カートをみる マイページへログイン ご利用案内 お問い合せ サイトマップ
 

Europe ヨーロッパ/Sweden 1985

来る4月の来日公演も待ち遠しいEUROPE。そんな想いを掻き立てる初期の傑作プロショットがリリース決定です。そんな本作に収められているのは「1985年4月27日ウプサラ公演」。当時は『明日への翼』のリリースから約1年ほど経った頃。世界を夢見ながらも、まだ地元のヒーローに止まっていた時代でした。まずは、当時のスケジュールから初期の活動を振り返り、ショウのポジションを確かめてみましょう。 ●1984年《2月24日『明日への翼』発売》・3月16日-6月20日:スウェーデン#1(13公演)・6月22日+23日:フィンランド(2公演)・9月8日-12月14日:スウェーデン#2(17公演)●1985年・4月6日-6月5日:スウェーデン#3(37公演)《9月『ファイナル・カウントダウン』製作開始》 これが1984年/1985年のEUROPE。地元時代のデータにはあやふやな点もあるので公演数などは断定できませんが、おおよその概要はイメージしていただけるのではないでしょうか。当時の彼らはまだ母国スウェーデンでの活動に終始しており、国境を跨いでも隣国のフィンランド止まり。アメリカはおろか、まだ中欧諸国でのショウも行ったことがありませんでした。また、上記の日程は圧縮しているので1984年にもツアーをしているように見えますが、実のところ一月に数回程度。その合間にイアン・ホーグランドとミック・ミカエリを獲得し、毎日のように移動とショウを繰り返す“ツアー”を開始したのは1985年に入ってから。本作のウプサラ公演は、そんな「スウェーデン#3」の14公演目にあたるコンサートでした。そんなショウを記録した本作は、実に素晴らしいプロショット。このショウは従来からサウンドボードが知られてきましたが、本作は10年ほど前に発掘された映像付きバージョン。ただし、通常のプロショットともちょっと違う。遠景とズームが切り替わるのでマルチカメラとは分かるものの、それ以外のアングルに乏しく、多彩な視点とは言い難いのです。しかし、それを忘れさせてくれるのが映像美。デジタル画質に慣れきった眼で見るとアナログ感のある画質を「オフィシャル級」とは呼びづらいのですが、80年代基準であれば十分に呼べる。何よりもマスター鮮度が異様なほど素晴らしく、テープヨレや白線ノイズもほとんど入らず、発色は当時そのまま。音声にしても「Carrie」など一部のヒスも入るものの、テープ発掘な事を考えればここまで美しく保存されていたのが奇跡的です。そんなクオリティで描かれるのが、若さ弾ける北欧のキラ星。セットは『幻想交響詩』と『明日への翼』の濃縮還元……かと思いきや、さにあらず。必殺の「Seven Doors Hotel」こそ演奏しますが、デビュー作からはその1曲だけで、残りは『明日への翼』から6曲と、まだ製作も始めていない『ファイナル・カウントダウン』から5曲が早くも大盤振る舞いされているのです。ジョン・ノーラム脱退前の映像と言えばオフィシャルの『THE FINAL COUNTDOWN TOUR 1986: LIVE IN SWEDEN』が思い浮かびますが、そこでも観られない「Treated Bad Again」「Dreamer」「Love Chaser」「Seven Doors Hotel」もたっぷり楽しめるのです。飛躍寸前といった感じのセットですが、それを演じるパフォーマンスもまさに前夜。ジョーイ・テンペストの歌声にはすでに青臭いところなどなく、パフォーマンスも堂々たるもの。イアン・ホーグランド&ミック・ミカエリを得たアンサンブルも十分にタイトで、スケールもワールドワイド・クラス。とてもスウェーデンのローカルバンドとは思えない。そんな中でひときわ輝いているのがジョン・ノーラム。彼もまた世界に通じるレベル……どころじゃない。開演の瞬間から凄まじいまでのマシンガン・ピッキングをぶちかまし、豪快なチョーキングも全盛期のゲイリー・ムーアが乗り移ったかのようにクレイジー。それでいて、紡ぎ出すフレーズはキラキラとした北欧の輝きに満ちており、泥臭い本家ゲイリーとも粘っこいジョン・サイクスとも違う。アコースティック・ソロでも美しく繊細なだけでなく、大陸ヨーロッパならではの熱いフレーズが吹き出す。まさに「新世代のギターヒーロー登場!」を無言のうちに宣言するようなギターが爆発しまくっているのです。この半年後には、運命を変える『ファイナル・カウントダウン』の製作に入り、世界を席巻していったEUROPE。黄金の5人が揃ったばかりの苛烈なショウを美麗なるプロショットとサウンドボードでじっくりと見つめられる1枚です。来日公演を待つ今をこれ以上なく彩ってくれる大傑作。 Live at Granby Ishall, Uppsala, Sweden 27th April 1985 PRO-SHOT(54:09) 1. Intro 2. Dance The Night Away 3. Ninja 4. Treated Bad Again 5. On The Loose 6. Carrie 7. Dreamer 8. Love Chaser 9. Seven Doors Hotel 10. Drum Solo (with Mic Michaeli) 11. John Norum Guitar Solo / Aphasia 12. Acoustic Guitar Solo 13. Open Your Heart 14. Stormwind 15. Rock The Night Joey Tempest - Lead Vocals John Norum - Guitars, Backing Vocals John Leven - Bass Mic Michaeli - Keyboards, Backing Vocals Ian Haugland - Drums, Backing Vocals PRO-SHOT COLOUR NTSC Approx.54min.

Europe ヨーロッパ/Sweden 1985

価格:

1,386円 (税込)

購入数:

在庫

在庫あり

返品期限・条件 返品についての詳細はこちら
この商品について問い合わせる

ページトップへ