『ブラック・アルバム』が放たれ、今まさに世紀のメタル旋風が巻き起ころうとしていた1991年の夏。あの狂乱の現場を体験できる強力ライヴ・セットが登場です。そんな本作に収められているのは、1つのショウから生まれた2つの記録。「1991年8月22日ブダペスト公演」の極上録音をDISC 1、フル映像をDISC 2に配したオーディエンス2枚組です。『ブラック・アルバム』時代と言えば、世界が望むままに1991~1994年という長大なワールド・ツアーを行い、その間にメタリックなエッジからグルーヴ重視へと変質していった時代。ツアーの初期と末期では、まるで別バンドのようにアンサンブルが変わっていました。もちろん、マニアが注目するのは初期の方。『ブラック・アルバム』の「重さ」を身に付けつつ、『メタル・ジャスティス』以前のシャープなメタル感覚も併せ持っていました。本作は、そんな美味しい時期を極上体験できる稀少な記録なのです。それでは、本作がどれほど初期だったのか。まずは時代がうねりを上げて動き出した当時の活動概要から探ってみましょう。1991年・8月1日+2日:ペタルーマ(2公演)《8月12日『ブラック・アルバム』発売》・8月10日~9月28日:欧州#1(20公演)←★ココ★・10月12日~12月23日:北米#1(34公演)←※TORONTO 1991 1ST NIGHT・12月31日:東京ドーム公演 1992年・1月4日~4月16日:北米#2a(65公演)←※公式サンディエゴ映像・4月20日:フレディ追悼コンサート出演・5月6日~7月5日:北米#2b(39公演)・7月17日~10月6日:GUNSと合同ツアー(北米26公演)・10月22日~12月18日:欧州#2(36公演)←※DEN BOSCH 1992他 これが1991/1992年のMETALLICA。1991年と言えば、当店では名作『TORONTO 1991 1ST NIGHT(Shades 1872)』もお馴染みですが、本作はさらに3ヶ月近く前。『ブラック・アルバム』の発売日からわずか10日という「欧州#1」の4公演目でした。この「欧州#1」はAC/DCをヘッドライナーとする“Monsters Of Rock”ツアーの一幕でもありました。本作は、そんな現場を極上ライヴアルバムとフル映像で伝えるセットなのです。それでは、それぞれ個別にご紹介していきましょう。DISC 1:サウンドボードばりの極太&ド密着な伝説録音 本作のメインとなるのは、極上級のオーディエンス録音。海外のコア・マニアから提供されたベスト・マスターからCD化されているのですが、これがもう超強力! 現場となった“プシュカーシュ・フェレンツ競技場”は上空に大きく開けた野外スタジアムで、音を反射する天井や壁は一切なし。反響ゼロで拾われた出音には、曇りも濁りも起こらず、細部の微細部までクッキリはっきり。音色に多少の空間感覚はあるものの、極太感・ダイレクト感・ディテールの細やかさ……あらゆる要素がサウンドボード級なのです。このサウンドがライヴ内容にもぴったり。前述のように、この時期は重さに加えてメタリックなエッジの鋭さを併せ持っている。本作はその両方をしっかりと記録しており、五臓を揺らす重低音も六腑を蹴り上げるアタックも鮮明。さらにはギャリギャリと刻むギターリフの鋭さまで存分に味わえるのです。DISC 2:遮蔽物ナシですべてを目撃する絶景映像そんな伝説録音だけでも胸いっぱいですが、本作はさらにお腹いっぱいになる映像編も同梱。会場後方から撮影されたオーディエンス・ショットで、遮蔽物が一切ない視界が素晴らしい。実のところ遠景でズームにも限界があるのですが、要所要所ではスクリーン映像に視点を移し、現場スタッフによるマルチカメラ・プロショットも楽しめます。そして、音声には本編ライヴアルバムと同じ極上録音をシンクロ。サウンドボードはだしの極太サウンドで歴史的な現場に立ち会えます。また、この映像編はライヴアルバム編よりも収録時間が長いのもポイント。ここで比較しながらセットを整理しておきましょう。クリフ・バートン時代(8曲)・キル・エム・オール:Seek And Destroy(★)/Whiplash・ライド・ザ・ライトニング:Creeping Death/Fade To Black/For Whom The Bell Tolls・メタル・マスター:Master Of Puppets/Battery・カバー:Am I Evil? ジェイソン・ニューステッド時代(5曲)・メタル・ジャスティス:Harvester Of Sorrow/One・ブラック・アルバム:Enter Sandman/Sad But True・カバー:Last Caress ※注:「★」印は映像編(DISC 2)のみ収録。……と、このようになっています。ライヴアルバム編(DISC 1)は「Seek And Destroy」が録音漏れとなっていますが、映像編は完全収録。その「Seek And Destroy」は別録音で補完されています 旋風を巻き起こしている「Enter Sandman」でスタートし、ヘヴィ系の代表曲になっていく「Sad But True」を自慢げに披露しつつ、新曲は2つのみ。他は従来のメタリック・ナンバーの猛攻で、『TORONTO 1991 1ST NIGHT』以上に「1991年の旨み」を味わわせてくれます。天文学的ヒット作のリリースからわずか10日。世界を飲み込むメタル旋風のまさに起点となった現場を極上オーディエンス録音+フル映像のセットで体験できる2枚組です。重さとエッジが共存するツアー初期ならではのアンサンブルをサウンドボード級の極太サウンドで脳みそに刻み込まれる至福。「1991年8月22日ブダペスト公演」の極上録音+フル映像のオーディエンス2枚組。『ブラック・アルバム』発売わずか10日後の"Monsters Of Rock"ツアーの記録で、重さとメタリックなエッジが共存する初期ならではのアンサンブルをサウンドボード級の極太サウンドで体験できます。Népstadion, Budapest, Hungary 22nd August 1991 CD(64:57) 1. Enter Sandman 2. Creeping Death 3. Harvester Of Sorrow 4. Fade To Black 5. Sad But True 6. Master Of Puppets 7. For Whom The Bell Tolls 8. One 9. Whiplash 10. Into The Void/Back In Black Jam 11. Last Caress 12. Am I Evil? 13. Battery DVD 1. Enter Sandman 2. Creeping Death 3. Harvester Of Sorrow 4. Fade To Black 5. Sad But True 6. Master Of Puppets 7. Seek And Destroy 8. For Whom The Bell Tolls 9. One 10. Whiplash 11. Last Caress 12. Am I Evil? 13. Battery COLOUR NTSC Approx.80min.





























