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Judas Priest ジューダス・プリースト/CA,USA 1991

……参った。こんな超絶作を前にして、何をどう言えば良いというのか。こいつはもう、音楽ジャンル“HEAVY METAL”の最高傑作です。もしくは、重金属音楽の“象徴”。もはや「○年に一度」なんて言葉さえ甘っちょろい。JUDAS PRIESTというバンドの存在そのものさえ超越しかねない超絶傑作。そんな異常な1本が登場です!音楽ジャンルそのものの頂点にさえ君臨する象徴作の正体とは、「1991年7月12日アーバイン公演」のマルチカメラ・プロショット。つい先日発掘され、今この瞬間にも世界中のメタルファンが騒然となっている衝撃映像なのです。なにが衝撃って、その圧倒的なクオリティ。これまでも“PAINKILLER TOUR 1990-1991”からはデトロイト公演やロック・イン・リオのプロショットがありましたが、そんなものとはまったくの別次元。「PAINKILLER時代のプロショットは画質が……」と思われ続けてきたわけですが、これはもう画質・サウンド・ミックス……すべてがオフィシャル級。「もしや、『PAINKILLER』30周年盤のために発掘したのか!?」等と想像してしまうほどなのです。実のところ、この映像自体は完全な初登場ではありません。当時から4曲ほどがテレビ放送され、2曲がオフィシャルにも使用された。これまでも『VISUAL METALOGY : DELUXE EXPANDED EDITION』でご紹介してきましたが、あの超クリア映像のフル・バージョンなのです。画面下部にタイム・カウンターがあり、放送局の編集途中マスターからの流出のようですが、それだけに怖ろしいほどのマスター鮮度と極限クオリティで重金属パラダイスが目の当たりにできるのです。その超絶クオリティで描かれる重金属ライヴ………これこそが“象徴”たる所以です。何しろ、本作は“あの”超傑作『PANKILLER』を生み出したバンド・ポテンシャルがステージ全開に繰り広げられるのです。ここで、良い機会ですので“PAINKILLER TOUR 1990-1991”の概要もご紹介しておきましょう。 ・1990年9月13日:FONDATION FORUM参加・1990年10月18日-1991年1月15日:北米ツアー#1(51公演)・1991年1月23日:ROCK IN RIO II出演(1公演)・1991年1月31日-3月31日:欧州ツアー(44公演)《約2週間後》・1991年4月12日-15日:日本公演(3公演)《約3ヶ月後》・1991年7月9日-8月19日:北米ツアー#2(31公演)←★ココ★ 以上、全130公演。JUDAS PRIESTのライヴ・ヒストリーはまだ模索中のところがあるので断言はできないのですが、この本数は1枚アルバムをサポートするには十分すぎる数。実のところ、全盛期の80年代さえも超えてJUDAS PRIEST全史でも最大級のツアーでした。それこそ世界中から求められた証左でもあるわけですが、その分、ツアーのどのポジションかによってコンディションがまるで違う。日本公演では、2週間の休みを取っただけマシではありましたが、それでも疲れを感じさせるショウだったことをご記憶の方もいらっしゃるのではないでしょうか。そして気になるのは、本作のポジション。実のところ、ツアー最終レッグの「北米#2」にあたるのですが、ポイントはその直前。上記の日程をご覧の通り、ツアーで唯一の3ヶ月もの大きな休みを取っており、本作はツアー再開からわずか2公演目。ビッシリ&タップリとショウをこなしまくってこなれきったアンサンブルはそのままに、休み明けの勢いまでたっぷりなのです。それだけに、本作に詰まっているショウは絶好調。もちろん、スタジオ作の精緻に作り込まれた音世界とは違いますし、ショウが進むほどロブ・ハルフォードの声が荒っぽくなるのはJUDAS PRIESTの伝統でもある。しかし、これまでの長編プロショット(デトロイト公演&ロック・イン・リオ)とも異なり、世界中の絶賛を一身に浴びた充実感に満ちつつ、「もういっちょやってやるぜ!」なムードまでもまとっている。全編で叫びに叫ぶロブは、後の再結成とは別次元で「All Guns Blazing」イントロのアカペラ・シャウトの鋭さと言ったら言葉もない……。さらに加えて、ツアー後期のセットリストも美味しい。先述した「All Guns Blazing」はこのツアーだけの目玉曲なわけですが、さらにレギュラー・チューニングに合わせて絶叫する「Night Crawler」「A Touch Of Evil」「Painkiller」の凄まじさは、再結成以後では決して味わえなかったカタルシス。さらに、これまでのプロショットでは観れなかった「Heading Out To The Highway」「Diamonds & Rust」「Some Heads Are Gonna Roll」「Turbo Lover」までもがたっぷりと疲労されるのです。世紀の超名盤『PAINKILLER』で大復活を遂げたJUDAS PRIEST。今いちクオリティでガマンしてきた“PAINKILLER TOUR”の極上フル・プロショットが遂に、遂にこの地球に降臨したのです。これまで、究極の聖典はオフィシャル映像『LIVE VENGEANCE '82』でした。もちろん、現在でもその輝きは欠片も損なわれていませんが、あの聖典に描かれていたのは「ヘヴィメタルを広める伝道師」の姿。それに対し、本作は既に確立した“HEAVY METAL”の可能性を広げる経験を経て、その上で“メタルの核”を追求すべく戻ってきた神の姿なのです。その純度はJUDAS PRIEST史上……いえ、人類史上もっとも高く、その金属光沢は人類が経験したもっとも眩しい輝き。これはオフィシャルか否か、などという次元で語ってはいけない。人類が生み出し得た音楽ジャンル“HEAVY METAL”の極北・頂点・究極……やはり違う。“象徴”。そうとでも呼ぶしかない絶対の1本。 Live at Irvine Meadows, Irvine, CA. USA 12th July 1991 PRO-SHOT (82:47) 1. Introduction 2. Hell Bent for Leather 3. Heading Out To The Highway 4. The Hellion 5. Electric Eye 6. Diamonds & Rust 7. All Guns Blazing 8. Metal Gods 9. Some Heads Are Gonna Roll 10. The Ripper 11. Night Crawler 12. Turbo Lover 13. A Touch of Evil 14. Painkiller 15. The Green Manalishi 16. Breaking The Law 17. Living After Midnight 18. Whoa Yeah!! 19. You've Got Another Thing Comin’20. Outro. Rob Halford - Vocals K.K Downing - Guitar Glenn Tipton - Guitar Ian Hill – Bass Scott Travis - Drums PRO-SHOT COLOUR NTSC Approx.83min.

Judas Priest ジューダス・プリースト/CA,USA 1991

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