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Clash,The ザ・クラッシュ/Tokyo,Japan 2.1.1982

たった一度だけ実現したTHE CLASHの来日公演。その伝説を語り継いできた象徴映像がリリース決定です。そんな本作が撮影されたのは「1982年2月1日:中野サンプラザ」公演。まずは、一期一会だった1982年の来日スケジュールからショウのポジションを確かめておきましょう。 ・1月24日:渋谷公会堂・1月25日:大阪フェスティバルホール・1月27日-29日:中野サンプラザ(3公演)・1月30日:新宿厚生年金会館(昼夜2公演)・2月1日:中野サンプラザ ←★本作★・2月2日:大阪フェスティバルホール 以上、全9公演。初来日にして堂々たる公演数ですが、振り返ってみると東京・大阪の2都市のみでした。特に東京では3会場・7公演が行われ、本作の中野サンプラザはその最終公演でした。このショウはテレビ放送され、そのマルチカメラ・プロショットは当時を象徴する映像として語り継がれてきた大定番。本作は、その最高峰と言われるもので、当時のテレビ放送には珍しいステレオ音声も鮮やかなベスト・マスターです。そのクオリティは確かに絶品。もちろん、アナログ録画の画質はデジタル全盛の現代基準では「オフィシャル級」とは言いづらいものの、当時基準であれば断言したくなる。ステレオ音声もオフィシャル級サウンドです。そんな映像美で伝説の日本公演を観られるだけでもありがたいのですが、その中身こそが物凄いインパクト。スタートからいきなり画面中央にデカデカと「将来のために生きてるわけじゃない」とテロップが表示される。一体何だ?となったところで「俺たちは今日を毎日生きている ジョー・ストラマー」と続き、ご本人が登場。その出で立ちも凄い。衣装自体は普通なものの、その頭にはデッカく漢字で「団結」と書かれた真っ赤なバンダナ。トッパー・ヒードンも外タレ御用達(?)の「神風」バンダナを巻いており、日本公演以外の何物でもない光景がブチかまされるのです。何とも胸アツな時代感が触れますが、そうして始まる「London Calling」がさらに熱い。歌詞に日本語字幕が付いている。その日本語がまたしっかりとポエティックでして「核の過失だ」「ロンドンは溺死寸前」「複製地帯へ呼びかける」「穀物は不作」と、印象的を超える強烈な日本語が並んでいる。歌詞字幕は全曲ではなく、他に「Charlie Don't Surf」「Armagideon Time」「Police On My Back」程度。ただし、その選択基準は不明で「Charlie Don't Surf」は「ハンバーガーママの言いつけ通り」「今夜はフライだ」「東南アジアの人間バーベキュー」となかなか面白い一方、「Police On My Back」ではシンプルすぎて訳の有難味が薄く、あまりに繰り返すために途中で字幕も止めてしまう始末。また、冒頭と同じようにメッセージ・テロップが流れる曲もあり、「(White Man) In Hammersmith Palais」では「60年代クソ食らえ! 前進あるのみ!! ミック・ジョーンズ」、「Tommy Gun」では「パンクとは生き方の表現だ ジョー・ストラマー」と、せっかくのプロショット映像を遮るのもお構いなしに表示されます。そんな不思議感が爆発するのが「White Riot」。ここでは画面を覆い尽くす巨大な書き殴り文字で「白い暴動を起こせ」「黒人は力で戦う」「白人が学校で洗脳」「俺たちは臆病者」等々と連発。もう、テロップ自体が叫んでいるのです。日本語テロップだけで妙に長くなってしまいましたが、本作最大の魅力は貴重な日本公演のライヴそのもの。番組枠に沿って約1時間に編集されているのでフルとはほど遠いのですが、その分だけ濃厚。ここで中身を整理しておきましょう。●THE CLASH(2曲)・(White Man) In Hammersmith Palais、White Riot ●GIVE 'EM ENOUGH ROPE(2曲)・Safe European Home、Tommy Gun ●LONDON CALLING(4曲)・London Calling、Brand New Cadillac、Clampdown、Jimmy Jazz ●SANDINISTA!(2曲)・Charlie Don't Surf、Police On My Back ●その他(3曲)・Armagideon Time、This Is Radio Clash、Fujiyama Mama(未発表曲) 『THE CLASH』から『SANDINISTA!』までのベスト・セットとなっていますが、その中で目を引くのが「Fujiyama Mama」。50年代にワンダ・ジャクソンがヒットさせたオールディーズ・カバーなのですが、これを歌うのは女性パンクシンガーのパール・ハーバー。彼女はポール・シムノンの奥方でもあり、来日にも同行。「Fujiyama Mama」は彼女は1981年にシングル・ヒットさせた曲でもあり、THE CLASHにとっては日本公演だけの超貴重なパフォーマンスでもあるのです。たたずまいも、熱すぎるテロップも、貴重な「Fujiyama Mama」も、とにかく1982年の日本でしかあり得ない。パフォーマンス自体も伝説なら、映像編集自体にも猛烈な時代感が吹き出す大傑作映像です。たった一度きりの来日という貴重度もさることながら、それ以上の感動を感慨をくれる1枚。 Live at Nakano Sun-Plaza, Tokyo, Japan 1st February 1982 PRO-SHOT 1. Opening 2. London Calling 3. Safe European Home 4. White Man In Hammersmith Palais 5. Brand New Cadillac 6. Charlie Don't Surf 7. Clampdown 8. This Is Radio Clash 9. Armagideon Time 10. Jimmy Jazz 11. Tommy Gun 12. Fujiyama Mama 13. Police On My Back 14. White Riot Joe Strummer :Vocal & Guitar Mick Jones : Guitar & Vocal Paul Simonon : Bass & Vocal Topper Headon : Drums & Vocal PRO-SHOT COLOUR NTSC Approx. 55min.

Clash,The ザ・クラッシュ/Tokyo,Japan 2.1.1982

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1,630円 (税込)

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