2003年ジャパンツアー初日、広島公演の極上ステレオ・オーディエンス録音マスター!エリック・クラプトンが2003年11月から12月にかけて行ったジャパン・ツアーから、ツアー初日となった11月15日の広島グリーンアリーナ公演の極上ステレオ・オーディエンスマスターをリリースします!このマスターの提供者は、クラプトンではお馴染みのイギリス在住の重鎮テーパーその人。彼独自のネットワークから、日本公演の極上音源も入手していたのです。そう申せば、そのサウンド・クオリティは保証済みでしょう。しかも今回大元のマスターをデジタルコピーしたDATで提供してくれてのリリースとなります。従って音質は最高です。クリアネス、ステレオ感、静寂の中の空気感、粒立った各楽器類とボーカルの鮮明度、どこをとっても「完璧」と言えるサウンドクオリティです。内容を解説する前に、まずこの公演がクラプトンのこの年の活動でどのような位置を占めていたのか、その前後のトピックを見てみましょう。こんな日はめったにない!ハイテンション過ぎるクラプトン全身全霊のプレイ!・2003年3月18日:イギリス、シェフィールドのバークデイル中学校の催し「キャリアズ・ナイト」(社会的に活躍している人の実演を披露してもらう企画)に出演。この学校は、クラプトンの娘さんルースが当時通っていたところで、娘さんの発案を学校側が歓迎し、クラプトンが出演することになったもの。・2003年3月25日:ロンドン、ロイヤル・アルバート・ホールで開かれた、10代の癌患者を支援するチャリティ・コンサート「ティーンエイジ・キャンサー」に出演。・2003年4月9日:ニューヨーク、ビーコン・シアターで行われたウィリー・ネルソンの70歳バースデー・コンサートに出演。・2003年5月27日:イタリア、モデーナで開かれたオペラ歌手ルチアーノ・パヴァロッティのベネフィット・コンサートに出演。・2003年6月2日:ニューヨーク、アポロ・シアターで行われたジャズ・ミュージシャン、ウィントン・マルサリスのベネフィット・コンサートにゲスト出演。・2003年7月9日:リバプール、キングス・ドック・アリーナで行われたジョン・メイオールの70歳バースデー・コンサートに出演。・2003年11月15日~12月13日:ほぼ1ヶ月に渡るジャパン・ツアー←★ココ★・2003年12月20日:イギリス、サリー州チンディングフォードで行われたゲイリー・ブルッカーのバンド’ノー・スティレット・シューズ’のコンサートにゲスト出演。・2003年12月31日:恒例の「AA(匿名アルコール中毒者の会)」向けのチャリティ・コンサート「ニュー・イヤーズ・イヴ・ダンス」を開催。こうして見ていただくと、このジャパンツアー以外はスポットのチャリティ・イベントばかりだったという年でした。言い換えれば、この年のクラプトンは冬までオフで、この11月に行われたジャパン・ツアーだけがメインの仕事だったわけです。それだけに彼がこのツアーに意識を集中させ、全力を傾けたことは間違いなかったと言えるでしょう。ツアー名も、大好きな日本と日本のファンにだけ向けて行われたことを示すように、「JUST FOR YOU」ツアーと名付けられたのでした。このツアー初日の広島グリーン・アリーナ公演では、クラプトンの来日公演史上最多の26曲というセットを披露したクラプトンでしたが、さすがに終演時間も遅くなり、ご本人も疲れたか、2日目以降は22曲のセットに短縮化され(何と4曲もカット)、以降はそれがレギュラーとなりました。従って、本作ではこの年のジャパンツアーでは最多のナンバーが聴けるわけです。しかも本作で聴かれる各曲のテンションの高さは、歴代ジャパン・ツアーでも屈指のレベルです。何よりもこの時のバンドが、クラプトンとしては必要最低限、少数精鋭の5人だけだったことは特筆すべきでしょう。キャリアのあるベテランミュージシャン4人がクラプトンをがっちりサポート、ここには甘い女性コーラスはありません。アンディとネイザンが懸命にコーラスをつけています。男だけのゴリゴリの「ロックバンド」だったのです。5人が全力で最高のサウンドでプレイに没頭します。セットリストはバラエティに富んでおり、クリーム時代のナンバーから、当時の直近のアルバム「REPTILE」収録曲までの多岐に渡っていました。86年のHoly Mother、75年のKnockin' On Heaven's Doorあたりがセットインしたのは非常に新鮮な印象を与えたものです。しかも、当時には既に構想が固まっていた次作アルバム「ME AND MR. JOHNSON」に収録予定の When You Got a Good Friend、Kind Hearted Womanが披露されています。