トレーダー間でも一切出回っていない、ニューテーパーによる極上音質マスターテープをを使用しています。(ちなみに同時リリースのシン・リジー東京 公演も同じ録音者によるものです。このテーパーは本当に凄い!!)余程、録音ポジションが良かったのか、機材が良いのか、はたまたその両方か・・・ 1979年の武道館でここまで篭りが無くダイレクトなサウンドで録音出来るのは驚きを通り越して、ただただ呆然と聴き入るのみ。楽音が驚く程オンに収録さ れており、曲間では流石に歓声がは聴こえるものの、演奏中は遠目にうっすらと手拍子が聴こえる位で歓声が殆ど聴こえないという完全別格の音源。この楽音の 近さと、その対照的な歓声の遠さは、一階の最前で録音しているのか、はまたま最前列で録音しているのか、判断が迷うところです(8トラック目の Improvisationは音像分析にはもってこいのパートです。)。一階ならもう少し、音に回り込みや適度な距離感が感じられるものですが、実はそう いうわけではないのも不思議です。いずれにせよ、長く色々なテープを聴いていますが、ここまで優れた録音はそうは無いわけで、そう言った意味からも、ヴァ ン・ヘイレン・ファンは勿論、当時の洋楽ファンには是非とも聴いて頂きたい、実に見事な実況録音盤です!前年の初来日から約1年3カ月、バンドもよりス ケールアップした、ヴァラエティに富んだショウをで聴き手を喜ばせてくれます。ヴァン・ヘイレンの70年代の日本公演音源は1978年初来日は優秀な録音 テイクが各会場で多数存在しますが、対照的に2度目の来日テイクは、武道館公演は勿論、他会場でも「これ!」という音源がなく、本盤は初登場にして、2度 目の来日公演を代表する一枚となることは間違いありません。さらに1977年10月15日のパサデナ公演のリハーサルとライブを過去最高のオフィシャル級超高音質ステレオ・サウンドボード録音で収録したボーナスディスク「PASADENA ON FIRE 1977」が付きます。