『CERTIFIED LIVE』のモードへと向かいつつも、まだそこまで洗練されていないレイドバックした演奏が随所で聞かれる。むしろ同アルバムとヘムステッドのラジオ放送の見事な架け橋と言える内容のラジオ放送。そのフィニガンならではのオルガンが随所でいい味を出している様子もまたステレオ・サウンドボード録音ならではのうま味。ここは正に栄光のライブアルバムの予告編といった雰囲気が溢れています。大晦日という、最高にハッピーな状況で行われたハイテンション・ライブを最高の音質で捉えてくれた1975年もう一つのステレオ・サウンドボード・アルバム。同時リリースとなる7月のヘムステッドとこれほどまで雰囲気が違うのがまた絶頂期ならでは!Cow Palace, Daly City, CA, USA 31st December 1975 STEREO SBD Disc:1 (57:08) 1. DJ Intro 2. Feelin' Alright 3. Watitin' On You 4. Split Coconut 5. Show Me Some Affection 6. World In Changes 7. Every Woman 8. Look At You, Look At Me 9. Headkeeper Disc:2 (35:12) 1. Shouldn't Have Took More Than You Gave 2. All Along The Watchtower 3. Gimmee Some Lovin' 4. Bring It On Home To Me 5. Only You Know And I Know 6. DJ Outro Dave Mason - Guitar & Vocal Mike Finnigan - Keyboards Gerald Johnson - Bass Jim Krueger - Guitar Rick Jaeger - Drum STEREO SOUNDBOARD RECORDING





