When You Got a Good Friendでは、クラプトン一人がまずステージに登場し、アコースティックで演奏する中、徐々にバンドメンバーがスタンバイし、アンディのソロで繋ぐ間にクラプトンはあの「クラッシュトキャスター」にチェンジ、エレクトリックで大迫力のCrossroadsにメドレーするという展開で興奮させてくれます。音質に関しては、バンドメンバーが揃い一斉に演奏が始まる部分のサウンドが判断の肝でした。どうぞ本作の怒涛のサウンドをお聴きください。この迫力、このクリアネス、文句なし、です。そしてこの日の I Shot The Sheriffがまた素晴らしい。White Roomでは、クラプトン自らがサビのコーラスを付けるという徹底ぶりです(「♪アー」ではなく、「♪ウー」と歌ってます。クラプトンがコーラスを付けるなんて、恐らくこれはクリーム以来ではないかと思います。後奏のワウ踏み捲りのソロもGoodです。以降も非常にテンションの高いパフォーマンスが続いていきます。このテンションはもはや「異常」とも言える、尋常ならざるレベル。極め付けはほぼ全曲と言ってもいいくらいなのですが、敢えて挙げるならBell Bottom BluesとLaylaでしょうか。前者での男5人による演奏が素晴らしい!女性コーラスがなくてもこんなにロマンティックにできるんです。後者は、現在ではもう聴くことは叶わないと思われるオリジナルのエレクトリック・バージョンです。このバージョンでは敢えて曲中でのあの有名な7連フレーズを封印し、イントロのみとしています。その分、後奏のクラプトンのソロの切れ味は最高!いやいや、待ってください、I Shot The Sheriffの後奏のソロは、間違いなくこの曲の名演十指に入る出来ですし、White Roomのソロもスリリングで強烈!またI Want a Little Girlはボーカルワークが一際素晴らしい上にソロも冴えてます。さらにBadgeの中間のソロは、クリームのオリジナルバージョンのそれのように、空を突き抜けるかの如く高らかにギターが歌っています。Cocaineのソロは速弾きを交えた趣きのあるフレーズで流麗に奏でていますし、Five Long Yearsはとにかく聴いているこちらが息を飲むような弾き捲り。Sunshine of Your Loveの中間のソロも、凡庸な「Blue Moon」ではなく、冴え捲るフレーズを連射しています。と述べてくると、ほぼ全曲が極め付けになってしまうほどです。それほどこの日のクラプトンは凄かったのです。とにかく充実の一語に尽きるツアー初日の広島公演。その極上マスターを収録したのが本作です。2003年日本ツアー初日 広島公演の最高音質盤。来日公演史上最多の26曲というセット!各曲のテンションの高さは、歴代ジャパン・ツアーでも屈指のレベル!Green Arena, Hiroshima, Japan 15th November 2003 ULTIMATE SOUND(from Original Masters) Disc:1 (73:20) 1. Intro 2. Nobody Knows You When You're Down and Out (Acoustic) 3. When You Got a Good Friend (Acoustic) 4. Crossroads 5. I Shot The Sheriff 6. Bell Bottom Blues 7. Reconsider Baby 8. Can't Find My Way Home 9. White Room 10. I Want a Little Girl 11. Got My Mojo Working 12. Hoochie Coochie Man 13. Change The World 14. Before You Accuse Me 15. Kind Hearted Woman 16. Badge Disc:2 (69:30) 1. Holy Mother 2. My Father's Eyes 3. River of Tears 4. Lay Down Sally 5. Wonderful Tonight 6. Cocaine 7. Five Long Years 8. Knockin' on Heaven's Door 9. Layla 10. Sunshine of Your Love 11. Somewhere over The Rainbow Eric Clapton - Vocals, Guitar Nathan East - Bass Steve Gadd - Drums Andy Fairweather Low - Guitar Chris Stainton - Keyboards





























